ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

風の谷のナウシカ

2017年01月14日 22時36分42秒 | 映画

 昨日、テレビでこの映画を見ました。結婚したすぐの頃だと思います、封切が1984年だから。夫と二人で見た映画でした。とても印象に残っています。この映画の世界が大好きで、それからずっと宮崎駿監督の映画を見てきました。

 この原作は、宮崎駿がアニメージュに連載していた長編アニメです。元の話は、とんでもなく長いものです。夫が勝ってきていて、じっくり読んだことがありました。映画は、ほんのその一部の話です。それでも、本当に奥が深い話で、30年以上前の話なのに、今に通じる示唆に富んだ内容です。巨神兵というのは、おそらく、核兵器だと思います。巨神兵が焼き尽くした地球の、その後の世界は、人間は巨大な虫の隙間でようやく生きているようなもので、腐海という世界が存在しています。それって、核兵器の放射能汚染による後輩の世界ではと思います。

 放射能汚染というものを暗に表現したものだと思うのは、私だけでしょうか?

 福島の原発事故の今、まだまだ復興していません。まだまだ、放射能汚染で住み慣れた土地に戻れない人たちがいます。

 悲しい現実です。

 復興を世界に表現しようとオリンピックを誘致したのでしょうけれど、復興がまだまだなのに、建築機材の高騰をさらにひどくするようなことして、それでいいのでしょうか?このままでは、どんどん予算も高騰するけれど、それ以上に、復興予算だって、高くなってしまうことに、オリンピックを誘致した人たちは、何も後悔はしないのでしょうか?

 日本人は、パフォーマンス人間ばかりなのかしらね。ヤダナ~!

 おっと、また話がそれましたが、この「風の谷のナウシカ」は、素晴らしい名作です。私は、どんな作品よりもこれが一番好き!これを見た衝撃は、忘れられません。

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オバマケア

2017年01月14日 15時23分08秒 | 社会

 日本では当たり前の健康保険制度、アメリカにはなかったのです。それに、救急車を呼ぶのも有料だそうで、怖い国です。つまりは、医療を受けるにはお金がなくてはだめという国。それをなんとかしようと、頑張って作ったオバマケア、もちろん問題もありましたが、これから改善していけば理想的なものになるんじゃないかと私も喜んでいましたが、トランプさんが大統領になれば、廃止だとのこと。ひどい話です。

 つまり、私たちが医者に行って、健康保険証を見せれば3割自己負担のところ、つまりは全額自己負担という世界です。それでも、病院経営は難しい。破産することもあるんです。かつて、医療事務を勉強した時に、いろんな点数の計算を習いましたが、とても複雑な制度でした。でも、何とか機能しているのだから、アメリカよりましです。 

 貧しいことは、自己責任なのでしょうか?お金儲けだけ考えるのが、政治家なのでしょうか?私はトランプ次期大統領に非常に恐怖を覚えます。そもそも、怒ってばかりいる人って、不安になりませんか?あ、私のことかな?

 つくづく、今、アメリカに生まれていなくてよかったと思います。フェンスの向こうのアメリカ、近いけどね。ああ、早くかかりつけ医を見つけなきゃ!

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豊洲は東京ガスの工場跡地

2017年01月14日 14時54分03秒 | 社会

 有害物質の汚染土壌ということがわかっていながら、東京ガスの跡地を東京都が購入し、信じられないことに、食料衛生関係では相当神経を使わなくてはならないはずの築地市場の移転先に決めたというのが、信じられません。これって、すべて、食料に無神経な男性官僚や役員たちが決めたんじゃないの??生活意識の本当に薄い男性が、とにかく早く片付けようなんて考えるから、本当にどうしようもない結果に貼っているんじゃないかしら。いっそのこと、女性活躍なんていうのなら、すべての省庁の管理職3割を女性にして、特に食料関係には大幅に増やすことが必要なんじゃないでしょうか。

 全く、あんなところに築地市場を移すなんて、ありえないです。土地活用というよりも、汚染土壌を隠すためだったんじゃないでしょうか?これって、ごまかして今がよければの体質、日本人男性のやり方ですよ。ばからしい!

 残念ながら、長いこと女性は、表に出してもらえませんでした。男女同権なのにです。家庭に押し込めていればいいという考えがいまだに残っていますが、その結果の今の状況でしょう。女子は能力が低いからと賃金の差をつけて、せいぜいがパート労働にだけ使い、人件費を抑える。非正規雇用も同じようなものです。

 すべての男女が働きやすい労働環境にするには、非正規も正規も関係なく、すべての労働者の社会保険料を会社も半分負担し、労働者の生活の保障を図ることが大事なのではないでしょうか。残業なしの、専業主婦もなくして、みなが好きなように働く、そうなればいいのに。格差をなくすために、議員報酬を見直すこと。先決でしょ?

 戦後も日本にはしばらく、公娼というのがありました。つまり、戦後も「慰安婦」は存在したのですよ。そして、問題の従軍慰安婦ですが、軍主導というこの制度は、ほかの国ではなかったけれど、戦前、朝鮮半島は日本の植民地でした。ということは、同じ国だったのです。儒教思想が強いあの国では、とても耐えられなかったことでしょう。でも、日本という国は実にその辺は、おおらかだったようです。もし、国主導で植民地での補償を認めたら、それこそ、大英帝国やフランスでも、問題になることがたくさんあるんじゃないでしょうか?日本ほどの非人道的な行為はなかったとは思いますが。でも、欧米各国も、脛に傷あるんじゃないでしょうか。

 戦後の引揚者の「特殊婦人相談所」は、各地で被害にあった女性の堕胎を行っていたそうです。どなたかが、ソ連人との混血がいないと言っていたそうですが、こういうことだったのです。

 常に、女性は戦争の被害者になりうるのです。戦った男たちはそれで満足かもしれないけれど、どれだけの女性が犠牲になったか、ご存知でしょうか?想像するだけで吐き気がしますね。この国には、男の屑が多すぎる。

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