原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

堀内詔子ワクチン担当相が岸田政権「辞任第1号」へ !?!!

2021年12月16日 | 時事論評
 冒頭から、今朝方見たネット情報を以下に要約引用しよう。

 
 堀内ワクチン担当相が岸田政権「辞任第1号」へ崖っぷち 国会でポンコツ露呈し野党ロックオン
 
 トンチンカン答弁に委員会が一時ストップするほど…(堀内詔子ワクチン担当相=衆院予算委、14日)

 「あのー」「えーと」「そのー」ーー。13日から始まった衆院予算委員会で、答弁席で言葉に詰まりまくっているのが堀内詔子ワクチン担当大臣だ。
 新型コロナのオミクロン株対策として検討されている、ワクチンの3回目接種の前倒し。13日の予算委で野党議員に「3回目接種に際し、国民はワクチンのメーカーを選べるのか」と質問されると、堀内氏は「メッセンジャーRNAのワクチンで」「モデルナかファイザーでお願いしたい……」とトンチンカンな答弁。 延々と関係ない話をし続け、委員会が一時ストップしたほどだった。
 14日の予算委では、「ワクチン担当相の役割は何か」と基本中の基本を質問されるありさま。 何とか「自治体への供給、ワクチンのさまざまなことの発信を担当していると思う」と答弁できたが、うつろな目でキョロキョロし、いかにも自信なげ。 ツイッターでは〈自分が話している内容も把握してないな〉〈ワクチン担当大臣を任せて大丈夫なのでしょうか〉といった声が続出している。
  ファイザー争奪戦が待ち受ける
 “ポンコツ”を露呈しすっかり野党の批判の的になっている状況だが、今後、堀内氏には悩ましい問題が待ち受けている。 海外でオミクロン株感染者が拡大し、熾烈なワクチン争奪戦が起こりかねないのだ。
 「3回目接種の前倒しに岸田首相が言及したが、そもそも在庫不足状態。また、現状の在庫の6割がモデルナ製で、政府は前倒し接種にモデルナ製を積極的に使いたいが、副反応が強いため国民からは『3回目はファイザーがいい』という声が上がっている。ファイザー製の確保が急務だが、世界中で需要が膨らんでおり、交渉は難航必至です」(厚労行政関係者)
 前ワクチン担当相の河野太郎議員が14日の毎日新聞のインタビューで、〈担当相就任後は延々と交渉をやってきた〉〈ファイザー本社の責任者とは連日、電話やメールで直接やりとりした〉と話していた。 英語ペラペラで「次の首相」として名前が挙がる河野氏ですら苦労したワクチン行政。とても堀内氏に務まるとは思えない。
 「岸田派所属の堀内さんは今回、『女性枠』で入閣しました。岸田首相としては、感染状況が落ち着いているため『そこまで難しいポストじゃない』と考えたようだ。 堀内さんは普段はテンションが高く、どちらかといえば“軽い”タイプ。官邸は、堀内さんの『危うい答弁』をある程度予想していたが、ここまでとは思っていなかったのではないか」(官邸事情通)
 ミスすれば“火だるま”必至。辞任第1号に一直線だ。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)




 当「原左都子エッセイ集」に於いて、私は2009年秋頃から大流行せんとした、鳥インフルエンザウィルスワクチンに対する当時の民主党政権 厚労省大臣・長妻氏等の失敗を数本のエッセイ内で大バッシングし続けている。 
  以下に、その1本である2009.10.19公開バックナンバー「ワクチン接種をあおらないで」の一部を要約引用しよう。

 今回は、上記“接種促進派”の医学専門家が主張されるところの「接種を望む人々の判断を誤らせてはいけない」との観点に“接種慎重派”の人間の一人としてそのご意見にのっとりつつ、その考えの背景等の多様性も鑑みた上で私論を述べさせていただきたく考える。
 上記朝日新聞10月17日の“私の視点”への医学専門家の投稿は、ワクチンの有効性と安全性に関する専門家からの意見としてよくまとまっていて大いに参考になる。 これを参考にさせていただきつつ以下に私論を展開しよう。
 ワクチン接種に当たって、まずは確率計算から始めるべきであろう。(極端な話が)新型インフルエンザに感染して死ぬ確率と、ワクチン接種して死ぬ確率をとりあえず比較してみるのが一つの指標としてわかりやすいと思うのだが、いかがであろうか。
 ワクチン接種の国家検定基準の重大事故の発生確率が30万分の1であるということは、今回の新型インフルの場合国民のうち(現在国内に確保されているワクチン数と等しい)7000万人が接種したとして、死ぬ事と同等レベルの重大事故に遭うと予想される実数は単純計算で最大約230人。 片や、現在までのところの新型インフル感染による国内の死者は10月17日時点で27名。これに関しては、今後の感染拡大によりさらに増加する可能性も高い。 
 元医学関係者である私として気がかりなのは、投稿者が指摘しているアジュバント(免疫反応増強のための添加物)による副作用である。 今回の新型インフルワクチンの場合、冬季の感染拡大を目前にして国がその接種を焦っているとも見受けられるのだが、7000万人規模程の大がかりな一般国民対象のワクチン接種が既に開始された今現在、アジュバントに至るまでの臨床実験は恐らく未実施を貫くのであろう現状を大いに懸念する私でもある。
 実際問題、国内における7000万人もの大規模一斉ワクチン接種は今回が初めての試みなのではなかろうか??
 新型ワクチンの“有効性”がおぼつかないことが後々判明したとしてもまだしも許せるが、“安全性”においては、その予期せぬ犠牲が最小限に済むことを祈るばかりである。
 大袈裟に表現すれば、(今回の新型インフルに限らず)ワクチンとはその接種において個人の「死生観」もからむ選択肢であると私は捉えるのだ。
 自分が生きた時代に偶然蔓延した“流行り病(はやりやまい)”で死にゆくことと、それに対する人為的なワクチン接種で命を絶たれることとを天秤にかけると、どっちの死に方が重いのか…、 話が飛躍し過ぎで馬鹿馬鹿しいと思われる方もいるであろうが、そんな選択を迫られているようにも感じる今回の“大規模ワクチン接種”の騒動である。
 少なくともその種の選択を迫られて尚、自分なりの“美学”を我が人生において一貫して持ち合わせていたい原左都子である。

 (以上、本エッセイ集バックナンバーの一部を要約引用したもの。)



 話題を、現自民党政権にて“ワクチン担当大臣”に任命された堀内詔子氏に移そう。
 冒頭の引用文章中に記されている文言を再引用すると。
 「岸田派所属の堀内さんは今回、『女性枠』で入閣しました。岸田首相としては、感染状況が落ち着いているため『そこまで難しいポストじゃない』と考えたようだ。」
 まさにその通りの安直な抜擢だったのであろう。

 元医学関係者である私としては、突如ワクチン大臣に任命された堀内氏の経歴が知りたくて、早速ウィキペディアを検索した。
 そうしたところ驚いたことに、この方、過去に一切の医学経歴が無いのだ。😱  出身大学の学部もバリバリ文系。 
 これで、ワクチン大臣が務まるのか!!?? 
 いくら「女性登用」を焦っている岸田政権としても。 こと、人命にかかわる省庁の大臣の任命にして冒険が過ぎて安直だ!、と呆れ果てた。

 そうしたところ案の定、国会において“しどろもどろ答弁”をやらかしてしまう始末…

 本日午前中にも、テレビの国会中継内で堀内氏の発言を垣間見たが。
 さすがに大バッシングを受けた直後のため、答弁文章を何とか自分なりにまとめた様子ではあるが。
 内容が何ら伴っておらず、相変わらず“医学無知”を晒したとしか受け取れない答弁だった。
 大臣たるもの、少なくとも国会答弁の前日に一夜漬けしてでも、ある程度のワクチンに関する理解を少しでも深めておくべきだろうに… 
 その努力も無く、よくぞまあ国会答弁を引き受けたものだ。

 こんなことで今まさに世界規模で感染が拡大している「オミクロン株」対策を、万全に乗り切れるとも考えられない。

 ここはやはりワクチン担当相として“国会しどろもどろ答弁”の責任を取って、岸田内閣は 「辞任第1号」の勇断を急ぐべきだろう。

 だから言ってるでしょ!
 女ならば誰でもいいからとりあえず大臣に任命する、などとの超安直な人事では、結局は早期に墓穴を掘るって!!


66歳の人間が抱える苦悩

2021年12月15日 | 自己実現
 少し前に、ネット上で興味深い話題に触れた。

 
 早速、以下に引用しよう。

 

 66歳の独身です。扶養者がいないと、年金を減らされたり介護保険料を多く取られませんか?


  年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。独身だと年金を減らされるのかという、年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

 老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。
 今回は、独身だと年金が少なくなるのかについてです。

Q:扶養者がいないと、受け取れる年金が減ったり、介護保険料を多く取られたりしませんか?
「66歳の独身です。65歳から年金をもらっていますが、毎年、年金機構から扶養者がいるかいないかのアンケートが来ます。扶養者がいないと、年金受け取り額を減らされますか? また、介護保険料を多く取られませんか? 教えてください」(匿名希望)

A:扶養者がいる人よりも税金が多く引かれ、年金の手取りが少なくなる可能性があります。介護保険料は多く取られるということはありません
老齢年金は、所得税(雑所得)の課税対象ですが、計算する時は年金受給額から公的年金等控除額を差し引いて計算します。公的年金等控除額(65歳未満は60万円、65歳以上は110万円)と、基礎控除(48万円)を足した金額(65歳未満は108万円、65歳以上は158万円)未満であれば、所得税はかかりません。

この控除額を超えると所得税(雑所得)を負担することになります。老齢年金の雑所得は、公的年金等控除額と基礎控除の他にも、社会保険料控除(国民健康保険料・後期高齢者医療保険料や介護保険料などの社会保険料)、その他の各種控除(配偶者控除、扶養控除など)も差し引いて、税率(所得税率・復興特別所得税率)を乗じて計算します。
●公的年金の雑所得の計算式
(公的年金受給額-社会保険料控除や各種控除)×5.105%(※)
※所得税5%×(1+復興特別所得税2.1%)。源泉徴収される復興特別所得税の額は、源泉徴収される所得税の2.1%相当額とされています。
相談者は、扶養者がいないとのことですので、扶養控除を差し引くことができません。控除額が少ないため、年金の受取額が少なくなることもあるでしょう。年金自体が減らされるわけではありませんが、税金が天引きされた結果として手取り額が少なくなるということです。
所得税と同様に、年金受給によって住民税が課税されることもあります。そのため手取りが減ることもあります。住民税額も扶養者がいることで減ることもありますが、住んでいる自治体によって異なりますので、市区町村役場に確認してみましょう。
また介護保険料も、住んでいる自治体ごとに異なります。新宿区を例にすると、本人の課税年金収入とその他の合計所得金額を合わせた額によって、16段階に区分されています。合計所得金額とは、扶養控除、医療費控除、社会保険料控除、基礎控除等の所得控除をする前の金額です。
そのため、新宿区において、相談者の介護保険料の金額は、扶養者がいないから負担が多くなるということにはなりません。介護保険料の計算は各自治体によって異なりますので、住んでいる市区町村役場へ問い合わせてみましょう。


 あえて、この議題に触れたのは。

 まさに、現在の原左都子がその年代に達しているからこそだ。


 それにしても、このアンサーが、“66歳独身者”に対して誠実に回答している事実に助けられる思いだ。


 この世に生きる“同年輩”の皆様。

 その生きざまは異なれども。

 “もはや戦後ではない!” と叫ばれた時代を生き抜いて来られているのならば。

 今後もその世代の人生は、安泰ではなかろうか!?

 と位置付けて。
 
 この原左都子など、実に良き時代にこの世に生まれ出たことを感謝しつつ。

 今の時代に生を受けた人生を、日々謳歌し続けているのだけど。


グランマ・モーゼス ー 素敵な100年人生 シリーズ ー vol.6

2021年12月14日 | 芸術
 (冒頭写真は、朝日新聞愛読者プレゼント “グランマ・モーゼス 素敵な100年人生”より、油彩「サンタクロースを待ちながら」。)



 グランマ・モーゼス “素敵な100年人生シリーズ”も第6回目の配布となり、時はクリスマスシーズンだ。


 まずは、冒頭の「サンタクロースを待ちながら」の解説から引用しよう。

         

 1960年、グランマ・モーゼスが100歳の誕生日を前にして引き受けた仕事は、子ども向けの絵本「クリスマスのまえのばん」の挿絵制作だった。
 本作では、大きなベッドに4人の子どもたちが眠っている。 期待と興奮でなかなか寝付かれない子もいるようだ。 生まれてまもない赤ちゃんのすがたもある。 椅子に掛けられた靴下には、どんなプレゼントが届けられるのだろう。 キルトのベッドカバーは、母親の手作りかもしれない。 実生活では5人の子どもを育て上げたモーゼスならではのリアリティと、愛情あふれるまなざしがにじむ1点である。

 (以上、解説文を引用したもの。)



 この作品を一見して原左都子の脳裏に、8か月程前にみた夢がフラッシュバックした。

 クリスマスとは何らの関連もないのだが。
 (夢内で)某男性の誘いを受けて、その男性の自宅を訪問したところ。 その部屋がまるでこの油絵と同じ程の広さがあり、その部屋にまさにこれ位の大きさのベッドが3つある。
 男性以外にその男友達が4,5人来ていて、皆が3つのベッドに分かれて寝る、と言う。 要するに各ベッドに2名程ずつが一緒に寝るとの計算になるのだが。 
 まずは、自宅へ招待してくれた男性が私に問うて「貴女は、誰と寝たい?」
 即答で私が応えて「貴方と一緒がいい。」

 ここまで書くとほぼバレるかもしれないが、要するに当時、そんな心理状態になるような我が内面感情があった。
 まさに、クリスマスとは何らの関連もないのだが。
 法律でも「内心の自由」は保障されているし、イコール「夢内の自由」も認められているのだから。
 どんな夢を見てひとり芝居で楽しい思いをしても、まあいいんじゃないですか???😜 



 もう一枚の作品は、油彩「来年までさようなら」。

         

 この作品の解説も、引用しよう。

 常に自らの実体験に基づいて絵を描き、空想上のテーマを手掛けなかったグランマ・モーゼスだが、絵本「クリスマスのまえのばん」の挿絵においては、本作のように幻想性豊かな場面が登場する。 トナカイの引くそりに乗ったサンタクロースが、プレゼントを配り終えて飛び立つところだろうか。
 夜空のブルーのグラデーションに月が輝き、凍てついた樹木が美しく照り映えている。 寝静まった家々では、子どもたちが幸せな夢を見ていることだろう。 
 期待と夢が詰まった物語のページを、100歳の絵筆は見事に彩った。

 (以上、解説文より一部を引用したもの。)



 クリスマスねえ。

 我が娘が小学生の頃までは、私も自宅のデコレーションを頑張ったものだ。
 玄関先には、リースを飾り付けたり。
 室内では観葉植物をツリーに見立てて、飾りつけを施したり。 
 リビングの大窓には、当時としては斬新だったLEDの装飾をしたり。(これが、視力が異常なまでに劣悪な亭主から「その輝きに自分の目が耐えられない!」との悲壮な訴えを受けて以降、自宅でのクリスマスの飾りつけはごく一部に留めている。



 現在の私自身としては、クリスマスなど所詮、二の次でいいのだけどね…


マイナスの言葉を他者から吐かれたら 

2021年12月12日 | 人間関係
 冒頭から、今朝方ネット上で発見した、「他人からマイナスの言葉を吐かれたときに、すぐやると効果的なあることとは」との精神科医師による記述を、以下に要約引用しよう。


 他人とうまくコミュニケーションできないことからくる孤独感や閉塞感、自己肯定感の欠如、SNSによる誹謗中傷やバッシングなど、私たちは、いま多くの生きづらさを感じさせる事柄に取り囲まれている。 そんな中にあって、毎日を心安らかに、できるだけ快適に生きていくためには、どうすればいいのだうか?  発達障害(ADHD)、うつ病など、生きづらさを抱えながらも精神科医として活躍するバク先生の初の著書『発達障害、うつサバイバーのバク 精神科医が明かす生きづらいがラクになる ゆるメンタル練習帳』(ダイヤモンド社)が発売された。 (中略)
 もしも他人からひどい言葉を言われたとき、どうする?
 他人からいやなことなどを言われたときに、さらりと受け流すのに有効なテクニックが「一人脳内会議」という方法。
 たとえば他人から、次のような心ないひどい言葉を言われたとしよう。
「使えないヤツだな」とか、「これだからあなたはダメね……」とか。
 もしもこんなことを言われたら激しいショックを受けるし、メラメラと怒りも覚えるであろう。
 そんなときは、自分の頭の中で少しだけ「脳内会議」を開こう。議題は「この発言をどこまで鵜呑みにする必要があるか?」だ。
「一人脳内会議」をやって、さっと頭を切り替えよう!
 脳内会議ですから、頭の中でいろんな自分に発言させて、いろいろな議論を交わしてみる。 (中略)
 
 いやなことを言われた瞬間にやることだから、議論が細かくできるかどうかはわからない。 ただ、「そんな言葉を真に受けて気にする必要はない」ということで、自分の中で納得できたら、それでよしとしよう。
 あとは気にせず、できるだけ意識をせずに、ふだん通りのことをしていればいい。
 意識すればするほど、相手が近くにいるだけで似たようなミスをしてしまいかねないし、ストレスもかかる。
 萎縮した状態で「これをやったら終わりだ」と思いながらやっていると、再度同じミスをしやすくなるので、早急に頭を切り替えたほうがいい。

 (以上、ネット情報よりごく一部を引用したもの。)



 当「原左都子エッセイ集」に於いて、既に公開しているが。
 私は人から「貴方が嫌いです!」を我が人生に於いて2度も直言されているし。 あるいは酒の席だったとはいえ、とてつもない罵声を浴びせられた経験もある。

 それらのエピソードを既にバックナンバーにて披露しているが、ここで今一度、再現させていただこう。

 小学6年生時の事件だが。
 「お前が嫌いだ!」とクラスの一男子より直言されたことがある。
 男子の発言を再現すると、「クラスの皆がまとまろうとしているのに、いつもお前が反論してきてゴタゴタになってしまう。どうしてそんなに反撃ばかりしてくるんだ!」 (参考だが、コイツ警察官の息子で、やたら正義感が強いところがあった。)
 時は、反抗期真っただ中だった。 おそらく女子の方が反抗期が早く来ると考察するが、そんな私は内心思った。(なんだこの子ども男子は! 私は既に大人の思考をしてものを言っているんだ。 お前なんか相手にしてやるもんか!) ただ、それを当該男子に直言することは避けた。
 そんな二人のやり取りを教室内で見ていたクラスメートの一女子が私のところへやってきた。「私は〇ちゃんが正しいと思う! 気にすることはないよ。」
 まあ所詮 子供同士の喧嘩のため、特段大騒ぎになるでもなく事件は収拾した。


 「貴方が嫌いです!」第二弾は。

 医学関係企業にて、既に私が係長の地位を得ていた頃の話題だが。
 途中入社で我が部署にやってきた同じく医学(免疫学)経験のある年上女性(Tさんとしよう)から、これまた「貴女が嫌いです!」と直言されてしまった。
 これには、事の背景があるのだが。 
 どうやらTさんの趣味範囲にまで、私が侵入してしまったようだった。 詳細を語ると長くなるため、ここでは省略するが。 
 要するに、Tさんとて外部で医学をある程度極めている立場だ。 ところが途中入社の立場のため、既に係長の地位にあった私の存在が目障りだったのであろう。 
 そんな私に趣味分野にまで踏み込まれてしまい、逃げ場が無くなったのではなかろうか? 
 ある日仕事の帰り道に偶然Tさんと帰路が一緒になった際、私から一言「お仕事終わったんですね。」と声掛けするなり、「貴女が嫌いです!」と振られてしまった。
 (Tさんはそれほどまでに私のことを嫌っていたんだ…)と感じつつ、このシチュエーションで一緒に駅まで向かう訳にもいかず。 「お先に失礼しますね」と一言告げて、私は駅まで急いだものだ。
 
 後日談だが、Tさんは我が勤務先内での居場所がどうしても掴めなかったのだろう。 結局は早期退社して、職場を去って行ったようだ。



 もう一つ、酒の上での“暴言吐かれ経験”に関して語っておこう。
 これに関してはお互いに酒が入っていたため、二の次でよい話題なのだが。
 
 経営者であるママさんが仕切っている、せいぜい10名程度の客が入れる狭いスナック内での出来事である。
 当時教員をしていた私は、彼氏と2人でよくこの店を訪れていた。 
 その時は他企業の男女混合グループも店を訪れていたのだが。
 何分狭い空間のため、同席している他企業グループとの交流も図るべきと考えた私は。
 他グループの女性に声をかけた。
 (今思うに、これは確かにまずかったと反省するが)、「お姉さんもご一緒に歌いませんか?」
 この我が発言に、“お姉さん”が怒り心頭だ!!😱 
 既に相当酔っ払っていた様子ではあったが、「何が“お姉さん”よ!!!! アンタよりもずっと若いわよ!! 謝りなさい!!」
 (いや実際の年齢は存じないが、私からみたら10歳か20歳ぐらい年上と心得たのだが…)

 この“他企業のお姉さん”の憤慨に、店全体が蒼白となった!!
 ママさんは元より。
 他企業のリーダー格の男性が我々二人に平謝りしつつ、未だ憤慨の“お姉さん”を引き連れて店を退散したものだった。 

 その経験から私は、初対面の女性と交流する際には「お姉さん」は厳禁!と心得て現在に至っている。



 今回のテーマである、「マイナスの言葉を他者から吐かれたら」の結論に入ろう。

 既に若くはない身の私としては。

 他者から吐かれた言葉が「プラス」であろうが「マイナス」であろうが。
 とにかく他者の立場こそを思いやってものを言うべきと、肝に銘じていると言えよう。

不登校児も担任が変わると学校へ行ける、十分にあり得る話だ。

2021年12月11日 | 教育・学校
 冒頭から、朝日新聞2021.12.07付 「生活」面のページに、「担任代わり学校行けた 私も気持ち理解できた」の一部を、以下に要約して引用しよう。


 私(元養護学校の生徒だった人物のようだが)が小学1年生だったとき、普通学校に通う二つ年上の兄が不登校になった。 一人で学校に行けなくなった兄は、母と学校に通い始めた。
 ところが兄が4年生になった春、転機が訪れた。 兄の担任が新しい先生に代わった。 自身のお子さんが不登校だった経験もある、50代くらいの優しくて明るい女性だった。
 先生は、4年生になっても母と登校する兄に「一人で学校に来なさい」とは言わなかった。 むしろ学校は無理に行くべき場所ではないという持論を持っていた。  兄は先生をとても信頼した。

 (以下略すが、以上朝日新聞記事より一部を引用したもの。)



 私自身が高校教諭(及び高校非常勤講師)をしていた時期の話題に移ろう。

 私立高校にて非常勤講師をした頃の話題だが。

 4月の新学期が始まる前に、担任から私に伝達があった。
 「当クラスには、Sさんという不登校女生徒がいます。 前年度から不登校が続いていますが、もし登校してきたら、それなりの対応をよろしくお願いします。」

 さて、Sさんの席がいつも空席のまま月日が流れ。
 いつ頃だっただろうか、Sさんが(私にとっては)初めて登校してきた。
 このクラスでは「商業法規」の授業を担当していたのだが、授業を始める前に、まず私は初対面であるSさんに挨拶をしておこうと考えた。
 「Sさん、初めまして。この4月からこのクラスの「商業法規」の授業を担当している〇〇と申します。よろしくお願いします。 とりあえず本日授業で使用するレジメ(私が個人的に作成した資料をいつも授業で使用していた。)を渡しますが。 後でこれまでに使用したレジメを全部Sさんに渡しますので、授業の後職員室まで取りに来てくれますか?」

 このSさんだが、我が想像とはまったく異なり、明るそうではきはきものを言う年齢相応の可愛い女生徒だった。 
 そして私の指示通り、必ずや職員室までレジメをとりに来てくれた際にも礼儀正しく明るい子だった。 
 教員の私側としては、決して「何で不登校しているの??」などとの馬鹿なことを聞く訳もなく、その日はそれでSさんとの対応は終了した。
 
 ただ残念ながら、その後も一度もSさんは登校して来なかった…

 何分たかが非常勤講師の身分であり、この件に関して深入りするべきではないとの我が判断の下に、この件は終了した…


 
 話題を大きく変えて、我が小学生時代の一光景を語ろう。

 上記引用文と同様、私が小学4年生時に、糖尿病を患っている50歳程の女性教員が長期休業をすることとなった。
 
 この女性教員に関して語ると、短気ですぐ怒り始めるし、ろくでもない教員の印象しかなかった。
 ところが何故か我が母がこの教員と馬が合う仲良しで、「先生は糖尿病を患っていて身体が辛いのよ。 生徒を怒るのも無理はないと思うよ。」
 それに反論して私曰く、「そんな馬鹿な話はないよ! 教員たるもの、そもそも健康体であるべきだし、病気を理由に生徒を怒っていいはずも無い!!」

 この担任が糖尿病で長期療養に入ってくれた事実に、私は実に幸いした!
 その後我がクラスを指導してくれた教頭や、臨時にて採用されてきた若き女性先生が“まともな“人材だったことに助けられて。
 私は小学4年生を、私らしく伸び伸びと乗り切れることが叶った。

 ところが小5時代に、またもや歪みが大きい女担任にあたり、難義させられ… 

 その後の小6時の女性担任もかなり特殊な人物だったのだが。 その特殊さが“学業成績優秀者を上位に位置付ける”との方策であったが故に。
 この原左都子など、それに関して言うならばそれに位置付けられる存在だったがために、特段困ることなく小学校を卒業し。

 中学生時代は(中2の女教師を除き)担任に恵まれて、次なるステップである高校時代へとつながったと言えよう。


 最後に、原左都子の私見を述べるならば。

 結果としては、小中学校時代の学校における様々な成り行きなど、どうってことはないと結論付けられそうにも思う。

 高校に関して言うと、大学推薦等を利用したい場合は担任等の教員との関係がものを言うのだろうか???
 この議論に関しては、私の場合それとは無関係に自力にて国立大学受験に挑んだ身にして、露知らない世界だ。

 
 小学生の不登校に話題を戻すならば。

 まさに表題の通り、“不登校児も担任が変わると学校へ行ける”レベルの。
 
 実は、簡単な課題なのかもしれない…