冒頭から、少し前に見たネット情報を以下に引用しよう。
ウクライナとの戦争は「より大きな戦いに向けたリハーサル」ロシアの安全保障の専門家が国営テレビで語る
2022/05/24 09:00
- ロシアはウクライナ侵攻を北大西洋条約機構(NATO)とのより大きな戦争に向けた「リハーサル」だと考えていると、ロシアの政治学者アレクセイ・フェネンコ(Alexei Fenenko)氏は指摘した。
- 「我々の武器がいかに強いかを戦場で見る」ことが目的だとフェネンコ氏は話している。
- 「将来の戦いに向けた学習経験になるかもしれない」とも同氏は話している。
ロシアの政治学者によると、ロシアによるウクライナ侵攻はNATOを構成する国々とのより大きな戦争に向けた「リハーサル」だという。
これは国際安全保障研究所の研究員アレクセイ・フェネンコ氏が5月19日にロシア国営テレビのトーク番組『60ミニッツ』で語ったものだと、『デイリー・ビースト(Daily Beast)』のジュリア・デービス(Julia Davis)記者は紹介している。
「我々にとって、ウクライナでの戦争は…… 将来起こり得る、より大きな戦いに向けたリハーサルだ」とフェネンコ氏は語った。
「だからこそ、我々は試し、NATOの武器に立ち向かい、(NATOの武器に比べて)我々の武器がいかに強いかを戦場で見ようとしている」
「将来の戦いに向けた学習経験になるかもしれない」
ウクライナに侵攻を開始して以来、ロシアはハイテク兵器の開発を自慢してきた。5月中旬にはロシアの政府高官が、ロシア軍がウクライナに何マイルも離れた場所のドローンを数秒で撃墜できるレーザー兵器システムを配備したと主張していた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は4月、この戦争は「ゆくゆくは全ての人に打撃を与える」だろうと語った。
「ロシアの侵略はウクライナのみに限られたものではない」とゼレンスキー大統領は話した。
「我々の自由や生活を破壊するためだけでもない。ヨーロッパ全域がロシアの標的なのだ」
また、Insiderでも報じたように、ロシアがサイバー攻撃を利用するのではないかとの懸念もある。
米中央情報局(CIA)のロシア担当の元分析官マイケル・E・バン・ランディンガム(Michael E. van Landingham)氏は「アメリカやヨーロッパのコンピューターを使用不能にしたり、ウクライナの重要インフラを破壊するサイバー・アルマゲドンに対する認識はある。ただ、プーチンはウクライナで限定的な戦争を戦いたいと考えているので、恐らくそれは起こらないだろう」と指摘している。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
原左都子の私事及び私見に入ろう。
我が娘の引越騒動で、しばらくロシアのウクライナ侵攻問題に関するエッセイ公開が途切れていたが。
その間も新聞やテレビ報道にて、これらに関するニュースは注視してきている。
どうやら、ロシア軍はウクライナ南部と東部地域制圧に向けて攻勢を強めている様子だが。 これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は西側諸国に武器の要請を強めているとの報道だ。
あるいは、ロシア軍が既に制圧したと主張するウクライナ国内南東部の地域民に「ロシア籍」を有するように勧めている、とのニュースも見聞したが。
これに対し、ウクライナ国民側が固く拒否しているとのニュースにも触れた。
はたまた、ロシアと国境が接するフィンランドとその隣のスウェーデンのNATO加盟申請に、プーチンが大いなる嫌悪感を示しているとの情報もあった。
ウクライナのゼレンスキー大統領としては、今後もロシア軍と戦い続けるための更なる武器供与を西側諸国に求めているとの報道もある。
ゼレンスキー大統領の思いの程は痛いほど分かるものの…
それを続けて、ウクライナの領土と人民の命を如何程に守り切ることが可能なのか。 実に心が痛む課題でもある…
とにもかくにも、このウクライナ侵攻問題の諸悪の根源はプーチンであることには間違いない!
癌やパーキンソン病を患っているとの噂もあるロシアのプーチン大統領。
それならば、余生の少しは自身の身の安泰にでも尽力すればよさそうなものを。
何故、それ程までにウクライナひいてはヨーロッパ全土を制圧せんとの誤った使命感に燃え滾るのか??
(その一つの理由として、当の昔に家族の皆が離れていってしまって実はずっと寂しい思いをしている、との現状もあるのかもしれないが…)
ヨーロッパ全域の制覇は叶わぬ儚い夢ではないかと、西側諸国に暮らす私とてある程度の現実味を帯びつつ想像できてしまうのだが。
いかがですか、プーチンさん??
P.S.
冒頭引用文の大文字に関しましては決して原左都子の意図ではなく、引用元の事情によります事をお詫びしておきます。