原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

ブラボー! ネイサン・チェン!! 世界選手権3連覇 in Stockholm

2021年03月28日 | 芸術
 (冒頭写真は、我がスマホより転載したフィギュアスケート世界選手権ストックホルム大会 男子フィギュアフリー、ネイサン・チェン選手の演技。)


 引き続き、先程我がスマホに転載したネイサン・チェン選手による昨夜のフリー演技写真を列挙しよう。
 
            

            

            

            

            

            

            

            
  
            
            

            

            

            



 原左都子が、米国代表ネイサン・チェン選手のファンである事は知る人ぞ知ろう。


 本エッセイ集2019.03.24付バックナンバー「ブラボー! ネイサン・チェン!!」にそれに関して記載しているため、以下に一部を振り返らせていただこう。


 私は、伊藤みどり氏が3回転半ジャンプを五輪にて女子としては初めて成功させた時期以前よりフィギュアスケートファンだ。
 あれ以来、大抵の大規模フィギュアスケート大会をテレビ放映にて観賞して来ている。

 今回のエッセイを「芸術」カテゴリーに位置付けたのは、特に昨今は私にとってフィギュアスケートとは「芸術」的色彩が強いと解釈している故だ。
 (中略)

 さて、世界選手権男子フリーに話題を移そう。
 実は私は、米国ネイサン・チェン選手がフィギュアスケーターとしてデビューした頃よりのファンである。

 以下に、ウィキペディアよりネイサン・チェン氏に関する情報の一部を引用紹介しよう。
 ネイサン・チェン(英語: Nathan Chen、中国語: 陳巍、1999年5月5日 - )は、アメリカ合衆国出身の男性フィギュアスケート選手(男子シングル)。  2018年-2019年世界選手権二連覇。2017年-2018年グランプリファイナル二連覇。2017年四大陸フィギュアスケート選手権優勝。2017年-2019年全米選手権三連覇。2015年ジュニアグランプリファイナル優勝。 FSにおいて、ISU公式大会及びオリンピックで史上初となる6本の4回転ジャンプに成功した。  (途中大幅略。)
 1988年、父が中国から留学生として渡米して科学の博士号を取得。母は医療系の通訳で中国北京出身。
 3歳でスケートを始め、バレエや体操、ピアノといった習い事も行っていた。 特に10代半ばまで続けていた体操の経験から来る空間認識能力、体幹、力の使い方は、軸のぶれない回転を生み出し、ジャンプやスピンに大いに役立っているという。 (ジュニア期に関しては省略。)
 2016-2017シーズン。 スケートカナダで4位入賞。 全米選手権ではSP、FSともに1位で優勝。 NHK杯では銀メダルを獲得し、シニア1年目でグランプリファイナルの出場が決定。 グランプリファイナルでは、SPで2本入れた4回転ジャンプにミスが出てしまい5位となったが、FSで4本入れた3種類の4回転ジャンプを含むすべてのジャンプを成功させ1位となり、総合2位で銀メダルを獲得した。 四大陸選手権では、SPでISU公式大会史上3人目となる100点超えを果たし、FSでは5本の4回転ジャンプ全てを成功させて優勝。
世界選手権ではFSで4回転ジャンプ6本という構成に挑むも転倒などのミスにより表彰台を逃した。
 2017-2018シーズンでは。 USインターナショナルクラシックでSP、FSともに1位で優勝。FSでは自身初となる4回転ループを成功させる。 ロステレコム杯ではSPで1位発進、FSでは羽生結弦に次ぐ2位になるが、SPの点差で逃げ切り優勝。 続くスケートアメリカでも優勝。今季GPシリーズは2連勝でグランプリファイナルも初制覇。 更に全米選手権では2位に40点以上の大差を付けて優勝し、連覇を果たす。
ュイナードが共同制作した作品。 GPシリーズ第1戦スケートアメリカは合計280.57点で、2位に40点以上の差をつける圧勝。「演技の完成度を高めてほしい」というルール改正の意図をしっかりと読み取って、SPの構成は4回転ジャンプはフリップの1本のみ。フリーでも、3本跳んだ4回転ジャンプを含むいずれの要素もプラスが付く出来栄えで悠々と制した。
 (以下略すが、以上ネイサン・チェンに関するウィキペディア情報より一部を引用したもの。)

 私が、ネイサン・チェン選手を初めて見た時に感じたのは。
 この人、クラシックバレエの基礎が十分に出来ている!、との印象だった。
 (我が娘にも幼少の頃より中2の終わりまでその鍛錬を積ませ、今でも娘共々クラシックバレエ観賞趣味があるからこその感想だが。)
 それもそのはず上記ウィキペディア情報を読むに、やはり幼少期よりバレエ・体操そしてピアノの鍛錬を積んでいるとの経歴がある。
 他の選手と一線を画しているように我が目に映るのは、やはり幼少期よりのこの分野経験有無の差異故ではなかろうか?

 2019年の世界選手権でのネイサン・チェン選手は、ショート・フリー演技共に実に芸術的で素晴らしかった。
 チェン選手の場合、それに加えて4回転ジャンプの精巧さも大いなる加点要素であるのは私が言うまでもない。

 上記朝日新聞記事によると。
 今回のチェン選手の勝利は「4回転ジャンプに於いて高得点を稼いだ故だ」と結論付けているのだが。 
 私の評価はやや異なる。
 4分間に及ぶチェン選手の“演技構成力”に於いても。 (我が視点では)チェン選手は誰にも勝る実力の持ち主である事を再確認させてもらった今回の世界選手権大会だった。

 (以上、本エッセイ集2019.03バックナンバーより一部を引用したもの。)



 実は今回の世界選手権ストックホルム大会のテレビ中継を私は見ていない。
 夜遅い時間帯の放映だったため、既に就寝していたからに他ならないが。😖 

 本日朝のネット報道にて、今回の世界選手権男子総合優勝者がネイサン・チェン選手であることを初めて知った。
 本大会の男子ショートプログラムでは、チェン選手は(大変珍しいことに)ジャンプで転び3位に付けている事実を把握していて、少しがっかりしていたところ。
 昨夜のフリーでは、自身の本来の実力を発揮して大逆転にて総合優勝をゲットしたとのことだ!

 早速その“勇姿”をネット動画で見ようとしたにもかかわらず、どうもパソコンでは無料視聴が不能のようだ。 
 それでは、とスマホを覗いたら。 簡単にネイサン・チェン選手のフリー演技が視聴可能だった。 (この辺の事情に関してズブの素人の私は理解不能なのだが)、とにかくネイサン・チェン選手のフリー演技をスマホにて観賞できたことはラッキーだった。

 ネイサン・チェン選手、今回の世界選手権にても“世界一”の素晴らしい演技をありがとう!!😃