原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

小池さんて、一体どのような都政の未来を描いているのか理解し難い人物だ…

2020年06月26日 | 時事論評
 冒頭から、つい先程見聞したネット情報を引用させていただこう。


 

 【速報】東京で新たに54人感染確認 小池知事「第2波と考えられず」

       

     新規感染者がまた50人を超え、54人となった東京都。
  新たに、家庭内での感染拡大の懸念が広がっている。
 
 感染第2波が心配される東京都。
 
 26日の感染者数を、小池百合子知事が自ら明らかにした。 
 小池知事「数字はですね、陽性者数が54名にのぼります。そして、20代、30代が40人。54人中、若い世代が40人になります」
 
 新たに確認された感染者は54人。 
 25日は48人、24日は55人と、感染者の減らない高止まり状態となっている。
 
 東京で、感染の第2波が現実となったのか? 
 小池知事「昨今の専門家の分析でございます。第2波とは考えられないと」 
 一般的に感染者の数は、2週間前の感染状態を反映しているといわれている。 
 2週間前といえば、休業要請が全面的に解除されたタイミング。
 
 そのころから、都内では経済活動を再開させる動きが加速。 
 飲食店にも、ようやく客足が戻りつつある。

 (以上、ネット情報より一部を引用したもの。)



 上記ネット文章を読むと。

 小池氏の感覚としては、既に都知事勝利に向けての“2選”の思いばかりが優先してしまった挙げ句、ご自身が“現役都知事”である事をすっかり忘却されているとしか捉えられない…
 
 しかし、飲食店からは...。
 
 もうやんカレー・辻智太郎社長「(補助金の申請は?)しました。普段の支払いとか、そういうものに充てている」
 もし、第2波が来ても、東京都はさらなる休業要請はできないのではという見方もある。
 一体、なぜなのか。
 東京・新宿区のカレー店「もうやんカレー 利瓶具 十二社店」にできた行列。
 ようやく客足が戻り始めた。
 「もうやんカレー 利瓶具 十二社店」では、これまでランチのみ営業していたが、来週から夜の営業も全面的に再開する。
 この店は、2週間かけて作るカレーが人気。
 営業再開からおよそ1カ月。  客足は、休業前の6割から7割ほどまで戻ってきたという。  もうやんカレー・辻社長「いただいたもの(協力金)は、普段の支払いとかに充てている」
 
 これまで東京都は、新型コロナウイルス対策におよそ1兆820億円を充ててきた。
 その中には、休業要請に応じた店舗などへの協力金も含まれている。
 これにより、財源となった助成調整基金は、9,350億円から807億円まで大幅に減少。
 そのため、もし第2波、第3波が来た場合でも、補償をともなった休業要請はできないのではという見方もある。  
 もうやんカレー・辻社長「あまりね、(人数が)増えない方がもちろんいいが、もしまた前と同じみたいなことになったら、カレー屋なんで、通販でやっていきたいと思う」
 
 東京で心配される“夜の街クラスター”に“職場クラスター”、そして“家庭内感染”。
 感染者数は、このまま高止まりの状態が続くのか。

 (以上、本日のネット情報より引用したもの。)



 原左都子の私見に入ろう。

 “新型コロナ禍”下に置いて、今尚厳しい現実を突き詰められている東京都民の立場だ。
 こんな時に「都知事選挙」が挙行される事態に感して、一都民として実に“最悪感”すら抱かされる。
 何と言うのか、都民皆がいつも以上に“公正な判断”が出来ない事実を余儀なくされてしまった、と言うのか……

 我が私論としては。
 とにもかくにも都知事選挙候補者達の訴えを熟読して、ご自身が肯定可能な選挙戦略を主張している候補者にこそ、貴重な一票を投じて欲しいものだ!🌟