自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

ドイツ、オーストリアの旅19~ウィーン③

2008-06-14 | 旅・おでかけ
午後のウィ-ンでは美術館、博物館めぐりです。

A:巨大なマリア・テレジア像の向こう側は自然史博物館。こちら側に美術史博物館があります。真ん中にある広場は工事中でした。

B:ツアーの出発日の関係で休館日にあたってしまった世界的名画を多く所蔵している美術史博物館です。開館していたとしても、ゆっくり鑑賞する時間はないスケジュールですから、あきらめがつきました。

C:大規模な複合美術館、ミュージアムクオーターです。
10以上ものモダンな美術館やギャラリー、イベントホールなどが集まっています。

D:私たちのツアーは、MQの中のレオポルド美術館に入りました。


レオポルド美術館はエゴン・シーレのコレクションが有名です。クリムトの「死と生」も展示されていました。

上映中、ほとんど眠ってしまってわけの分からなかった(起きてても分からなかったかも)映画、「クリムト」の最初のシーンには、病院で死の淵をさまようクリムトを見舞う青年が出てくるのですが、彼こそ、エゴン・シーレだったんです。

ごつごつした筆致の自画像をたくさん残しています。スペイン風邪で28歳で亡くなっています。好き嫌いは別として、面白い絵を観ることができました。




A:MQの中庭でくつろぐ人たちです。

B:馬車が似合う街です。糞受け^^のシートがちゃんとついています。

C:新王宮です。どこにでもくつろぐ人^^がいます。

D:花を飾ってあるところが、大統領執務室だそう。


いよいよ、最後の最後。王宮と、併設されたシシィ(エリザベート)博物館の見学です。

王室の家具や調度品が部屋に並べられています。エリザベートの衣装、装身具、美貌を保つために使った体操用具や洗面用品、旅道具、スイスで暗殺された時に使われたナイフなども展示されています。

ナプキンの折り方は口伝で、限られた人しか折れないとか、エリザベートは贅を尽くした生活をしていたのに夫君フランツは穴の開いた下着をはいてたとか、ガイドさんの大事な説明より、ちょっとはずれたことばかり覚えています。


見にくいのですが、見上げる窓に、身長172cm、体重50kg、ウエスト50cmのエリザベートのシルエットです。

午後ガイドについてくれたH田さんは、旅行で訪れたウィーンに魅せられて、日本での生活をたたんで、ウィーンに移住してしまった女性でした。大変な努力を経て、ガイドのの資格をとったそうです。

息継ぎするのも惜しむぐらいにメモも読まず、ずーっと説明し続けてくれました。

いつかまたお会いしたいですねー。Auf Wiedersehen!



コメント
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