昨日、テレビでこの映画を見ました。結婚したすぐの頃だと思います、封切が1984年だから。夫と二人で見た映画でした。とても印象に残っています。この映画の世界が大好きで、それからずっと宮崎駿監督の映画を見てきました。
この原作は、宮崎駿がアニメージュに連載していた長編アニメです。元の話は、とんでもなく長いものです。夫が勝ってきていて、じっくり読んだことがありました。映画は、ほんのその一部の話です。それでも、本当に奥が深い話で、30年以上前の話なのに、今に通じる示唆に富んだ内容です。巨神兵というのは、おそらく、核兵器だと思います。巨神兵が焼き尽くした地球の、その後の世界は、人間は巨大な虫の隙間でようやく生きているようなもので、腐海という世界が存在しています。それって、核兵器の放射能汚染による後輩の世界ではと思います。
放射能汚染というものを暗に表現したものだと思うのは、私だけでしょうか?
福島の原発事故の今、まだまだ復興していません。まだまだ、放射能汚染で住み慣れた土地に戻れない人たちがいます。
悲しい現実です。
復興を世界に表現しようとオリンピックを誘致したのでしょうけれど、復興がまだまだなのに、建築機材の高騰をさらにひどくするようなことして、それでいいのでしょうか?このままでは、どんどん予算も高騰するけれど、それ以上に、復興予算だって、高くなってしまうことに、オリンピックを誘致した人たちは、何も後悔はしないのでしょうか?
日本人は、パフォーマンス人間ばかりなのかしらね。ヤダナ~!
おっと、また話がそれましたが、この「風の谷のナウシカ」は、素晴らしい名作です。私は、どんな作品よりもこれが一番好き!これを見た衝撃は、忘れられません。