プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

ライン引き

2013-04-06 00:42:00 | DT-1
 DT1のタンクには1本のラインが有りますがキットにはラインデカールは入っていません、これもシリーズ共通で、自分で手書きするかデカールを作れる人は作るか、又はライン無しにするかしか方法は有りません。

 初回作でどうやってラインを引いたか・・・全く記憶が無いですが、作品を見る限りマスキングを使わずフリーハンドで引いている様に見えます。

 塗装やライン引きには当時カーモデルのモール書きなどで慣れていたので、この程度のラインはそれ程苦労無く書いていたかも知れません。

 でも今はもう目が悪くなった所為かどうもいけません、っと言うよりラインを引く機会が少なく、慣れる事が出来なくなっています。

 幸いTY125では無理やりその機会を作ってタンクに書きましたが10年前の技量には届きませんでした。

 考えると残念で仕方有りませんが、これが老化と言うものなのでしょう。

 今回フリーハンドでは無理と悟り、最初からラインを引きやすくするための工夫をタンク部品に細工しています。



 ラインデカールが入っていない代わりにラインを書きやすくするためか、丁度ラインを書く位置に2本の凸モールドで筋がモールドされています。

 しかし、仕上げの段階でヤスッたりして消えてしまうので結局邪魔なだけのモールドです。

 そこで凸モールドではなく筋彫りならば消える事が無いと思い、凸モールド沿いにカッターで切り込みを入れてみました。

 軽く墨入れをしたところハッキリとラインが出てきたので、これを基準にしてライン引きが出来るかもと思った次第。

 塗装が進んでラインが消えそうになっても、カッターでなぞる様に刃を入れればラインは消えない筈、多分。

 それにしてもこのタンク、結構ヒケが有ったり合いが悪かったりでヤスリの仕事が多そうです。