今日の午前中は、大手保険会社2社の担当のスタッフが、立て続けに手続きに来ました。
夫が入っていた年金保険が死亡したため、死亡給付金となったわけですが、それをそのまま同じような個人年金にしてもらうようにしたのです。彼女は、銀行ではちょっと多い金額が振り込まれるとすぐに連絡があるから気を付けてと言っていました。
今どきは、なんでもPC端末でてきてしまうんですね。新しい契約も、ノートPCのような保険員が持参する端末で、ペンタッチで簡単に契約確認ができるのです。さらに携帯のテレビ電話で内勤スタッフの確認ができるというのもすごい・・。約款も、以前は辞書のような分厚いものが渡されましたが今は電子化でそんなかさばる物はいらない。世の中、変わったんだなーと実感しました。
案の定、彼女が帰った後に、メインバンクから電話がありました。ちょっと置いただけなので、と営業を断りました。銀行とかそういう種の業界って、他人のふんどしで相撲とっているようなものですよね。いい職業とは思えない。
今どき、銀行の利率で何ができるの?と思います。普通預金に入れるのは、単に安全のため。今回、私は夫の死ということで、少しまとまったお金が入るのですが、それは銀行ではなく、保険会社の貯蓄としての商品に変えたほうがずっとお得・・・と思いました。でも、保険受取人が姉になってしまったので、もしかして、殺意を抱かれて火曜サスペンス、なんてことには、なるわけないですね。ドラマ1本だって取れないくらいの少額ですもの。
お金は、父方の祖父が「化け物」だといっていました。確かに、人を狂わす化け物にちがいないです。いかに有効に使うか、永遠の課題ですよね。
夫があんなに使ってしまったお金。本当は、使ったという実感もなかったんだと思います。だから、お金は怖いんです。人を麻痺させてしまいます。持てば持つだけ、苦労も絶えないものでしょう。
物も、お金も持たないでいかに幸せに生活するか、これは非常に興味深い課題だと思います。がんばろうっと!