原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

未だ終わらない梅雨と80年代の歌

2017年08月17日 | 音楽
 (写真左は私がカラオケに行くときに必ず携帯する「原左都子選曲・カラオケ一番追加70曲集」。 右は先だって新聞紙上で発見した「オールスター80’sノンストップ・ベスト」の広告。)


 どうやら東京(他の地域もか?)の梅雨は8月のお盆が過ぎた現在、未だ終わらないようだ。 
 (参考だが、気象用語上は今頃の前線を「梅雨前線」とは呼ばないそうだが、事実上梅雨前線が日本列島に蔓延っている状態、と最近の天気予報にて見聞したように記憶している。)

 8月初頭の長野旅行出発前より東京は天候不順状態が続いていたのだが、帰京した後もたった1日だけ猛暑日があった以外、ずっと雨模様だ。
 涼しくて良いと言いたいところだが、何の何の湿度が高くて不快ならば、洗濯ものが乾きにくい鬱陶しい日々が続いている…。

 今回の長野旅行は、“特定の人物”にお会いするとのいつもと異なる明確な目的があった。
 実際にそれを実行し帰京してみると、何とも感慨深い旅だったと後ろ髪を引かれる思いだ。
 旅先地元の人々との“一期一会”の旅ももちろん有意義であるには間違いない。 が、より目的意識が強い旅を計画実行出来て現在未だ“旅ボケ”状態と言うのか、ある意味での“ロス心理”を引きずっている私だ。


 そんな折に、新聞紙上で、「オールスター80’sノンストップ・ベスト」なるCDが好評発売中との広告を発見した。 (冒頭の写真の右側だが。)

 そのCDに取り上げられている80年代の楽曲名を見て、歌好きの私が唸らない訳がなかった。
 何故ならば、私が足繁くカラオケに通った “華の第一期” が長き独身時代終期の1990年前後の頃だからだ。 その時に愛唱したのが、まさに80年代の楽曲群だ。
 自分自身は(飲兵衛仲間達と日々酒飲んで騒ぐ時間はあれども)テレビを見る時間も取れない程の超多忙期だったが、一緒に行った他人(私より若い世代の男女)がカラオケで歌うのを聞きながら憶えた。
 プリプリ、レベッカ、渡辺美里、渡辺真知子氏やアン・ルイス(この方々は70年代より活躍しているため熟知しているが)、工藤静香(同左)、村下孝蔵、荻野目洋子、堀江淳、等々……
 カラオケにて歌いに歌いまくったものだ。

 さてそうなると、私がこのCDを買い求める行動に出るのは必然的だ。
 早速ネット検索したところ、私がいつも愛用している楽天市場は既に「完売」とのこと。
 やむを得ず発売元らしきソニー通販へアクセスしたところ、売り切れになっている楽天市場より送料込みの価格総額が高額だ。
 次なるターゲットは、アマゾン。 一応、ソニー通販よりも総額で安価なため売買契約締結に持ち込んだ。 アマゾンによれば、当初商品到着日が来週になるとの事だったが、昨日再メールがあり、明日(8月18日)に我が家到着とのお知らせ! これは顧客にとって嬉しいサプライズだ。


 そのCD到着が待ち切れない私は、昨日小雨の中、いつも通っているカラオケ店へ出向いた。
 そうでもしなければ、未だ“旅ロス”から解放されない心理を引きずり続けてしまう予感があり、そんな自己心理を払拭したかった故だ。 

 私がカラオケ店へ行く時には、冒頭写真の左側の「楽曲リスト」を持参する。
 これはまさに、現在に於ける我がカラオケ得意曲(得意ではないが好きなナンバーも含まれるが)を編集した曲集とも言える。 
 (参考だが、自宅でカラオケを実行したいがために民間企業が発売している「カラオケ一番」を買い求めたのだが、都会の騒音問題を考慮・配慮した場合、小さい声でしか歌えずストレスが溜まるばかりとの事実に購入後気付かされた。


 昨日、冒頭の写真両方を持参してカラオケ店へ出陣し、改めて発見した事実がある。

 それは還暦過ぎた現在に至っては、残念ながら「オールスター80’sノンストップ・ベスト」内に取り上げられている楽曲群が、我が音域にそぐわなくなっている事実だ。

 結局、冒頭左側写真のうち、70年代、60年代の楽曲中心にカラオケ三昧する始末…


 まあそれでも、いつまでも“旅ロス”に陥るよりは少しは私なりに明るくなれたかな!

 と思いつつ東京の空を眺めても、やっぱり未だ梅雨空だなあ……