今夜、玉木宏が案内役のBSプレミアムで放送される番組を楽しみにしています。テーマは、近衛秀麿という指揮者。実は、2年前の夏、BS1で「戦火のマエストロ 近衛秀麿」という番組を録画していました。久しぶりにそれを見たら、もう最初から涙、涙で鼻水たらし、ひどい状態になってしまいました。病み上がり状態の感激ドキュメントでした。近衛秀麿役を演じたのは、「本多章一」という俳優。
玉木宏が近衛秀麿の謎を追うというのも、おもしろいです。彼は、のだめの「ちあき」ですからね!
戦争は二度と起こしてはならないものです。そして、戦争でなくても、民族や宗教、人種で差別するなんて、絶対に許せないことです。ユダヤ人迫害がどんなにひどかったか、想像を絶しています。そんなドイツと同盟を組んでいた日本もひどい。でも、だからこそ、近衛秀麿が裏でユダヤ人亡命を手助けすることができたんですけど。
敗戦記念日の8月15日に、地元の松林分館で、シベリア抑留体験談があります。講演してくださる方は92歳だそうです。しっかり聞いて来ようと思います。
もう、手遅れになるかもしれないけれど、今だからこそ、体験した方言してほしいです。二度と戦争を起こさないために。私の父も母も亡くなってしまいましたが、東京大空襲の話を母は生前、よく話してくれました。文字に残しておけばよかった!
命より大切なものなんかないから。誰も、人の命を奪うことはできないはずです。お願いです、どうか、その戦争での体験を後世に残してください。そうでないと、また同じことをしてしまうかもしれないのです。政治家の人たちは、本当に人の命を大切に思っているのか、私は信用できなくて。いつまた同じように独裁者になるかもしれません。国が戦争を起こすと私たちがどうなるのかを、体験した人たちはどうか、証言を残してください。