実はこのフジテレビのドラマ、最初から見ていたわけではないのです。どうも気になって、後半を再放送や録画で見ていたのです。重いテーマながら、よくがんばりましたね!DVと性同一障害、セックス恐怖症などなど。
簡単につながっているようでいて、それぞれ孤独を抱えて闇を持っているのは、老いも若きも同じなのかもしれません。
このテーマで、初回からぐんぐんと視聴率が伸び、これだけの作品を仕上げたキャストやスタッフはすごいですね。DVのシーンは、本当に恐ろしくなるほどです。
最終回を見終わって、ほっとしました。それは、救いのあるラストだったから。
のだめカンタービレでコミカルに演じていた上野樹里や瑛太、水川あさみは、シリアスな役を演じきっていたし、なんといっても、のだめの印象が強かった上野樹里の成長が素晴らしいです。今後の彼女の活躍に期待します。
来週は特別編があるそうです。実に愉快ですね、すっかり、キムタクのチェンジを凌駕してますもの。
昨日の夜、NHKスペシャルで、あの秋葉原の事件を起こした加藤智大をテーマに放送していました。彼の境遇と、派遣の現状。確かにああいう無差別殺人は絶対に許せないけれど、孤独に追い詰められ希望を失っていく様は他人事ではないと感じた若者がたくさんいたそうです。
官僚なんて財団を渡り歩いて数億円もの退職金を得るというオヤジがいる一方で、毎日の生活もギリギリの若者がいる、この現状は本当に許せません。今朝の朝日新聞のBeでは、ビル・ゲイツが引退後に慈善事業に力を入れるとのことでした。アメリカでは、資産家が慈善活動に私財を投じるのは当たり前なのに、日本人はなんという体たらくでしょうか。自分さえよければ、という金持ちばかりでしょう。ゴッホの絵を棺おけに入れてくれという富豪までいたというから、本当にひどい国民ですよ。
霞ヶ関の裏金20兆円を使えば、もっと世の中がよくなるんじゃないですか?若者のために、もっと金を使いなさいよ、裕福なオヤジたち!特に官僚上がりと金のある政治家!!