ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

酔っ払いだぜ?

2012年07月08日 23時56分06秒 | 日常

 遅番帰宅後、大好きなイサンを見ようとしたら、今夜はウィンブルドンでなし!がっかりです。あわてて入浴済ませたのに。

 数日前に開けたコノスルのメルローの残りを、ミートソースショートパスタの昼の残りにチーズをのせてグラタンっぽくしたものをおかずに飲みました。けっこう、いけるじゃん!

 ご機嫌ですね。好きなものを食べて好きなものを飲む。

 さて、秋の樹木葬の計画を考えています。夫はいいよね、大好きな飼い猫と一緒に葬られる。私はどうなるのでしょうか。

 お寺で讃美歌を歌うわけにはいかないので、ほかの方法で(といっても、親は別にして彼は無宗教だと言っていましたから)、彼の望むようなカタチにしたいと思っています。

 中学の音楽の時間に、彼はモーツァルトのフィガロの結婚の「恋とはどんな・・・」というのをテストで歌ったそうです。もちろん、ドイツ語で。これって、面白いかも、。ドイツ語の歌詞を配ってみんなに歌ってもらおうかしら。それと、彼が好きだと言っていた、ワーグナーの「タンホイザー」の夕星の歌、この二つを埋葬の時に歌おうかしら。でも、けっこう、難しそうです。

 彼だって、そんなに歌は上手じゃなかった。でも、結婚してから淡野弓子さんの合唱基礎講座、いっしょに受けたけれど私が聴講生で夫は正規受講生。ショックでしたね。

 中目黒の教会で練習していましたっけ。懐かしいなー。その彼女のシュッツ合唱団の付属のバッハコンサオートというオーケストラのオーボエ奏者が、私の上司だったのです。偶然ですよね。それ以降は、上司からチケットもらって、夫婦でせっせとシュッツ合唱団のコンサートを聴きまくっていましたっけ。その上司とも、念願のバッハのドッペルを合わせてもらえて、幸せでした(私がヴァイオリンです)。

 彼と結婚したから、クラシックの世界も広がり、食べることにも興味がわき、楽しい時間を一緒に過ごせたんですね。まあ、楽しいだけじゃなかったけれど。でも、おおむね、そう、おおむね、楽しい結婚生活でした。おいしいもの作ってくれて、おいしいもの食べに連れて行ってくれて。

 さて、明日はまた、古本屋さんと待ち合わせ。はたして、夫と父の書籍は、どれくらいの価値があるのでしょうか?プライス、オープン!!は、まだ先ですね。買ったということは、そのお金を使い果たしたってことなんですよ。だから、わずかなお金しか戻ってこなくても、ほかの人が読んでくれるだけでも幸せだと思うしかないですね。

 これから、電子書籍も出てくる世の中です。本の未来は厳しい!

 でもね、本は、ページをめくる、その楽しさがないとつまらないものですよ。指でさーっさーっとすることを、誰もばかばかしいと思わないのが、不思議です。

 私は音楽をダウンロードする気もないし、指でさーっとめくることもしたくない。

 便利ということで失うものは大きいのに。アナログの何が悪いの?デジタルなんか、大嫌い!酔っ払いの苦言かな。明日は運転しなくちゃならないから、もう寝ます。おやすみなさい。

 

 

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獺祭の酒ケーキ

2012年07月08日 14時44分29秒 | 日常

 先日のブログで獺祭の旭酒造さんからコメントをいただき、さらに、贈り物までいただいちゃいました!

 酒ケーキと酒粕石けんです。すごいっ!

 酒ケーキは、火曜日に叔父夫婦が来るので、そのときにいただきます。まずは、外観のみ。

 ありがとうございました!

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本、不思議な世界

2012年07月08日 10時03分52秒 | 日常

 食と酒、クラシック音楽に最後は本が共通項だったのでしょうか。とはいえ、私はそれほど本は買わず、なるべく図書館で借りていました。ところが、夫はほしいと思った本をせっせと買い込み、コレクションしていました。本棚がないのに!ペットボトルの段ボールにたくさん詰め込んでいました。

 高架下の貸倉庫には、特注のような、文庫本がぎっしり入る段ボールにたくさん入れて保管してありました。おそらく、今の住まいではなく、賃貸団地暮らしのときからのもの。柳田國男全集を文庫で買っていた時に、いつ読むの?と聞いたことがありました。晩年だというのですが、それに対して、私は「長い晩年だね」と言いました。ところが、晩年には、読みませんでしたよ、おい、どうするの?

 そんな、まずは貸倉庫にある本の山を古本屋に依頼して取りに来てもらったのが昨日の午前中。ところが、車に乗りきらず、また明日も来ることに。それでも、雑多な本にお店の人はとても面白がっていました。雑誌も、夫がずっと買っていたdancyuは引き取ってもらえるんですって。この前、少し雑誌雑紙で出しちゃったよー!映画のパンフも楽譜もOK!そりゃ、すそ野が広く感謝感激。

 大事だからと取っておいても、本は二度読みはなかなかしません。彼を本を読み切るほど、私の老後は長くないと思います。本の虫だったのかな、彼は。それを言うなら、酒の虫。もったいないと思うのなら、再利用してもらうほうがまし。

 さて、CDだって、苦労して買ったものがたいして売れないものだとか。こちらは、地道に整理して自分で売るかなと思っています。

 そうそう、昨日の段ボール箱の中に、私の卒論も紛れ込んでいたのです。もうびっくり!恥ずかしいったらありゃしない。30年も前の、冷や汗の結晶。あのj頃、こういう人生を送るなんて予想だにしなかった。夫の高校の卒業アルバムを初めて見ました。たぶん、そのころの彼とは恋愛しなかっただろうなと思った・・・。

 人生は不思議ですね。

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