原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「コロナ第9波」は大規模化の恐れがあるようだ…

2023年04月29日 | 医学・医療・介護
 政府・厚労省は、“5月8日からの新型コロナの5類移行” を発表したが。

 どうやら、「コロナ第9波」が今後大規模化する恐れがあるとの専門筋からの見解があるようだ…😱 


 2023.04.20付朝日新聞より「『第9波』、大規模化の可能性 専門家有志」と題する記事を、以下に要約しよう。
 
 厚労省に新型コロナウィルス対策を助言する専門家筋の有志は19日、今後起こり得る「第9波」は、「第8波」より大規模となる可能性がある、との見解を示した。 海外と比べて人口に占める感染者の割合が低いため、コロナの5類移行後も、高齢者を中心に死者が継続して発生する可能性もあると指摘した。
 流行の規模が縮小している英国と日本の状況を比較したところ、献血者の自然感染により抗体の保有率が英国は86%だったが、日本は42%にとどまっていた。 感染者の割合が低いことから、日本は第9波も第8波より大規模になる可能性が残されているとした。
 また、日本は75歳以上の後期高齢者の人口規模が大きいため、今後ワクチン接種率が現状から上がらないまま、対策緩和後の感染レベルが欧米と同じくらいになると、死者が他国と比べて多い状況が続く可能性があるとした。
 
 (以上、朝日新聞記事より引用したもの。)



 我が家にも、義母と亭主の「コロナワクチン接種券」が既に届けられた。
 
 義母の接種券が「第6回」になっている事実に驚かされた。
 既にそんなに多くの回数を、義母は接種したことになる。
 にもかかわらず、義母は今年の冬に「高齢者施設内感染」の被害を被っている。 ただしワクチン接種の効果があったのか??、義母のコロナ感染は幸い軽症で済んでいる。 

 片や我が亭主宛にも、一昨日「コロナワクチン接種券」が届いた。
 亭主は、つい最近まで「第6回コロナワクチン接種は受けない」と言っていたのだが、第9波の感染が大規模になるとの報道を見聞して後は、どうやら接種に行く方針に切り替えたらしい。

 かく言う私だが。
 私の場合、第3回の「モデルナ社製コロナワクチン接種」に於いて、2日連続39℃超の高熱被害に遭っているため。 第4回以降は接種を見送る方針を採用した。
 去年の秋頃その方針を変えて、やはり接種することに自己決定したのだが。 運悪く(運良く??)左膝骨折入院と重なったため、その後コロナワクチン接種をする機会が無く、現在に至っている。

 いま現在の我が区での集団接種に於いては、どうやら「ファイザー製」ワクチンを使用するようだ。
 これがもし「モデルナ製」だった場合、あの悪夢の“2日連続39℃超の高熱被害”の難を逃れるべく、接種は回避したであろうが…
 現在のところ、未だに接種の是非の結論を出ていない。
 (参考ですが、私のように途中から接種を中断している場合、手元に届いている最新の接種券を持参すれば自治体接種会場にて接種が可能です。 我がエッセイ集ファンの方から質問がありましたので、この場でお答えしておきます。)


 それにしても、私が呆れ果てるのは。

 政府(厚労省)の突然過ぎる「新型コロナ5類移行」への踏み切り発表措置だ。

 国内では未だにコロナ死者が減少しているとは言えない状況下にあろう。
 今尚、コロナ後遺症で苦しむ国民も少なくない現状でもある。

 しかも、時は5月の連休時期。
 おそらく政府の「新型コロナ5類移行」への踏み切り発表を、単純に「行楽を謳歌しても大丈夫!」と真に受けた国民たちが、行楽地に大勢繰り出すことだろう。
 
 怖いのは、その後だろう…
 今回の専門家筋の「第9波大規模化」の予測とは、それら国民の連休中の行動を予想してのものであるとも推測できるが。

 原左都子自身は、今後も「コロナ感染」を避けるべく対策を練りつつ行動する予定でいるが。

 どうか国民の皆様も 我が身を守るべく冷静な判断の下に、連休を過ごされますように…