Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

極楽寺(2018年10月27日参拝)

2018年11月22日 | 仏閣
今日は今月一杯やっている浄土宗寺院大公開のお寺を、
幾つか参拝しようと思う。

まずは存在すら知らなかった京田辺市にある極楽寺を目指す。

しかし、進めば進むほど辺鄙な場所をナビは誘導する。

これは相当田舎だと思いながらお寺に近づくと、
段々細い道になっていく。

一応、お寺がある所は集落があるけど、
地元民しか通らない道。

余りに細い道過ぎて泣きそうになる。

めっちゃ細い道なので不安になって車を停め、
徒歩で登り坂を進むと何とかお寺まで行けることを確認。

意を決して進むけど、車一台がやっと通れる道だし、
万が一、対向車が来たら確実に終了の道で不安がいっぱい。


【全景】


苦労してやっと到着。

車はまだ進めるけどフェンスが邪魔で当たりそうになる。(^^;




右側は参拝者の車は進めませんので、
左側の道を進むがこれがまた細いのでヤバかった。(泣)

アルファードとかの大型車だったらコスっていたよ。(^^;



所在地:京都府京田辺市天王大岩41
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:嘉暦年中(1326~1328)
開山:仏念和尚



【縁起】


嘉暦年中(1326~1328)に仏念和尚によって開山、
寛永18年(1641)に第一代生誉上人が中興。

江戸時代に修復された本堂は茅葺の建物であったが老朽化の為、
平成18年(2006)に再建された。

本堂前にある石造塔婆は表面上部に阿弥陀三尊の種子を表し、
正中2年(1325)の年号が刻まれている。

また昭和8年(1933)に国の重要美術文化財に指定された九重石塔がある。

ご本尊に次いで脇本尊は鎌倉時代の快慶の弟子である、
行快の作とされる阿弥陀如来像がある。


【山門】


あれ~、山門が閉まっている。

おかしい。

9時過ぎだから少し早過ぎたのかと確認してみると、
拝観時間は13時半ということが判明。(号泣)

なんたるミス。

自分が情けなくて泣きそうになる。

13時半まで待ってられないし、
もう二度とあの細い道を進むのは嫌なので、
極楽寺の本堂拝観は諦めた。(泣)


【本堂】





【鐘楼堂】



【看板】


夢殿という看板を発見。

何かあるようだから行ってみよう。


【参道】


こ、こ、これは?

荒れてるなぁ。




うわ~、この荒れようは酷い。

本来ならこんな道を進まないけど、
このまま何もしないで帰ったとあっては、
苦労して極楽寺に来たのが無駄になるので進んでみる。

頑張れ自分。


【夢殿】


簡素な門と小さなお堂がありました。

ここも草がボーボーで一切手入れがされていません。

服にひっつき虫が一杯付いて泣きそうになりました。(^^;




これが夢殿らしい。

建物自体はまだ荒れていませんが、
全く手入れされていないのが分かる。





聖徳太子二歳像が安置され、
大黒天の掛け軸がかけられていました。

それにしてもあの荒れようは無いわ~。

聖徳太子も嘆いているよ。


それに寺院公開で本堂開放するなら、
夢殿周辺もきっちり手入れしておくべき。

あれではわざわざ辺鄙なお寺に来てくれた参拝者達に、
余りにも失礼だと思うのは私だけでしょうか。