ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

昨日の朝日俳壇

2019年09月16日 14時01分02秒 | 俳句

 心に引っかかったのは、以下の句です。

長谷川櫂選

蛆を喰ひ蛆に喰はれし話など      高萩市 小林紀彦

 

大串章選

赤紙や骨の散らばる天の川       我孫子市 岡村英

アテルイも牛若丸も秋祭        久慈市  和城弘志

 

 9月になっても、まだ8月の敗戦忌を思い浮かべる句がありますね。蛆(うじ)が、夏の季語だとは、知りませんでしたが。これも、おそらく南洋の激戦地での体験ではないでしょうか。どうか、証言をぜひ、残してほしいと思います。

 月一で地元図書館で、奥の細道を古文書で読む講義を受けています。ちょうど、平泉のところで、義経に思いがあって、最後の句を選びました。

 最近は句が読めなくて、悲しいです。忙しくて、いい言葉が降りてこないのです。でも、俳句を辞めるつもりはないので、時間をかけて(周りは私よりも年長者ばかりですから)少しずつ前に進んでいかれればいいと思います。まあ、蝸牛ですね。

ヴーヴとは寡婦のことなり蝸牛

 これは自作です。ヴーヴクリコというシャンパンは、未亡人クリコという意味だから。未亡人暦7年になりました。

 関東はだいぶ涼しくなりました。名古屋は今日も34℃くらいとか、非情な残暑です。来週あたり、健康診断結果を聞きにいかなくちゃ。指の粘液脳腫が、ちょっと辛くなってきました。まさか、手にできるとは・・。体調管理、しっかりしなくては。そうそう、明日は新しい保険証が届く予定です(再配達になっちゃったので)。健康でいることが、節税になりますものね。がんばらねば・・。

 

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