冒頭より、表題に関するネット情報を引用しよう。
米国防総省、相次ぐ高官辞任=政権交代まで「危険な70日」
2020/11/11 20:34 © 時事通信 提供 米国防総省=2018年10月、ワシントン郊外(AFP時事)
【ワシントン時事】米国防総省は10日、アンダーソン国防次官代行(政策担当)ら高官3人が辞任したと発表した。米メディアによると、トランプ大統領周辺から辞任圧力があったという。高官辞任が相次ぐ異例の事態に「これが始まりにすぎないのであれば、新政権発足までの70日間は危険な期間になる」(下院議員)と懸念する声が上がっている。
辞表を提出したのはアンダーソン氏のほか、カーナン国防次官(情報担当)とスチュワート首席補佐官。いずれも即日辞任し、トランプ政権の政治方針に忠実な人物が後任に任命された。
報道によると、アンダーソン氏は辞表の末尾で「われわれの長期的成功は、全公務員が支持し擁護すると宣誓した合衆国憲法を忠実に守ることに懸かっている」と強調。大統領選結果の受け入れを拒否するトランプ氏らを暗に批判した。
トランプ氏に任命され、9日付で就任したミラー国防長官代行は、アンダーソン氏の後任にタタ副次官(政策担当)を充てた。元陸軍准将のタタ氏はかつて、オバマ前大統領を「テロリストのリーダー」と呼んだり、イスラム教を「最も抑圧的かつ暴力的な宗教」と批判したりした人物。このため、トランプ氏から国防次官に指名されたが、上院で承認されなかった経緯がある。
国防総省上層部の混乱が、中国やロシアなど国際秩序の現状変更を目指す国に付け入る隙を与える可能性は否定できない。トランプ氏が自身に忠実な人材を送り込むことで、同省と米軍が堅持してきた「政治への非関与」が脅かされるとの指摘もある。
民主党のスミス下院軍事委員長は声明で「政権移行期間における国防総省高官の相次ぐ交代がいかに危険かを強調し過ぎることは難しい」と指摘。「大統領が(部下の)忠誠心に異常に固執することは米政府の大幅な機能低下を招き、国家の安全を損ねている」と警告した。
(以上、今朝見たネット情報を引用したもの。)
私見に入ろう。
まったくもってトランプ氏も“困った奴”だ…
まるで、喧嘩に負けたにもかかわらずいつまでもイジイジと駄々をこねている、その辺の“鼻垂れ悪ガキ”同然だ。😤
いい爺さんが少しは大人になれよ、と言いたくもなる。
いや実際、このままトランプ氏が駄々をこねるのを放置しておくと。
上記ネット情報内に記載がある通り、米国はおろか世界平和の行く先が危うい。😱
しかも、米国の大統領就任日が米国憲法により1月20正午と定められているようだ。
この日に連邦最高裁長官を前に新大統領と新副大統領の就任式が開かれ、就任宣言がなされるとの事実も、勝利者バイデン氏に対するトランプ氏の“嫌がらせ”に近い我が儘を許す結果となっていやしないだろうか??
どうやら4年前のオバマ氏からトランプ氏への政権移行時も、周囲は冷ややかだったらしい。
まさかそれをトランプ氏が4年後の現在まで根に持ち、民主党バイデン氏にその復讐劇をやらかして“倍返し”せんと企んでいるとは思いたくもないが…
とにかく、これ程までに執拗にトランプ氏が“敗北”を認めず、悪あがきを続行するとなると。
冒頭のネット情報のごとく、「就任までの70日間が危険な期間になる」との文言が真実味を帯びてくる…
トランプ氏が政権の要人として自分に逆らう者をさっさと斬り落とし、自身の政治方針に忠実な人物を任命するとのやり口は、4年前の就任時よりお手の物だが。 何も大統領選に敗北した今更、トランプ氏に忠実な人物に首をすげ替えずとてよかろうか、ともこの原左都子など思うのだが…。😟
冒頭のネット情報の一部を繰り返すが。
民主党のスミス下院軍事委員長は声明で、「大統領が(部下の)忠誠心に異常に固執することは米政府の大幅な機能低下を招き、国家の安全を損ねている」と警告した、等々とあるが。
おっしゃるとおりだ!
ここはトランプ氏は遅ればせながらも、(メラニア夫人の忠告?も聞き入れ)、「米大統領選」に敗北した事実を出来るだけ早期に認めるべきだ。
真に今後の米国ひいては世界の平和を一政治家として祈るのであれば、少しは真摯な態度で来たるべく次期米政権を見つめ、大統領経験者として次期政権の成功を応援するべきではあるまいか?