自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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南画って何だ?!

2008-06-11 | 展覧会
またもや、会期ギリギリで、兵庫県立美術館へ、南画って何だ?!現代の南画――日本のこころと美展に行ってきました。

で、南画って何だ?!って最後までその言葉の説明はないのですよ。


池大雅や与謝蕪村、富岡鉄斎、橋本関雪などの絵を観ていくうちに、いかめしくない、人間くさい日本画っていうイメージがわいてきました。

人がいて、生活があって、色彩もあって、風刺も感じて、自由なタッチの線があります。

展示数は多く、江戸時代から昭和初期にかけての、約70作家、190点の作品が集められていました。


特に、兵庫県にゆかりのある村上華岳水越松南の作品は多数展示されていました。

水越の絵は独創的で特別展入口のタイトルに使われているタヌキ(か?)くんは彼の絵の一部です。


ところで、南画とは?!なんですが、中国山水画の一様式である南宗画に影響を受けて、江戸時代中期に成立した、日本絵画の一派をいう。
んですって。


コメント
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