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毎年恒例の京都非公開文化財特別公開の寺社ですが、
今年は有名どころが多く、参拝したことがある寺社ばかり。
しかし、その中でこれは絶対に参拝したい!と思うお寺があった。
それが臨済宗の光雲寺というお寺です。
以前、哲学の道を歩いた時に見つけたお寺で、
仏殿があまりに立派で参拝したいと思ったが、
普段は非公開で参拝が今まで叶いませんでした。
今回、久しぶりの拝観とあっては冠婚葬祭が無ければ、
例えインフルエンザに罹患しても、
必ず参拝しようと思っていました。(←迷惑)
それが今日、ようやく念願が叶いましたよ。(^^
光雲寺は二代将軍徳川秀忠の娘で後水尾天皇の中宮である、
東福門院和子の菩提寺だとか。
高貴な方の菩提寺が普通にあちらこちらにあるのが京都。
やはり京都の寺院は凄い。
所在地:京都符京都市左京区南禅寺北ノ坊町59
宗派:臨済宗南禅寺派
御本尊:釈迦如来
創建:弘安3年(1280)
開山:大明国師
寺格:塔頭寺院
【縁起】
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臨済宗南禅寺派の境外塔頭。
霊芝山と号す。
開山は南禅寺開山である大明国師(無関普門禅師)で、
弘安3年(1280)の開創である。
もと摂津の四天王寺付近にあったが、寛文4年(1664)後水尾天皇及び、
中宮東福門院が南禅寺の英中禅師に深く帰依され、
当寺をこの地に移して再興された。
御本尊は玄信作の釈迦如来像で、
別に念持仏の伝運慶作の聖観音像を賜って安置した。
歴代皇室の尊崇篤く久邇宮家の菩提所となっている。
仏殿には御本尊の他、左右に迦葉、阿難の仏弟子と東福門院の坐像を安置する。
書院南の庭園は昭和の初め造園家小川治兵衛が作庭。
疏水の水を引き背景の山を借景とした池泉廻遊式の名園である。
加藤清正が朝鮮から伝来した碼碯の手洗鉢が庭の東北隅にあって有名である。
寺の背後には後水尾天皇々女昭子内親王の墓、門前北には久邇宮家の墓がある。
【全景】
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お寺には駐車場がありませんので、
近くの有料駐車場を利用することになります。
【仏殿】
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山門から一歩でも入ると撮影禁止とか。
以前の拝観の時は庭園とか撮影出来ていたのに。
これはいただけない。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/9b/39f38e0d85f189d68d277db87833bbf5.jpg)
境内に一歩でも入ると撮影不可ということでしたので、
外から撮影させてもらった。
【鐘楼堂】
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/5e/a812c01f9a8e79aad427baba41547f2d.jpg)
一通り撮影してから拝観開始。
仏殿は臨済宗らしい内陣でとても素晴らしい空間で、
内陣に入れてとても感動しました。
ここだけで拝観料800円の価値はありましたよ。
あと仏殿の前の庭の他に書院前の庭園が見事で、
撮影出来なかったのが本当に残念でした。
しかし、光雲寺の庭園よりもっと素晴らしいのが、
光雲寺の隣りにある「葵 閑雲庵」という宿泊施設の庭園です。
ここはなかなか一般人が泊まれるような料金では無いので、
宝くじ一等が当たったら泊まりたいと思う。
光雲寺の拝観は書院の中を見て終了。
撮影は出来なかったがまた拝観したいと思うお寺でした。
御朱印は対応されていませんでした。
【哲学の道】
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久しぶりの哲学の道。
哲学の道は桜の時が有名ですが、
紅葉の時も良いらしい。
【遠景】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/31/2f66521310f60c42d34bf92abd9a8680.jpg)
哲学の道から見た光雲寺。
【後水尾天皇皇女 昭子内親王墓】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/71/eea04cf3692ffd1cb0d9b4374ccef292.jpg)
後水尾天皇の第四皇女で母は東福門院。
さて、哲学の道を歩いて次のお寺へ向かいますか。