原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

大人になった“のび太くん”、十分カッコいいよ!

2020年11月26日 | 自己実現
 (冒頭写真は、昨日自宅近くの映画館にて鑑賞した「STAND BY ME ドラえもん2」 終演後館内で購入した ノートとポーチ。)



 のび太くんが大人になった時代へタイムマシンで旅するバージョンのドラえもん映画を観たのは、私にとっては今回が2度目だ。

 1度目に比し私が今回の映画を観て一番に感じたのは、のび太くんが“一見”カッコよくなっていることだ!

 今回の映画は、のび太としずかちゃんの結婚直前から結婚式までが描かれていたのだが。
 のび太くんは、一見して長身スリム体型かつ眼鏡がよく似合うイケメン風の印象だ。
 何せ、若き頃から “長身痩身系”の男に眼がない私… 😍 😜 
 相変わらずデブった大男のジャイアンや、いつまでもチンケな風貌のスネオに比して、その姿は映画映像内で際立っていた。

 もう1人忘れてならないのは、できすぎくんだが。
 できすぎくんは子ども時代はお利口かつ容姿も整った風貌だったが。
 今回の大人のできすぎくんに対する我が印象は、イケメンではあるが没個性の冴えない男の印象があった。 どうやら大学を卒業して大手企業のエリートサラリーマンになっているようだが。 我が好みから言うとイマイチだなあ。 内面から醸し出すインパクトに欠けるというのか…

 ただしのび太くんに関しては、結婚相手としてはやはり“不安材料”は大きい。 映画ではしずかちゃんが「危なっかしくて放っておけない相手」としてのび太くんを結婚相手に選抜したようだが。 
 一応、映画内では最後のシーンでのび太くんが素晴らしいスピーチをしてハッピーエンドに至ったものの。

 このご夫婦、今後のしずかちゃんの力量にすべてがかかっているとも言えよう。
 (いやこの手の相手、原左都子ならば“操る”のが得意かも知れないぞ! 我が亭主など、のび太くんと共通項があるぞ!??  のび太くんよりずっと学際色が強いし、まさにエリート研究者だったが。 反面実生活上何らの役に立たないところなど、のび太くんそっくり!?!)
 しずかちゃん、大丈夫。 しっかり者の貴女ものび太くんと上手くやっていけると私は予想するよ!



 ここで、映画の話に移ろう。


         
     (ネットより転載した、今回の映画の場面の一部。)

 更に、当該映画情報をネットより引用しよう。

 ある日のび太は、古いくまのぬいぐるみを見つける。それは、優しかったおばあちゃんとの思い出の品 だった。「おばあちゃんに会いたい!」ドラえもんの反対を押し切り、タイムマシンで過去へ向かうのび太。 おばあちゃんは突然やってきた少年を、のび太と信じ、受け入れてくれる。そして、「あんたのお嫁さん をひと目見たくなっちゃった」おばあちゃんのこの一言から、ドラえもんとのび太の大冒険が始まる。
 おばあちゃんに未来の結婚式を見せようとするのび太たちだったが、しずかとの結婚式当日、新郎の のび太が逃げた!?のび太を探すジャイアンとスネ夫。信じて待ち続けるしずか。おばあちゃんの願いを 叶えるために、家族、友だち、そして、大好きなしずかちゃんの想いに応えるために、時をかけるのび太 とドラえもん。過去、現在、未来をつなぐ、涙と絆の物語をお贈りします。 
 (以上、ネット情報より引用したもの。)


 この“おばあちゃん”だが。

 我が印象を正直に語ると。
 要らぬ設定だったのではなかろうか? 
 確かに映画のストーリー展開上、この種の場面を取り入れねば場が持たないとも推測するが。

 この“おばあちゃん”こそ、“できすぎ”たのではあるまいか??
 しかも名優 宮本信子氏の音声が、その“できすぎ度”を更に強調してしまっていたと天邪鬼の私は捉える。


 まあでも映画の最後のシーンでは、この“泣き上戸”の原左都子にして案の定泣きましたよ。 (いつ何時も、周囲状況を冷静に判断しつつも涙腺が緩む場面が多々ありますが。)


 昨日の映画館内観賞客は、大劇場にしてたったの“10名程”。😷 
 さすが“コロナ禍・第三波”を市民がわきまえている事実を実感しつつ、映画館を去った。