タクシーを降りたところをスタート地点とし、マイカーを停めた駐車場まで時間を気にせず戻るのが僕らのスタイル。
歌を歌いながら歩いていると犬に吠えられ、その犬が女房ギリギリまで綱が伸びてきたので、のけ反って逃げました。
『おー、久しぶりに犬に追いかけられたよー』
っていうことは、昔よく追いかけられていたんだな?
女房は日傘を装備してきました。
どうしても日焼けしたくないようです。
その日傘は、山道に入り木陰になると僕のザックに差し込まれます。
まるで『映画/裸の大将』のようになります。
山道に入ると、腰の具合を気にするようになりました。
『痛いの?』
『まだ大丈夫』
『効くまでに30分かかるから早めに飲んだ方がいいよ』
『じゃ飲んどくね』
ロキソニンを一錠放り込みます。
『効いたー』
あほ。そんな早く効くか(笑)
歩きながら色々と目に付くらしく、トカゲを見つけてみたり、植物の新芽をみつけて『若いっていいねぇ』と言ってみたりします。
小学生のときは登下校にすごく時間がかかったらしく、道草の名手だったようです。
ここでいきなり『熊にあったらどうしょう…』と。
ここにいるかそんなもん。
林道の木陰はとても気持ちよいのですが、なぜか僕にだけ小さな虫がまとわりつきます。
女房には一匹も付かないのになんで?
そこで女房の一言
『金持ちの匂いがするんだ』
… ガクっ
あまりにも鬱陶しいので、仕方なくネットを被りました。
少しは快適ですが、林道が終わるまで虫がいなくなることはありませんでした。
山の中にはいくつか看板が立っていました。
『ゴミだけど分けて捨てればリサイクル』
地元の小学校1年生の作品だそうです。
これを見て2人で『ふ~ん1年生なのにすごいね』と絶賛しました。
コースは林道から住宅地へと入って行きます。
立派な瓦屋根の古い建物が目立ちました。
最後の最後で富谷山への登りが待っています。
ここは古い石段で埋めつくされていました。
階段に取りつく前に、地べたに腰を下ろしておにぎりを食べます。
こんなところでというのがまた良いのです。
さて、行きますか。
最後の登り。
階段の数を数えろと女房が言います。
激しい息づかいとともに登って行きます。
そんなに苦しい?
僕は心拍変わらずでした。
階段の数は、およそ450段でした。
門まで上がって座り込みます。
『写真撮るポイントはどこ?』
『この上の三重の塔だよ』
『えーっ!この上あるの?マジか』
あとほんの少しに見えますけど…
それが地獄のお仕置きのように見えるらしいです。
なんとか登り切ってコースポイントの写真を撮ります。
2人揃って久しぶりの撮影です。
ここには鐘があって、女房は突いてました。
喜んでました。
車に戻ると、そば屋を検索しています。
15分ぐらい走ったところにあるそば屋に行きたいと言いました。
国道の脇にあるテナントにそば屋はありました。
自分で挽いたものを、こねてから出すスタイルで、時間がかかりました。
芸能人の色紙にサインがされたものが数枚飾ってありました。
女房飲んでます。
ハイボールです。
炭酸が抜けてると言ってます。
マズかったので、冷酒で口直しするそうです。
そばが来ました。
僕はもり。女房はもりとかき揚げ。
『かき揚げは半分食べてね』
最近はかき揚げが全部食べられなくなりました。
『パパはひとりで歩くときもおそば屋さん入るの?』
『そうだよ』
『そのときは天ぷら付けたりするの?』
『しなーい。飽きちゃうから』
『足りるの?』
『足りないときは運転しながら摘まむんだよ』
ずるずるーっとやります。
『おいしい?』女房が聞いてきます。
『普通』僕が答えます。
色々食べてきましたが、はっきり言います。残念賞。
女房は酔っぱらいになっていました。
飲めるっていいなぁー。
行きは高速道路をつかいましたが、帰りは母親の面会に行くので下道でもさほど変わらないと思い、ヨロヨロと走ることにしました。
女房あっという間に寝ました。
とにかくよく寝ます。
僕はこんなに寝られません。
母親の面会にそのまま行って、家族と食事に行って一日が終わりました。
ラスト3コース。
また行ける日を楽しみにしています。
おしまい。
歩行距離 8km
累計標高差 +298m
14,500歩
所要時間 3時間
歌を歌いながら歩いていると犬に吠えられ、その犬が女房ギリギリまで綱が伸びてきたので、のけ反って逃げました。
『おー、久しぶりに犬に追いかけられたよー』
っていうことは、昔よく追いかけられていたんだな?
女房は日傘を装備してきました。
どうしても日焼けしたくないようです。
その日傘は、山道に入り木陰になると僕のザックに差し込まれます。
まるで『映画/裸の大将』のようになります。
山道に入ると、腰の具合を気にするようになりました。
『痛いの?』
『まだ大丈夫』
『効くまでに30分かかるから早めに飲んだ方がいいよ』
『じゃ飲んどくね』
ロキソニンを一錠放り込みます。
『効いたー』
あほ。そんな早く効くか(笑)
歩きながら色々と目に付くらしく、トカゲを見つけてみたり、植物の新芽をみつけて『若いっていいねぇ』と言ってみたりします。
小学生のときは登下校にすごく時間がかかったらしく、道草の名手だったようです。
ここでいきなり『熊にあったらどうしょう…』と。
ここにいるかそんなもん。
林道の木陰はとても気持ちよいのですが、なぜか僕にだけ小さな虫がまとわりつきます。
女房には一匹も付かないのになんで?
そこで女房の一言
『金持ちの匂いがするんだ』
… ガクっ
あまりにも鬱陶しいので、仕方なくネットを被りました。
少しは快適ですが、林道が終わるまで虫がいなくなることはありませんでした。
山の中にはいくつか看板が立っていました。
『ゴミだけど分けて捨てればリサイクル』
地元の小学校1年生の作品だそうです。
これを見て2人で『ふ~ん1年生なのにすごいね』と絶賛しました。
コースは林道から住宅地へと入って行きます。
立派な瓦屋根の古い建物が目立ちました。
最後の最後で富谷山への登りが待っています。
ここは古い石段で埋めつくされていました。
階段に取りつく前に、地べたに腰を下ろしておにぎりを食べます。
こんなところでというのがまた良いのです。
さて、行きますか。
最後の登り。
階段の数を数えろと女房が言います。
激しい息づかいとともに登って行きます。
そんなに苦しい?
僕は心拍変わらずでした。
階段の数は、およそ450段でした。
門まで上がって座り込みます。
『写真撮るポイントはどこ?』
『この上の三重の塔だよ』
『えーっ!この上あるの?マジか』
あとほんの少しに見えますけど…
それが地獄のお仕置きのように見えるらしいです。
なんとか登り切ってコースポイントの写真を撮ります。
2人揃って久しぶりの撮影です。
ここには鐘があって、女房は突いてました。
喜んでました。
車に戻ると、そば屋を検索しています。
15分ぐらい走ったところにあるそば屋に行きたいと言いました。
国道の脇にあるテナントにそば屋はありました。
自分で挽いたものを、こねてから出すスタイルで、時間がかかりました。
芸能人の色紙にサインがされたものが数枚飾ってありました。
女房飲んでます。
ハイボールです。
炭酸が抜けてると言ってます。
マズかったので、冷酒で口直しするそうです。
そばが来ました。
僕はもり。女房はもりとかき揚げ。
『かき揚げは半分食べてね』
最近はかき揚げが全部食べられなくなりました。
『パパはひとりで歩くときもおそば屋さん入るの?』
『そうだよ』
『そのときは天ぷら付けたりするの?』
『しなーい。飽きちゃうから』
『足りるの?』
『足りないときは運転しながら摘まむんだよ』
ずるずるーっとやります。
『おいしい?』女房が聞いてきます。
『普通』僕が答えます。
色々食べてきましたが、はっきり言います。残念賞。
女房は酔っぱらいになっていました。
飲めるっていいなぁー。
行きは高速道路をつかいましたが、帰りは母親の面会に行くので下道でもさほど変わらないと思い、ヨロヨロと走ることにしました。
女房あっという間に寝ました。
とにかくよく寝ます。
僕はこんなに寝られません。
母親の面会にそのまま行って、家族と食事に行って一日が終わりました。
ラスト3コース。
また行ける日を楽しみにしています。
おしまい。
歩行距離 8km
累計標高差 +298m
14,500歩
所要時間 3時間