(冒頭写真は、昨日化粧品を購入した某店舗にて発行されたポイント情報。)
つい先程見たネット情報より引用しよう。
政府がマイナンバーカードとスマートフォンの一体化を検討していることがわかった。
政府関係者によると、利用が低迷しているマイナンバー制度の普及促進に向け、政府が将来的にマイナンバーカードとスマートフォンを一体化させることを検討していることがわかった。
一方、政府は23日に開いた会合で、マイナンバーカードと運転免許証や国家資格証、在留カードなどとの一体化に向けた議論に入った。
菅官房長官は「年内に工程表を作成し、できるものから実施していきたい」と強調した。
政府はすでに健康保険証との一体化については、2021年3月から始めることにしている。
運転免許証やスマートフォンとの一体化が実現すれば、さらに利便性が高まることになる。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
一旦、話題を冒頭写真に戻そう。
私は昨日、冷たい梅雨時期の大雨の中買い物等々に出かけた。
そのうち化粧品に関しては、いつも当該某店舗にて購入することに決めている。
何故ならば“還元ポイント点数”が10%と高い故だ。😁
ところがいつも当該店舗で困惑するのは、ポイントシステムがクレジットカードとスマホ(携帯)に登録しているアプリとの2本立てとなっている事態だ。
実は私は、未だにスマホのアプリが理解出来ていない程の“スマホ難民”だ。😵 特にガラケーからスマホに移行した時に、それらの移行が中途半端のようだ。
昨日化粧品を購入する際、私はよく分からないなりにクレジットカードの方をレジに提示した。 そうしたところ、「ポイントが0状態です」とのご回答。
「いえ、確かに500ポイント以上溜まっているはずです。 それに関するメールも貴店より頂戴しています」とマスクの口で反論する私に対し、「そのメールを拝見出来ますか?」と会計担当者。
そしてスマホを取り出しそれを見せると。
「おそらくスマホに切り替えた時点で当店のアプリがスマホに入れられていないようです。 私がそれを実行してよろしいですか?」
未だ“コロナ禍”で都内店舗の客数が少ないのが幸いした。 その後、暗証番号(私がすっかり忘却していた…)等の確認に手間取りその作業に30分程要したが、会計担当者は根気よく我がスマホに自社のポイントアプリを入れて下さった。
そして冒頭写真のレシートを私に提示しつつ、「こちらが本日のお買い物で使用したポイントです。 その下が本日獲得したポイントです。 今後はスマホを提示して頂ければ簡単にポイント使用・獲得が出来ますので、またお越し下さいませ。」
“スマホ難民客”である私一人に30分もの時間を割いて下さった御礼を伝え、私は店舗を去った。
この事例のように、スマホと一体化することにより何らかのメリットがある場合はその一体化も容認可能だ。
ところが…
冒頭に引用したネット情報に戻ると。
(政府はすでに健康保険証との一体化については、2021年3月から始めることにしている。 運転免許証やスマートフォンとの一体化が実現すれば、さらに利便性が高まることになる。) とある。
これ怖いぞ。😱
「健康保険証」との一体化により個人の病歴が暴かれないとは限らないし、「運転免許証」との一体化によりその「道路高越法違反検挙歴」とて同様だ。
更に、既に個人が契約している金融機関の一つをマイナンバーと一体化させるとの情報もある。
これに関しては、そもそもマイナンバー制度とは「脱税」等々を厳しく取り締まる目的で政府が立ち上げた制度と私は理解してきた。 そのためには国民皆にすべての取引金融機関をマイナンバーと連結せざるを得ないものと思っていた。 (既に我が手元にも「個人年金」締結企業よりマイナンバー提出を求められ、実行済みだが。)
要するに、当該“金融機関の一つをマイナンバーと一体化させたいとの政府の要求とは、単に今回の“コロナ禍特別給付金”の申請に自治体が大混乱した故の単なる思いつきの政策なのだろう。
それに便乗し政府は更に踏み込んで、冒頭に紹介した“マイナンバーとスマホの一体化”案を立ち上げたとの有様なのでがあるまいか!?!
これ、時期尚早ではなかろうか??
沈みゆく安倍政権は少し黙って、今はご自身の今後の身の振り方を再考されては如何だろう??!
とでも言いたくなるのが、今現在の国民感情であろう。