(冒頭写真は、昨日娘が転居した新居にて撮影した出窓からの風景。 この辺りは区の公共施設が多い場所のようで、すぐ前の緑の地域は児童公園。 その背後の建物も区の施設。 更には写真には写っていないが、左斜め前の建物も区の施設だ。)
昨日は「こどもの日」の好天の中、我が娘はひとり立ちのために我が家から冒頭写真の住居地へ転居して行った。
独り者の引越の身軽さを実感させられた引っ越しだったが、何と荷物搬出も新居への搬入も20分ずつ程度の短時間にてあっという間に終了した。
その後の荷物の片づけが大変だが意外や意外2時間程度でほぼ終了し、私は自宅へ帰ることとなった。
やはり引っ越しとは疲れが出るもので、昨夜は早い時間帯に就寝して熟睡し夜中の2時ごろ一旦目覚めた。
それからが大変!
一人新居へ残してきた娘が、内心よほど気がかりだったのだろう。
急に我が脳裏に、ある具体的な心配事が蘇った。
新居のトイレに入ったところ、ドアノブの調子が少し悪い。
それを無理やりこじ開けようとしてドツボにはまってしまい、鍵がかかっているのかそうでないのかが分からなくなってしまった。
こういうパニック状態になると、人間とはさらにそのドツボにはまるものだが。
少し我に返って冷静さを取り戻すと、特段どうということもなく簡単にドアは開いた。
で、夜中の心配事とは、これなのだが。
もしかしたら娘も私の帰宅後トイレへ入って、同じ様なドツボにはまってしまったかもしれない!?!!
そう思い始めたら、もはや寝られやしない。
娘は今頃トイレに閉じ込められて、一人でパニックに陥っているに違いない! 誰かに連絡しようとしてもまさかトイレにスマホを持ち込んではいないだろうし。
娘の部屋のトイレは窓があるので、そこから叫べば誰かが助けに来てくれるかもしれないが、こんな真夜中にそれもできないだろうし…
いや、元々寡黙な子だ。 命がかかっていようが、助けを呼ぶような子でもない…
そうこうして、それから朝の5時頃まで覚醒状態で布団の中で過ごし。
その後少し気持ちが冷静さを取り戻し、後ひと眠りできたのだが。
朝起きた後もやはりそれが気になるのだが、本日の娘のスケジュールも混んでいる。 娘が無事だとした場合、くだらないことで電話をしても迷惑だと考え、午前中の連絡は控えた。
そして先程、他の用件を理由に娘に電話をしたら、新規家具搬入対応及び引越荷物開梱に励んでいる途中だったようだ。
とにかく娘が無事なことに安堵した私は、まずは重要要件から娘と話し合った。
最後にトイレのドアの件を切り出すと、娘がトイレを使用した時には特段の不具合は無かったようだ。 ただ我が娘が偉いのはそういう事態も既に想定していたことだ。
それに安堵した私が付け加えて、「一人暮らしの家のトイレのドアを閉める必要は無いと思う。 私も独身時代に来客がある時以外はトイレのドアを閉めたためしがない。 よもやのトイレドア故障を想定して、ドアは開放しているに限ると思よ。」
私同様、慎重さが取り柄でもある娘もそれに同意したかどうかは不明だが、決して否定はしなかったのに安堵した母の私だ。
これっておそらく我が“閉所恐怖症”に由来している現象だとも考えているが。 実際狭い空間のトイレに閉じ込められた事態を想像しただけで、今でも恐怖だ。😱
まあとにかく、娘が独り立ちの初っ端から新居のトイレに閉じ込められずに済んで、一安心だ。😊