ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

飛蚊症に悩む

2014年09月13日 23時44分51秒 | 日常

 そうそう、慣れるものではありません。黒い輪が、目の前にいつも現れ、それがぽにょぽにょとついてくるのですから。

 こんなに目障りなものはありません。どうしたらいいのでしょうか。たらしいコンタクトレンズは、前のよりよく見えるのですが、飛蚊もとんでもなくよく見えるのです。

 つまり、眼球の内部に浮遊しているものが、視界に出てくるので、外の世界と、体の内部の世界が同時に見えるという、本当に不思議な感覚に襲われます。

 体の内側にひっくり返るという感じなのかな。昔読んだ、ブラッドベリの火星年代記の中にあった話を思い出します。自分の体が、徐々に宇宙人に乗っ取られていく話に似ているんです。

 じっと浮遊物を追いかけていくと、自分の目が、自分の体の内部に入ってしまうのでは?

 この嫌な感じは、死ぬまで続くのでしょうか。

 気にする人と気にしない人がいる。これは、鈍感と敏感というだけではすまないような気がします。子供のころから目が悪かったから、高齢者になる前に飛蚊症になってしまう要因なのかもしれません。目は、昔の人より今の人の方が、使いすぎているんでしょう。PCに向かっているだけでも、相当なダメージを受けているんでしょうね。

 国も何もない縄文時代に、もぐりこんでみたい。裸眼では私は生活できないかもしれませんが、五感を働かせて、感覚だけて生活するという世界に、なんだかあこがれてしまいます。便利になったことで、本当に大切な感覚を、人間は失っているのではないでしょうか。まあ、縄文時代、女性は50代まで生きていられたか。何より、、子供を産まない女性が、50代まで生きることが許されたか、どうなのでしょうね。

 

 

コメント (2)
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