ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

追悼 ショーン・コネリー

2020年11月02日 17時01分43秒 | 映画

 実は私は007のショーン・コネリーをあまり知りませんでした。彼を大好きになったのは、映画「薔薇の名前」のウイリアム修道士を演じたからです。本当にあの映画は素晴らしかった。今も大好きです。知の探究心そのものです。追悼文にはあまりこの映画のことが書かれていないのが、残念でなりません。

 迷宮のような図書館が焼け落ちる時、どうしても焼かれてはならないと決死で何冊かの本を持ち出し、命からがら脱出した彼の姿は、本好きの研究者そのものです。今問題になっている日本学術会議の研究者そのものじゃないですか。知的好奇心、それは誰にも止められないものです。

 あの役で、彼の渋い一面が生かされたと思います。スコットランドの星でしたよね。ご冥福を祈ります。素敵な映画をありがとう。

 そういえば、秋の褒章で名前が載っていた脚本家の井上由美子さん。彼女の代表作に、私が大好きなドラマが載っていなかったのです。それは「きらきらひかる」。あれ以来、井上由美子さんに注目していました。あのドラマ、素晴らしかったです。

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