原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

河合案里氏に関して、元々“野心家”だったとの信憑性無き噂を聞いたが…

2020年06月19日 | 時事論評
 私が本日ネット上にて調査したところ、河合案里氏が“野心家”だったらしき情報が我が思索通り一切得られなかった。😖 


 我が調査によれば、河合案里氏は1973年生まれの現在46歳の人物だ。 
 原左都子よりもほぼ20年後にこの世に生まれ出た世代の人物であられるが故に、ネット検索することにより、それらの人物の過去の業績がいくらでも検索可能な世代であるはずだ。

 にもかかわらず検索して出てくるのは、前法相である河合克之容疑者及び河合案里容疑者の逮捕報道ばかり……

 残念ながら、冒頭に記した案里氏が元々“野心家”だったなる面影をネット上で一切発見することが叶わなかった。


 先程発見した、河合氏ご両人に関するネット情報を以下に引用しよう。

 河井克行・案里夫妻、なぜ重用? 安倍首相が「恩義を感じる」政策グループ
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月18日 21時55分(最終更新 6月19日 08時07分) 
     2019年参院選を巡る公職選挙法違反(買収)容疑で18日に逮捕された河井克行容疑者は、安倍晋三首相と菅義偉官房長官が重用していた。 妻の案里容疑者も政権挙げての支援を受け、昨年の参院選で初当選。 なぜ政権中枢は夫妻を重用・支援してきたのか? 克行容疑者が中心的メンバーの政策グループ「きさらぎ会」と首相の関係に注目し、その背景を探ってみた。
     「総理の補佐官を拝命したということは、総理から深い信頼をいただいたということですから、その信頼にお応えできるように全力で安倍総理をお支えしていきます」     15年10月7日。 内閣改造に伴って首相補佐官に起用された克行容疑者は、官邸での取材に高揚感を隠さなかった。 首相と菅氏、克行容疑者の関係は長い。 派閥に入っていない克行容疑者は、自らが役員を務める派閥横断の政策グループ「きさらぎ会」が15年9月に東京都内で首相を招いて開いた激励の集いの様子をフェイスブックにこうつづった。 「活動方針は安倍総理、菅官房長官を支えること。そのために毎月のように会合を開き、懇親を深め、結束を強くしてきた」
     克行容疑者は、同グループ会長を務めた故鳩山邦夫元総務相らとともに、首相が党総裁に返り咲いた12年の総裁選で票のとりまとめに奔走し、「首相はきさらぎ会に恩義を感じている」(自民中堅)とされる。 17年12月の忘年会では、あいさつした首相が「きさらぎ会にとってはゲストだけれど、自分はこのきさらぎ会の会員です」と持ち上げてみせたほどだ。
     菅氏も克行容疑者の動きを「よく(議員を)集めているよね」と評価。15年6月の克行容疑者のパーティーでは「なかなか外交ができる方は少ない。政権発足から2カ月に1回ぐらい(米国に)行き、人間関係もしっかりできている。これから安倍政権の中でますます役割を果たしていただける」とリップサービスしていた。
     実際、補佐官就任前から「首相の指示」を受けたとして外国訪問を重ね、衆院外務委員長時代には「訪日する外国要人のリストと想定問答を作らされ、一文一文を説明させられた」(政府関係者)という。
     16年11月に首相が各国首脳に先駆けて就任前のトランプ米大統領と会談した際も補佐官として先行訪米。渡米前に官邸で記者団に「総理からは『徹底的にトランプ氏の関係者と会ってきてほしい』と言われている」と語った。17年5月の訪米前には「今回で第2次政権発足後、25回目(の訪米)になります」と強調。直後のパーティーでは「総理の、いわば目となり耳となり、口となり、手となり、足となって活動させていただく」と誇らしげに話した。 

 (以上、ネット情報より引用したもの。)



 最後に、原左都子の感覚でまとめさせて頂こう。

 河合案里氏の「野心」とは一体何だったのだろう??

 それって結局、世間的に上位に君臨している男性の奥方になりたかった、との事でしかなかったとしか捉えられない。
 要するに、世間一般に平均的に生きている普通の女性陣と何ら変わりは無いって事だよねえ。 

 しかも、今回の安倍氏よりの案里氏参院議員候補選立に際し、案里氏が「絶対引き受けたい!!」と夫克之氏に嘆願したとの裏情報もあり、それに克之氏が尽力したとの噂もある。

 もしも案里氏に、それ程までに歪み切った「参議院席」への執着が無かったならば、こんな悲劇の顛末とならなかった事も考え得る。 


 それにしても、安倍氏よりの1億5千万円の政治資金の使途を、これ程までにそれに対する“忖度”にて実行してしまった河合ご夫婦の“過ち”と“愚かさ”のレベルの程が実に嘆かわしい…

 今回の事件が比較的早期に解決したのは、安倍氏に忌み嫌われた自民党対抗陣営候補者の支持者達が今回の検察庁捜査に積極的に対応した、との恩恵に寄るのだろう。