ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

朝日歌壇12月25日

2022年12月26日 23時00分07秒 | 短歌

佐佐木幸綱選

ボケて名を思いだせないだけなのに旧友あわててマスクを下げる  大阪市 木村彰子

 名前って、なかなか思い出せないものですよね。わかっているけれど、名前がでてこない、このもどかしさは最近よく感じています。

高野公彦選

聞く力聞いてる振りをする力聞くだけ聞いて忘れる力      市川市 末長正義

大臣も国会議員も仕事中居眠ることができる生業(なりわい)  観音寺市 篠原俊則

 一首目、聞くというだけでこんなに種類があるものですね。二首目も、似たような感じでしょうか。議員ときたら、居眠りばかりしてお金貰って、こんなんでいいのかって思います。

永田和宏選

来世でも一緒になろうと約束の夫よトイレの電気は消して    酒田市 富田光子

 そういう人と、来世でもいっしょになれるとしたら、富田さんはとても心が広いお方。来世は来世の風が吹く、ですからね。

馬場あき子選

思い出の放課後はいつも茜色からんと落ちる高跳びのバー    松阪市 こやまはつみ

 夕方の茜色、教室の窓・・・、ああ、谷山浩子の歌を歌ってしまいそう。懐かしい思い出は茜色、ですね。

 

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2 コメント

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居眠り政治家 (笛吹ワイフ)
2022-12-28 23:15:56
年寄が多すぎ。体力が伴わなくなったら、別の仕事に就くべきです。
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年寄りだけじゃなく (黒二毛(管理人))
2022-12-29 14:12:02
それ以外でも、とんでも政治家、いますよねえ。この国はどうなっちゃうのでしょうか。怖ろしいです。
返信する

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