「あだち」の浮世絵ショールームで実演会が開かれるというのでお友だちと行ってきました。
メジロ駅の近くでランチを済ませ、住宅街の中を10分?歩くとショールームがあります。
すでに椅子が40くらい並べられていて開始時間まで自由に作品を観られます。
私の好きなのは美人画、幽霊画ですが幽霊の作品は扱っていませんでした。
時間前にあだち館長が浮世絵を解説してくださいます。
浮世絵は、浮世絵師 彫り師 刷り師と分業なんですね。
注文主が要望する絵を浮世絵師が描き、それでOKが出たら一番上手な彫りし 刷り師が仕上げて売れるものを作るんですって。
たくさん売れだすとだんだん下のランクの刷り師さんが作るんですって、面白いですね。そんな裏話をたくさん聞けましたよ。
重要なのはお道具です。
和紙は人間国宝 岩野市兵衛氏が一枚一枚手で漉いた越前生漉奉書(福井県越前市)を使います。楮(こうぞ)100%で作られた混ぜ物の無い手漉きの和紙で、特徴としては、楮の長い繊維がやわらかく絡み合っているということがあげられます。
和紙の上に色を付けるのではなく、色を入れていく・・だから職人さんは力いっぱいバレんでこするんですね。だから色を入れてすぐでも他の紙に色がつかないんです。
「これはみないとわからないですよ」って館長さんの言葉。本当ですね。
色を入れる前に版木に水を含ませます。その時に使うブラシは馬の毛です。毛をざくっと切って、一本を3本に分けるのだそうです。それも高度な技術なのだそうですよ。
版木は山桜の木。固くて伸縮が少なく裏表使うそうです。
これまで版木がだめになったことはないそうです。最も震災で焼けてしまったそうですけど(何枚か印刷したら乾燥させるを繰り返すので長く使用できるですって)
実演されたのはこちらの作品
刷り上がった浮世絵は和紙の風合いがとても素敵です。
それぞれが手に取って見せていただきました。
館長さんの「浮世絵は手に取ってみてみるのが一番」の言葉がよくわかりました。
昔からの技術を後世に伝えることが大事だとこの財団を作られたそうです。
かえって早速夫も是非観るようにと勧めました。
誘っていただいてありがとう♪ とっても楽しい一日でした。
●お肉やさんのとんかつ
●サラダ
●ミネストローネ もう三日目。飽きた(笑)
●納豆
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運動 8717歩 5.9km
浮世絵展へいかれたのですね。
解説をうかがうとファンになりますね。
江戸時代の息遣いが聞こえてくるような気がします。
ゆうれいはお好きじゃない?(笑
こわいですもんねー
でも好き(あっはは)
私も以前広島県立美術館で浮世絵お展覧会があり詳しい説明を受けて 浮世絵の魅力にはまってしまいました。
でも幽霊は嫌です(笑)
でもあるのですよね~~怖いのが。。
館長さんの説明 また実演はよくわかってますます浮世絵ファンになりますね。
私は油絵などの絵画の良さがあまりわからないんですよ。
でも浮世絵は昔から好きで。今回はとても興味深いお話が聞けて楽しかったです。
館長さんがオーナー?のあだちさんでした(笑
偶然でしょうか(^^)
貴重な物をみて来られましたね。
様々な工程を実際に見たからこそ
浮世絵の魅力が更に感じられた事と思います