自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

ノシラン、ヤブラン、フイリヤブラン

2008-09-22 | 花・木・実・いきもの・自然
ノシラン、ユリ科です。

この花もちょうど花が咲いているころ、新聞の花のいろいろというコラムで取り上げられていて、花の名前を知りました。


東海以西の海に近い林の中で普通に見られるそうですが、自然の中では見かけたことがありませんでした。

ノシランのノシは熨斗。葉っぱが熨斗の形に似ているのが名前の由来だそうですが、ネットの中に登場しているノシランをチェックしてみると、扁平な茎のほうが平に熨(の)したという表現がぴったりで、それが名前の由来じゃないかと表現している方がいました。

右上の写真はその平べったい茎を写真に撮ったものです。



ヤブラン、ユリ科です。

ノシランほど大きくなりませんが、似たような感じの花です。


葉っぱのふちが白い、フイリヤブランです。家の近くには、ヤブラン、フイリヤブランが今よく咲いています。


フイリヤブラン、ユリ科です。

近づいて見る、一つ一つの小さな花がきれいです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阪急電車(幻冬舎)~有川浩さん

2008-09-21 | 
月に2・3回利用する、阪急甲陽線
阪急神戸線の夙川駅から北に伸びる2.2km、わずか3駅の単線です。

神戸・三宮からも大阪・梅田からも近いのに、ローカル色たっぷりに緑の多い地域をゆっくり走ります。

その甲陽線、昨9/20、終点の甲陽園駅構内で車両が脱線、終日運行がストップしました。約1万3000人が影響を受けたそうなのですが、私もその内の1人でした。事故車に乗っていたわけではありませんけどね。

2.2kmといったら、イザとなったら歩ける距離だし、タクシーやバスもありますから、もともと少ない昼間利用者に殺気立った雰囲気はありません。
駅員さんや代替バスの案内に出ている人も落ち着いていました。

私は別ルートで目的地に向かったので、日ごろ見慣れない道筋の花や、事故車両など、写真に撮りたかったのですが、この日に限ってカメラを忘れました。

こんなとき、ケータイ持ってたらなぁと一瞬だけ思いました。

(この写真は神戸新聞のWebサイトから借用しました)


さて、話は飛びますが、ライトノベル作家―NHKのトップランナーに出演した時、こういう肩書きでした。ご本人も「軽さを武器にしたい」、と言ってました―有川浩さんの『阪急電車』は事故のあった甲陽線の大阪寄り、西宮北口宝塚を結ぶ支線、阪急今津線の8駅が舞台です。

今津線は西宮北口から、阪神電車の今津までもつながっていて、以前は阪急神戸線と平面で交差していました。この本の舞台は今津(北)線の方です。

有川さんの言です。
「電車内には乗客の人数分だけ人生がある。各駅でのエピソードを鎖編みのようにつないだらおもしろいんじゃないか、と。〈阪急〉と銘打ちましたが、普遍的な物語です」

とはいっても、この本の売り上げの6割は関西地区だそうです(3月現在)。

今津線の雰囲気や駅周辺を知っていると、余計おもしろいかもしれませんが、知らなくても、やさしくて、たくましい、女の子たちの物語が往復分16編、充分楽しめます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが~、スベリヒユかぁ

2008-09-20 | 花・木・実・いきもの・自然
毎日読んでいる新聞の朝刊に、花のいろいろという、小さなコラムがあります。

先日、その欄にスベリヒユが取り上げられていました。
どこでも見られるのですが、街なかでもちょっと、管理の滞った花壇の隅なんかに生えてきます。

この写真も歩道橋の端ですから、ほとんど土もないようなところに、ビッシリ一列に生えていたものの一部です。


スベリヒユ、スベリヒユ科です。

つやつやした肉厚の葉っぱに10mmにも満たない黄色い花をつけ、実が熟すと、横にぱかっと裂けて小さな黒い種子が飛び散ります。左端に種子が少し見えていますね。

花は陽射しのある日の午前中だけ咲くんですよ。
やわらかい茎先は食べられるそうです。


ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)、スベリヒユ科です。

スベリヒユと葉っぱや茎がそっくりでしょう?
花がさいていないと、どちらだか分からないほどです。


マツバボタン、スベリヒユ科です。

肉厚の葉っぱですが、松のように細いですね。
でも種子のつき方と、はじけ方はスベリヒユとそっくりですね。


ハゼラン、スベリヒユ科です。

スベリヒユ、ポーチュラカ、マツバボタンはどこか趣が似ているのに、
これもスベリヒユ科だったんですね。

ハゼランは草丈が高くなるし、スベリヒユと違って、午後から咲き始めます。
きっと、見た目^^より、性質^^が似ているんでしょうね。

今日は本家^^スベリヒユさんのもとに、親戚^^さんに集まってもらいました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モーニングトマト

2008-09-19 | 食べもの・飲みもの
トマトが好きでよく食べるのですが、この日のトマトはシールつきでした。

なになに「シールは食べられません」って。
あたりまえじゃん、と思いつつJA茨城旭村のサイトにとんでみました。

ラベル№を入力すると・・・。
モーニングトマトという品種名や生産者の顔写真、収穫日が出てきました。

トレーサビリティ=追跡可能性があるよ、ということね。
作っている人の顔が分かるだけでも少し安心です。

汚染米問題で、太田農水相が辞めることは勝手にしなよ!という気持ちだけれど、白須敏明農水事務次官は辞めたら、かえって楽(らく)させちゃうんじゃないかしら。
ちゃんと解決してから退職金返上して辞めてよねと言いたい気分。

ただの不正とはわけが違います。残留農薬と毒性の強いカビですよ。

話はとぶけれど、米国産牛には「BSE」のほかにも、「ヨーネ病」、「ホルモン剤」という問題があるそうです。

農水省は、国民の食の安全をしっかり守ってちょーだい!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリックスvsソフトバンク 無敗神話くずれる・・・

2008-09-18 | プロ野球・スポーツ
9月17日(水)、スカイマークスタジアムでオリックス・ソフトバンク戦を観てきました。

先発投手、オリックスは4勝負けなしの岸田、ソフトバンクは北京オリンピック後、勝ち星のない杉内です。


この日のお弁当はOSAMU UMASO弁当

和歌山出身の濱中にちなんで、和歌山名物を詰めたお弁当です。
U=梅干し、M=まぐろカツ、A=有田みかん、S=炭火焼き鳥、O=おにぎりなんだって。淡路屋の商品で、おいしくいただきました。




1回の裏、ローズが37号2ランを打って、幸先よいスタートです。
写真でも分かるように、3塁側ソフトバンクの応援席に座りました。
というのも、ダッグアウトの清原を見たいと思ったからです。

ソフトバンクの応援席はかなり力が入っていました。

南海時代からのファンらしきおっちゃんが、
下山~、ここにいないで線路に寝とけ~」(若い人には分からないかも)
「濱中~、甲子園と比べて、入りはどうや~」
「オリンピックで得したのはオリックスだけや~」とやじっていました。



清原は始めのうち、ベンチの真ん中に、バットを支えに、番長のように座っていました。

ソフトバンクの杉内も初回の2点だけで好投。岸田も8回無失点でした。

ところが、なななんと、9回をまかせた加藤が、どうにか9回2死、2ストライクまでとりながら、本多に、3ランを打たれて負けました。

9回裏に清原の出番もなく、あっさり終わりました。


途中細かい雨が降り出したので、席を1塁側の屋根のある席に替えましたが、雨じゃなくても、オリックス側に替えて、勝利の挨拶を見るつもりでした。

今季6回のスカイマーク観戦全勝間違いなしと思っていたのに、うっちゃられました。2―4でオリックスの負け

阪神がナゴヤドームで11―6で勝ったので救われた夜でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尼崎市民公共楽団第23回定期演奏会

2008-09-18 | コンサート・音楽・宝塚
9月15日(月・祝) アルカイックホールで尼崎市民交響楽団 第23回定期演奏会

曲目は―
ヨハン・シュトラウスⅡ世◆喜歌劇〈こうもり〉序曲
ヨハン・シュトラウスⅡ世◆ワルツ「美しく青きドナウ」、「ウィーン気質」、
 「皇帝円舞曲」
シューベルト◆交響曲第8(9)番「グレート」
ほか
指揮/辻 敏治さん


毎年、敬老の日は友人のご主人がチェロで参加している、アマチュアオーケストラの定期演奏会です。

もう身内より多いくらい、何回行ったかなぁ。
自分が、敬老のお祝いをしていただけるくらいまでは、行くことになるかもしれません。

今回は、差し入れを用意したり、ホールの敷地内に咲いていたノシランの写真を明るいうちに撮っとこうなんて、ぐずぐずしているうちに、開演に遅れてしまいました。

遅れたせいで、2階席に案内されたのですが、おかげで演奏が終わった拍手の時に、
写真を撮ってしまいました。なかなか立派な構成でしょう。

アマオケだし、演奏後だし、許してもらうことにしましょう。

前半のウィンナワルツ、少し重たげな3拍子でしたが、
「あゝ、なつかしのウィーンよ」でした。
生演奏のワルツ、聴けてうれしかったです。

シューベルトの8番はベートーヴェンの交響曲に感じが似てると感じました。
ベートーヴェンから強い影響を受け、また尊敬していたのです。

シューベルトは31歳の生涯に、1000曲もの歌曲を作っています。
メロディーを思いついた時にすぐさま五線紙に書き取れるよう、極度の近視だった彼はメガネをかけたまま、眠っていたんですって。

夢がボケて見える人は、メガネをかけたまま、眠ってみたらどうでしょう?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩道の花々

2008-09-17 | 花・木・実・いきもの・自然
真夏の間は敬遠していた、ボランティア花壇のある公園を久し振りに歩いてみました。
とはいっても、この日9/14はまだ残暑が厳しい日でした。

ケイトウ、ヒユ科です。

鶏頭というより、しわしわ脳内といった感じ。
ぎょっとする大きさのケイトウがぼん、ぼん、ぼんと咲いていました。


ギンネム(ギンゴウガン)、マメ科です。
(ネムノキ科という分類もあるようです)

中南米原産の帰化植物。九州・沖縄地方ではよく見かけます。
1年中花が咲いています。


ギンネムの実です。

葉っぱはぎん茶として加工され、売られています。
植物カルシウムが摂取できるのだそう。


ホテイアオイ、ミズアオイ科です。

散歩道では小さな甕のような池のようなところに咲いていましたが繁殖力が強く、世界の外来侵入種ワースト100に入っているそうです。

ワンドを埋め尽くされて、困っているところもありますが、奈良県橿原市の本薬師寺跡周辺では群生が公開されています。


ヒルガオ、ヒルガオ科です。

品種の多いアサガオと違って、シンプルなかたちと、やさしいピンク色をとどめています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)

2008-09-16 | 落 語
9月12日(金) 兵庫公会堂で第164回兵庫区民寄席

演目は―
桂 福矢・・・代書
笑福亭三喬・・・月の群雲
桂 あやめ・・・私はおじさんにならない
桂 春駒・・・地獄八景亡者戯

久し振りに生落語を聞きに行きました。
桂 春駒さんが中心となって、年5回ほど開かれている兵庫区民寄席です。
1回に5席ほど、この日で164回というロングラン寄席なのに、行ったのは初めて。

朝ドラ「ちりとてちん」にはまらなかったら、他区の催しだし、知らないままだったかもしれません。


300ほどの客席は常連さんらしき人でいっぱいです。

開場とほぼ同時に席は埋まり、だ~っと、お弁当を食べ始める人がかなりいて、圧倒されました。

大っぴらではないとしても、口演中に、何か食べる人、飲む人、写真撮る人と、くだけた雰囲気です。

桂 あやめさんは上方女性落語家9人のうちの1人です。彼女を見ると、連続強盗殺人事件の犯人に首を絞められたことを思い出してしまいます。
だから、ちょっとのどを絞めたような発声なんでしょうか・・・んなわけないですね。

「私はおじさんにならない」は働く女性の生態ネタ。
飲み食いの席で、「領収書ください」と店にたのんだら、おじさん道まっしぐらですって。

思い当たるふし、ありませんか?

トリは桂 春駒さんの「地獄八景亡者戯」。通しで1時間を超える大作です。
桂 米朝さんが「東の旅」の一つとして、断片的に語られてきたものを仕立て直したそうです。

最近では米朝さんが演じることはなく、中堅の噺家さんたちが演じることが多いようです。

さすが、噺家歴40年近い春駒さん、大きな身振り手振りで、時事ネタ―事故米のことも、もちろん入ってました―をタップリ交えて、よどみなくサゲまで突っ走りました。

2時間半、眠くなることもなく、楽しめたのですが、私は笑う修業がまだまだ足りないようです。

1人おいて隣りに座っていた母親と30代始めくらいの娘さんが、お腹を折り曲げるように、コロコロと笑うさまを、うらやましくながめたのでした・・・。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベランダもよう

2008-09-15 | 花・木・実・いきもの・自然
ベランダに小さなトマトが転がっていました。

どれだけ小さいかというと、こ~んな。


もう1と月も前から、葉っぱが枯れだして、収穫はあきらめていたのですが、必死に枝にとどまっているのに、引っこ抜くわけにはいきませんでした。

食べてみました。ほんのり、トマトの味がしました。


ヒマワリも大きな―といっても小さかった^^んですが―花が終わったあと、下にあったつぼみから、5cmほどの小さな花が咲きました。

ギューギューに咲いてます。


月見草らしからぬツキミソウも予想外に次々と花をつけてくれています。


ポーチュラカがやっと、初めての花をつけました。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の花壇に鮮やかに咲くヒャクニチソウ、ジニア

2008-09-14 | 花・木・実・いきもの・自然
私が生まれたはるか昔、家の前の小さな花壇にはヒャクニチソウが植えられていました。

花もちがいいので、母が仏さま用にと育てていたのでしょう。
夏の花といえば、ほかにはダリアハナガサギクホウセンカ、少しおくれてケイトウだったかなぁ。


このごろは丈の低い品種がグランドカバーによく使われています。


ヒャクニチソウ(ジニア)、キク科です。




メキシコ原産で、日本には古くから入っています。

花色も豊富です。


高温と日照に強いので、夏の花壇にはぴったりですね。


(8月中旬~9/14の間に撮影した写真です)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする