ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

世界はこうして「いじめ」と闘う

2007年10月28日 19時02分17秒 | 社会

 昨夜、つい夜更かししてテレビを見ていました。というのも、寝ようと思っていたらとても興味深い番組が再放送されていて、見入ってしまったからです。
 NHKのBSドキュメンタリー「世界はこうしていじめと闘う」という、カナダ、アメリカ、韓国の3つのシリーズを再放送していました。
 実は、私も子供のころ、いじめにあったこともあり、ついつい、見てしまいました。カナダの学校が舞台でした。まだ残っているNHKの番組説明を、以下に引用させてもらいます(番組終了後、すぐに消えてしまうので)。

 
世界はこうしていじめと闘う

1.カナダ「大人たちよ 逃げるな〜カナダ・いじめ防止プログラム〜」
“いじめ”が大きな問題となっているのは日本だけではありません。各国の調査によれば、オーストラリアでは6人に1人、カナダやアメリカでは4人に1人がいじめられた経験を持つという結果が出ています。そうした中、世界で注目を集めている防止策があります。「オルヴェーズ“いじめ”防止プログラム」。80年代にノルウェーで考案され、25年にわたって改良が加えられてきたプログラムで、いじめの発生率を7割少なくしたという実績があります。現在、カナダやイギリスなど世界12カ国で導入されています。
世界で最も普及し、信頼されているこのプログラムの鍵は、子どもではなく大人たち。大人が“いじめ”を予防し、起きたときには逃げずに向き合い、解決のすべての責任を取るというのが特徴で、“いじめ”を具体的に定義し、それに対して大人が取るべき行動が、言葉使いのひとつひとつにいたるまで詳しく定められています。
番組では、去年プログラムを導入したカナダ・アルバータ州の小さな町の小学校に焦点をあて、大人たちの“いじめ”撲滅をめざした取り組みを追い、世界共通マニュアルと言われるプログラムの可能性を探ります。

 という内容の、見ごたえのある番組でした。
 大人たちが真剣に子供に向かうことで、少しでも解決の糸口がつかめるのかもしれません。とにかく、いじめにあった生徒に、校長や担任が心から謝るその態度が素晴らしいです。子供は平等に、学校生活を楽しむ権利があるのです。それを奪ったことに対する謝罪。それだけでもいじめにあった生徒は、救われると思います。

 夫の職場のように、大人同士でも、いじめは存在するのです。でも、弱いものいじめは絶対によくないし、それをなくさなくてはならない(夫は弱いのか?よくわからないけれど)。

 いじめにあった子を保護するのは大事なことだと思います。カナダの取り組みは、日本にもなんとか導入できないのでしょうか?大人が素直に謝る、せめてそれだけでも見習ってほしいです。

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秋の味覚!ぎんなん

2007年10月28日 17時35分45秒 | 食に関して
 うれしい季節になりました。新酒はもちろん、食材は充実する季節(秋の味覚!)でうれしい限り。先日、日野のパワーラークスに夫と車ででかけ、安く売っていたぎんなんを買いました。我家では初物です。
 夫はまだ先でいいと言っていたのですが、密閉されていたので気になり、先日、中身を開けてみました。やっぱりです、少しぎんなんの殻がかびているものも出てきていたんです。こりゃいかん!と、慌てて、少しずつ茹でて、袋に入れて冷凍するようにしました。それがこの写真です。
 そして、その日の夜、二人でつまみに食べる分だけ残して、茹でるよりも緑色をきれいに出すにはどうしたらいいのか、いろいろ思案しました。
 近所の料理屋の「あじなお」では、たぶん、油で揚げて塩を振ったんだと思います。いろが鮮やかで本当にきれいでおいしかったです。
 さすがに、たった8粒のために揚げるのも面倒で、生前の父がぎんなん大好きだったのを思い出し、彼の方法で食べることにしました。
 父は、ふた付きのレンジ専用のプラスチック容器を持っていましたが、我家にはそれがないので、クレハのレンジ専用ザル付き容器でやってみました。まず、殻を(うちでは)ペンチで割り、そのまま容器に入れて少しだけ水をかけ、そしてチンすること1分、途中でパンパン爆発するので、恐ろしくなって途中で取り出しちゃいました。
 容器の中から殻つきぎんなんを取り出し、熱いのをがまんして殻を剥き、薄皮も取ります。するとどうでしょう、ちょっと破裂したのもありましたが、見事な緑色!!まるでエメラルドみたいです。
 夫も大喜びで日本酒のつまみにしていました。

 今日は、彼は休日出勤。彼はもうあきらめて、おとなしく黙々と仕事をこなすだけだと言っていました。私は夫のいない休日、ユーミンの昔のCD(1978~1989のLPをセットでCD化したものです)を延々とかけて聴いています。楽しいなーーー!?
 彼女は、天才だと思います。現代作曲家で歴史に残るのは、ビートルズとユーミンではないかと思います。彼女の曲の旋律、すごいですよ。おー、大好きな「帰愁」がはじまりました!八王子が生んだ天才ミュージシャンだもんね・・(お国自慢?)。
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