ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

うらやましい、夫婦愛

2007年10月17日 21時32分02秒 | 日常
 先日、黒川紀章さんが亡くなりましたが、そのときの若尾文子さんの談話に涙が出てしまいました。
 最後の会話となった、彼女が「私はいい奥さんじゃなかったかも」と言ったとき、黒川氏が「そんなこと、そんなこと、そんなこと」と言い、さらに「とても好きだったんだから」と言ったとか(その通りではないかもしれませんが)。
 素敵な会話ですよね。

 夫からは彼が病室にいたとしても、絶対にそんな言葉は聞けないでしょう。

 先日も、絶対に物を捨てようとしない彼にあきれて、もう一緒に生活できない!と怒鳴りたくなるほどでした。基本的な価値観とかが余りに違いすぎて、別の生き物と暮らしているようです。それは、お互い様なのかもしれないけれど。
 昨日は、夫が酔っ払ってしまって(いつものことですが)、インターネットで私が彼のHMVの新メンバーズカードをネット上でも使えるようにして、彼がほしかったというDVDを注文し、さて支払いは彼のクレジットカードで、と名義と番号を入力し、期限を聞いて打ち込もうとしたとき、あれ?と、手が止まりました。彼のカードの期限は07年7月だったのです。もう、びっくりしました。絶対に新しいカードが5月か6月頃には届いていたはず、どうしたの?と聞いても、よくわからないという始末。いくら物を捨てないからって、無効のクレジットカードを後生大事に持っているなんて、もってのほかです。もう、あきれて、仕方なく、今回だけは私のカードで支払うことにしました。
 翌日、カード会社に再発行をお願いするからとカードを預かりました。夫の紙袋も探してみようと、ちょっと封書の束を覗いて見たら、ありました!新しいカードの入っている封書が。開封せずにそのままなんですもの、もうびっくりです。

 無用なものは必ず捨てること。本当、ちゃんとしてほしいものです。私は彼の目の前で、無効になったクレジットカードにはさみを入れました。

 それでも今朝は昨夜のことはころっと忘れたようで、私の不燃ごみの捨て方がわるいのどうのって、怒って直していました。私は、有料ゴミ袋だから絶対に袋を増やさないでと念を押しました。きれい、汚いよりも、平均的にできて早いほうがいいと私は主張したんです。仕事だって、そういうものじゃないでしょうか。我家のゴミ問題も、かなり深刻です。
コメント
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