自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

モーツァルトが敬愛した年長の友、クリスティアン・バッハ

2008-06-20 | コンサート・音楽・宝塚
6月15日(日) 神戸文化ホール・中ホールで 神戸市演奏協会 第283回公演

曲目は―
C.P.E.バッハ◆6つの交響曲 第4番
W.A.モーツァルト◆ヴァイオリン協奏曲 第5番 「トルコ風」
J.C.バッハ◆6つの交響曲 第6番
W.A.モーツァルト◆交響曲 第25番
ほか
指揮/ゲルハルト・ボッセさん
ヴァイオリン独奏/ロバート・ダヴィドヴィチさん
演奏/神戸市室内合奏団

この日演奏した曲の作曲者のバッハカール・フィリップ・エマニュエル・バッハがJ.S.バッハ(大バッハ)の次男、ヨハン・クリスティアン・バッハは11番目の子どもです。続柄はさて○男^^にあたるのでしょうか。

このクリスティアンはロンドンを仕事の拠点としていて、ロンドンを幼いころ訪ねたモーツァルトに多大な影響を与えたのだそうです。

そして、モーツァルトの25番は映画「アマデウス」のオープニングに使われている曲。なんとモーツァルト17歳の時の作品です。

天才モーツァルトが生まれ、育ち、歩いた街をついこの間歩いたと思うと、また少し身近になりました。
映画のラストの共同墓地には行けなかったんですけどね。

指揮者のボッセさんは今年86歳、現役では世界でも最高齢といっていいマエストロです。日本に居を構え、日本の西洋音楽教育にも大きく貢献してくださっています。

2009年はハイドンの没後200年にあたります。年を重ねるほど、ハイドンが好きになったとおっしゃるボッセさん。
来年のハイドン・イヤーに向けて、バッハの息子たちの曲を取り上げたことも、その一つの前奏なのでしょう。






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