九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

日本選挙民が大バカと言い切る識者も現れたが・・・  文科系

2023年07月23日 09時06分27秒 | Weblog
 日本の選挙民って、どうして自公連合に票を入れて来たのだろう。若者が貧しくなって結婚もできないから少子化が深刻になり、子孫が途絶えていく老人も無数という国。貧富格差がアメリカと並んで世界有数にひどくて、貧困家庭の子どもは、教育も受けられないから、貧富の世襲でさらに貧しくなっていく国。そんな家庭も含めて消費税を一律に取り、高速料金やガソリンは世界有数の高さという、とんでもない「税」の不平等も存在する国。ちなみに、国土交通相はずっと公明党議員だったかな。

 白井聡のように、国民が「大バカなのだ」と言い切ってしまう人も現れて、それはそれで当たっていると思うけど、それにしても、どうして? 「マー、利権政治で統一教会狂信者をも選挙活動に使うなど、選挙のためだけに政治をやって来た保守政党と、それを支える既得権益者たち」ということなのだが、5割もの選挙に行かぬ人々はどうしてなのだろうか? 「どうせ諦めるなら、野党に入れてみろ! 懐に手を突っ込むようにして取っていった税を何に使われているのか、考えたこともないのだろう」と言いたいものだが。野党の無力なるものも最低10年ほど政治をやらせてみないと分からないのだし、それによってはじめて、長年日本を支配してきた自民党よりはマシということもわかるに違いなかろうに。

 いずれにしても、2世、3世政治家が続々と続く保守党政権がこれだけ長く続いてきた先進国は珍しいだろう。だからこそ、機会の平等において珍しいほど民主主義が利いていない日本が存在するわけだ。家柄で政治がやれれば、機会の不平等など、そんな政治家の誰が正そうとするものか!

  
 

 






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改めて、「安倍晋三国葬」という陰謀  文科系

2023年07月15日 00時05分50秒 | Weblog
 安倍晋三氏が史上最長内閣だったことが国葬の根拠になった。が、彼は政治の正攻法で長く首相が務められるような実績も、能力もなかった。それで、どうして最長政権?と言うわけで以下を書く。

 第一次安倍内閣では5人、第二次では8人も不祥事辞任を起こしている。これらすべての辞任劇で超有名になった「任命責任は私にある」という「口だけ責任」から、「究極の無責任男」と呼ぶ識者も多い。人選能力も危機管理能力もゼロと形容が着くわけである

 ちなみにこの晋三さん、大学時代の評判もけっして良いとは言えなかったから、その後よほど勉強されたのだろう。「安倍の母校である成蹊大学の元学長で国際政治学者の宇野重昭」、および「留学していた」とホームページに載せていた南カリフォルニア大学の評を見てみよう。
『 安倍君は保守主義を主張している。それはそれでいい。ただ、思想史でも勉強してから言うならまだいいが、大学時代、そんな勉強はしていなかった。ましてや経済、財政、金融などは最初から受け付けなかった。卒業論文も枚数が極端に少なかったと記憶している』
『 《安倍君には政治家としての地位が上がれば、もっと幅広い知識や思想を磨いて、反対派の意見を聞き、議論を戦わせて修正すべきところは修正するという柔軟性を持ってほしいと願っている》(以上、野上忠興『安倍晋三 沈黙の仮面』、適菜収「安倍晋三の正体」より)』

 次は、南カリフォルニア大学政治学科に往時確認を取ったところ、こんな答えが返ってきたとあった。
『《シンゾウ・アベは78年の春期、夏期、秋期のみ在籍しています。その間は本学の正規の学生ですが、専攻はまだありませんでした。取得したコース(講座)は全部で六、そのうち三つは〝外国人のための英語〟です。政治学は入っていません。一コースは四単位ですから取得単位は二四。卒業できる数字ではありません》(「週刊ポスト」二〇〇四年二月一三日号』、適菜収「安倍晋三の正体」より)


 こんなに学ばない人物が最長首相? それも亡くなった事件によって続々と分かってきたことだが、国民の家庭をめちゃくちゃにした統一教会の狂信者を自民党選挙に大々的に引き込み、特に自派閥の選挙では大いに活用していた。国会議員という税金で雇われた公務員、「全体の奉仕者」としては、けっして許されぬ大悪行である。

 さて、こういう人物が選挙だけには強かったわけだが、それって単純に「疵を隠し、美を売る」日本最大企業・電通に大枚を叩いてきたからだけのことじゃないのか。だからこそ、電通が五輪で白昼堂々あれだけのことが出来るまでの日本になっていた! ちなみに、ここのところの五輪の主は、安倍の政治師匠、森喜朗であった。

 さて、自民党は、ここでどうしても、安倍晋三を偉人に仕立て上げねばならぬ。さもなければこうなるのだ。
「こんな人物が最長期政権を作った自民党って??」
 そこで生まれたのが国葬、まさに「醜を隠し、美を売る」電通の得意技と言えるのではないか。


 安倍の(内閣人事局の)元で栄えた忖度官僚も含めて、今の日本の政治は「全体の奉仕者」などどこかに吹っ飛んで、まさに「与党選挙のための宣伝が全て」の暗黒世界だ。野党が博報堂に頼んだら、少しは議席が増えるのかな? いや、間違いなく会社側が引き受けないだろう。 

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八十路ストーマランナーの手記(463) ゆっくり前進している  文科系

2023年05月30日 08時02分01秒 | Weblog
 ストーマへの尿管が擦れるせいと言われている正常なものなのだそうだが、運動すると尿に血が混じる。ストーマとは人工の体外膀胱袋のことで、僕の場合は尿道拡張のためステントという管が入っていて、それと腎臓との間でそうなるようだ。それで、走るのが遠慮がちになる。が医者のラン許可は出ているし、走れるようになる魅力も大きくて走っている。一昨日も30分3.4キロ×2回で6.8キロを走った。ただし、5月上旬には最高スピードであった1時間のこの距離が、今はLSDになっている。というように、今の僕は着実に前進できている。

 26日には、こんな楽しいトレーニングもあったから、記しておきたい。近所に住んでいる中1になった女孫ハーちゃんと長距離散歩をやった。この辺では最も大きな愛知池まで車で出かけて、一周7.2キロを散歩した。二人でいろんなお喋りをしながらの散歩だった。愛知用水のため池という役割も果たしている所なのだが、周囲は昔通りらしい鬱蒼とした自然がそのままで、歩道を横切る狐も観たものだ。ハーちゃんでさえが「あっ、あれ狐でしょ?」と嬉しそうに叫んでいた。

 こんな風にランが好調だから、ギターの練習もよくできている。あと1か月に迫ったギター教室発表会もかってなく上手くいく予感がある。タレガの前奏曲11番と「エンディーチャとオレムス」、そしてモレノ・トローバの「トリーハ」という3曲を弾く。


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八十路ストーマランナーの手記(460)回復が続いている  文科系

2023年05月14日 07時40分24秒 | Weblog
 前月26日以来、やっと6日にジムへ行き、次が昨日13日とラン自身は間遠になっているが、十二分に回復していると感じられる。昨日は、6・5キロ時から始まるウオームアップ歩行を含んで30分の距離が3.45キロ、後半は7・5キロ時周辺で走っていた。この30分の距離は、復活以来最長のはずだ。ただし、スピードを上げて走っている今は、30分以上はやめておいた方がよいということになる。

 ランが間遠になっているのは、走らなくとも脚筋強化はできるからである。今のトレーニングでは、先回「心肺機能よりもむしろ脚筋を鍛えねばならないと感じつつ帰ってきた」と書いたように、筋力強化を重視しているし。階段往復や、時速7キロ近く出来るようになった孫との散歩、所用における高速自転車などによって。そうした昨日、走力向上を十二分に感じられたわけである。

 筋力強化と言えばとても興味深いことが一つある。自転車を漕いでみると、これが強化されていると日々実感できる。7段変速の街乗り自転車トップギアが、どんどん軽くなっている。この感じは僕にとってはまさに「スポーツマンであることの醍醐味」と言ってよい。

 さて、こんな昨日の感想だが、まだまだ脚筋が弱いと分かった。これでは8キロ時では走れないと実感した。7・5キロ時で走っていたら、右膝に違和感が生じたからわかったことだ。右足親指中心の爪先などをちょっと使うとこの違和感が酷くなったから、たちまち違う筋肉を使うように、走法を変えなければならないという体たらくだった。これも前回書いたことだが、「ストライドを延ばし続ける衝撃に耐える脚ができていない」ことありありなのである。ただし、ランナーのスピードアップ時によく起こる故障をここまで起こしていないことは、ランナーとしての年の功というべきで、これは自慢できるはずだ。


 別の話だが、現在のJリーグで神戸と名古屋とが強いのが面白い。いずれも日本人が監督を努めてここまでの好成績だから、特にそう感じるのか。過去実績が大きい長谷川健太監督はともかく、神戸の吉田孝行に注目である。今日13時から、この名古屋と復調著しい鹿島とのNHKゲーム放映がある。テレビかぶりつきだな。

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八十路ストーマランナーの手記(459)ストライド広げ中  文科系

2023年05月07日 06時54分13秒 | Weblog
 前月26日以来、やっと6日にジムへ行けた。いくつか心配な点があってジムを控え、階段往復などの心肺機能維持や筋力補強運動だけに努めていたのである。それで、6日のジムも45分だけで切り上げてきたが、走力は向上していると十二分に分かった。
 前回ここで26日ジム行きで思い出した正しい走法を復活させたのと、ストライドを少し広げられたのとが大きかったようで、時速7キロでも十分に走れていた。
「膝や足を前に振り出す意識は捨てて、前進しつつある腰の下に持ってきた前脚全体で地面をつつくその反発力を主たる推進力にして走る」
 これから走力がどんどん戻っていくようにさえ、感じられたものだ。どういうか、呼吸が楽になっている。

 これから以降しばらくは、心肺機能よりもむしろ脚筋を鍛えねばならないと感じつつ帰ってきた。ストライドを伸ばそうとしていると分かるのだが、左は膝周辺が弱いし、右はフクラハギ(足首の筋肉)が弱くなっている。これらはこの10日ほどのジム休止の間にもかなり鍛えたのだが、まだまだ足りない。当面、今日延ばしたストライド70センチ近くを当面せめて75センチほどにしなければならないのだから。それでも膀胱摘出手術入院以前の90センチ近くにはまだまだほど遠い。

 補強運動にも励んでストライドを広げつつ、次は時速8キロ時を目指すことになるが、多分できると思う。「ストライドを延ばし続ける衝撃に耐える脚」ができないと故障が起こるという予感がした。

 
 別の話だが、浦和がアジアチャンピオンになった。昨夜の2ゲーム目も観たが、他の何を置いてもデュエルと呼ばれる1対1に勝つことがテーマのようなゲームをやっていた。ドイツで長谷部が長くやっていられる理由もこれ。ここ10年ほどのサッカーはデュエルの時代と痛感したものである。他の力はアル・ヒラルの方が上に思えたから。ただし、興梠は本当に素晴らしいFWだと、改めて感じた。

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八十路ストーマランナーの手記(458)7キロ時が見えた  文科系

2023年04月27日 12時37分12秒 | Weblog
 26日のジムで、退院後一番良い地点まで行けた。30分2回が3.2、3.4キロの1時間合計6.6ロを走れたから、退院後復活の当面目標としてきた1時間7キロがやっとなんとか見えてきた思いだ。4月3日の6.4キロ、23日の6.3キロなどと苦労してきて、昨日やっと後半30分を3.4キロまで来たのである。その昨日夜はとても疲れていたなーという感じで、当初考えていたよりもこの1か月は予定よりもずっと苦労して来たのである。こんな昨日は、現状についていろんな事が分かった。


①先ず、正しく走るフォームも昨日まで忘れていた。19年から苦労して身につけ、22年の手術前には月間180キロまで走れるようになって、1時間10キロが再び復活かというあの走り方を。膝をあまり前に出さず、膝下も振り込まず、前に出つつある腰の下に来た脚を伸ばして腰以下全体で地面をつつく省力推進フォームという最重要点を忘れていた。だから、両脚の運びが不均等になって、ばらつき、安定しなかった。これって、惚けの始まりかも知れない、本当に。

②この「膝、足出しフォーム」だと、上半身のあちこちにも余分な力が入り、疲れること甚だしいとも再認識。特に、腰が前に出にくくなるから、前傾姿勢も不安定に、左右にもふらつくことになる。この不安定のままに両腕を振れば、さらにおかしなことになるという悪循環の有様。19日の左腰外側を痛めたのも、この悪循環が原因だったと今分かるのである。

③よって同じ速度でも心拍数に非常なばらつきが出ていた。①がその原因になっていたと、昨日分かった。①は、それほどに大きいことなのだ。後半30分で初めて3.4キロ走れたのは、①に気づいてこれを修正できたからだと、分かった。


 以上はそれほどに大きいことだが、もう一つ。昨日の事後の疲労があれだけあったのに、今日はこの疲労が去っている。これは、身体がちょっとは強くなったということで、大きな希望になる。①の気づきなど努力が報われた思いになってはいるが、これが今後大きな成果となって現れるかどうか。ちょっとミモノだという場面に差し掛かった。この5月24日で82歳になる間際のこの見物は、ことさら嬉しい。

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八十路ストーマ・ランナーの手記(455)  LSD   文科系

2023年04月17日 05時53分39秒 | Weblog
 4日に書いた453回目から、しつこい風邪もあって10日ほどラン休止、代わりに階段往復や、春らしく庭仕事をやって、14,16日と走った。すでにラン復活は見えたので、4日に書いたような「息切れがする」ほどの無理はせず、LSDに徹する構えをとっている。現在のゆっくりは、30分2回が14日は5.9キロ、16日は6.1キロだ。この2日は、2月と違ってほとんど走っているという特徴がある。もっとも、2月は半分近くが歩行で、走行の方が歩行よりも遅かった。この二日のような走行調子で、1回に0.1キロか0.2キロずつ上げていけば良いと決め込んでいる。

 走るのは、たまに訪れる鬱をすっ飛ばしてくれる。前向きな気分になり、ギター練習も好調になるし、食も進むもの。今日17日はギター教室の先生夫妻とギター友達のK君とで、4人のランチ会だ。馴染みのビストロで「ワイン持ち込み可」と許可を取ってあるから、イタリアのバローロを持って行くつもりでいる。手元にあるネッビオーロというブドウで作るワインを選んだが、大好きなのだ。


 ところで、ブラジルのルーラ大統領が中国を訪問して、BRICS諸国内部の貿易ではドルを排除しようと提案したようだ。フランスのマクロンも「脱ドル化」と気勢を上げ、中国との資源取引を人民元でやろうと決めたようだ。ただ、最近のマクロンのこの動きについては、アメリカ(や日本)を筆頭に当然のことながら悪評紛々である。
 それにしても、ウクライナ戦争にあれだけ兵器などを入れ込んでいるアメリカは大丈夫か? アフガン戦争、イラク戦争と戦争のたびに落ち込んできたアメリカが、今はウクライナを代理として対ロ戦争をやっている感がある中で、「世界基軸通貨ドル」が弱まっていくとしたら、この先のアメリカはどうなってしまうのか。今回のシリコンバレー銀行倒産についても、GAFAMがあらかじめすでに大量解雇に走っていたことが示すように、スタグフレーションという怪物に蝕まれ始めているのである。
 40年も続いた金融立国資本主義は、それが支配できない現物経済圏が世界に広がって来た場合には、意外に脆いと示されたのである。アメリカに忠実な国は今やファイブアイズだけになった。日本でさえ、面従腹背の側面を隠しているはずだ。G7広島会議はその良いお顔だけを見せるのだろうが。


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サンモニの「軍事費」に疑問??  文科系

2023年04月03日 09時00分26秒 | Weblog
 ネットにこんな題名の記事が載っていた。
『「サンモニ」コメンテーター、防衛費を「軍事費」と表現し少子化対策批判???』

 こういう語り方が今でもおうおうにして行われるのが、僕には不思議で仕方ない。十分に軍事力と言われるほどに相当程度でなければ防衛力にもならぬはずだし、そもそも「そういう物」は、他国から観たら軍事力に他ならぬはずだから。こうして防衛力などと言うのは、それを持つ「ご当人の主観的願望」に過ぎないのである。「他国にはそう観られている」という発想が欠けるとき、その日常運用すら誤ることも起こりうるはずだ。

 どんな頭脳でわざわざこんなことを語るのか、幼児的発想の言葉遣いとしか言いようがない。20世紀最大の心理学者の一人、ジャン・ピアジェの発達心理学上の概念に「自己中心的言語」というものがあるが、「防衛力」とか「平和のための防衛力」とかいうのはそんな幼児段階の言葉としか思えないのである。
 世界第3位の経済力を持つ国の世界五本の指に入る軍事力ならば、軍事力と述べるのが、むしろ当たり前のことではないか。これでも「防衛力」と語る人々こそ、現状と9条が矛盾しないと強弁できるのだろう。


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八十路ストーマ・ランナーの手記(444)ジム2回目、練習法が分かった  文科系

2023年02月01日 07時15分11秒 | Weblog
 2回目らしく、ちょっと頑張ってみた。その結果こんなことを認めた。
 僕の今の一定持続最高スピードが6・5キロ時ちょっとしかない。
 とすれば、心拍数を下げるべき長距離鍛錬スピードは、5キロ時以下、4キロ時近くにもなろう。

 というように、ランナーとしてのパフォーマンスでの前進と言うよりも、僕がランナー復帰に向かう「適正練習法」を考える上での前進があった。

 まず6・3~6・5キロ時で歩いた。心拍数は130を超える。これで15分も暖めて心拍数が落ち着いた頃に6.3キロ時でやっと7分走れたが、その心拍数は165ほどにもなった。先回と同じだ。そこで2回目の30分には、5キロ時走りを入れてみたが150bpmほどになっていた。それでも10分近く走れたのである。
 この調子でいけば、bpmを140以下にしてできるだけ長距離を走って心肺能力向上が図られるとそう考えられた。今の僕にとってそこらの適正スピードを探ることが、次回の課題になる。ここまで2回の状況から考えれば、この練習で多分ランナー復帰は出来るだろうと、ちょっと楽観し始めた。今のところはということだが、ジム2日で確実に前進している。

 その後、いつものようなストレッチのあと、腕のプルとプッシュ、腹筋背筋、正式スクワット30回をやって帰ってきた。スクワット30回が意外に楽だったことも身体の好調を示していて、嬉しかった。翌日の今日、ウエート関連の筋肉痛がないのは、82歳になる僕の身体でも1年前をはっきりと覚えているということと思う。
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税金じゃないの、高速道路料金?  文科系

2023年01月30日 09時13分03秒 | Weblog
 高速道路料金が、無料化にすると言っておいていつまでもそうならないどころか、「2065年無料化の約束」を破って、このたび「2115年までの50年延長」となった。この世知辛い世の中で、何とも遠大な話ではないか。

 ちなみにこのこと、僕には、税金の率を低いと見せかけるごまかしの匂いがして仕方ない。本来税金でやるべきものを、利用者が払えとするやり方であるからこそ、「すぐに無料化、いつかは無料化」と言い続けてきたってことで、これを加算すれば日本人の税率は急に上がるはずだ。こんなのが他にもいっぱいあるんじゃないかと時に思う。

 税金は、教育、勤労、税という国民3大義務の一つ。国家の最大重要事項なのに、ここをなんとなくごまかしている。最近特に日本政府らしくなったやり口の走りだったと感じるのは、僕だけか。これが税金とすれば、低所得者からも同じように取る逆進税そのものである。
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米のブロック経済強行に対して  文科系

2022年12月22日 15時11分10秒 | Weblog
 いまの世界、その安定的平和的な持続が根本から問われている時代なのだと思う。ちょうど、江戸時代末期の日本のように。ただし今の世界からのこの問いは、一国やG7だけに問われ、そこで解決できるものではないはずだ。だからこそ超大国を持続させようとするアメリカは軍事的に世界をウロウロし、中国がこの軍事に張り合おうとしているのだ。ここから生まれつつある世界の軍事経済ブロック化がまた、世界をどんどん疲弊させている。自由主義経済下でブロック制を強行すれば結局世界の需要が冷え込むだけとは、経済学者なら誰でも知っている知恵のはずだ。近隣窮乏化論が強調されたのはいつごろだったか。
 そのアメリカだが、2015年だったかに、アメリカ元国家会計検査院院長が「米の実際の国家累積赤字は、GDPの4倍である」と発表した。その後もイラク、アフガン、シリア、ウクライナなどで戦費を使っているから、さらに増えているだろう。ちなみに日本は2倍ちょっとと「発表」されてきた。アメリカのブロック経済強行はこうして、こんな財政下でも軍事を維持していきたいとする苦肉の策だったと、僕は観てきた。
 他方でアメリカは、フリードマンなどアメリカ経済学者たちもこぞってこんなことも語っている。
「アメリカの労働者たちが、こんなに速く中国に職場を奪われるなんて、全く予想できなかった」

 これだけ並べただけでもアメリカの世界戦略は見えてくるはずだが、日本国家もG7もただこれについて行くだけに見える。そもそも、世界の将来をG7だけで考え進めるのはおかしいだろう。ただでさえ、これだけ対立が激しい時代なのだから、こういうやり方自身が民主主義的ではないこと自明である。



 

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快勝に病人も蘇る   文科系

2022年11月22日 16時09分00秒 | Weblog
奇跡的に勝ったと見えるほど、不思議な大転換が起こった。この大転換は大のサッカー好きとしてはどうしても解明してみたいというもの。因みに、中村憲剛も「前後半のあの組織的劇変は一体何だったのか」と、同じ問題意識を提起していた。前半の0対1は確かに想定内とは言えるが、この前半の惨め過ぎる姿からはあの後半の日本攻勢がどうしても期待できなかったのである。
3バックにして右の酒井を上げめにし、その上の伊東を押し上げた。左には三笘が入って高い位置を取った。と、これだけの攻勢にドイツが引いたのは、前半の攻め疲れが大きかったかも知れない。

後半30分、例によって左三笘の鋭い進入。彼にしては早目の前方内側南野へのパス。強烈な南野シュートを片手で何とか弾いたノイアーの正面こぼれ球に堂安の得点。同38分、右サイドバックにいた板倉が前の浅野にフワリと高く長く浮かせたパスは一体どう形容したら良かったろう。これを前を向いた身体のその足先で浅野が演じたトラップとともに後々まで語り草になっていくにちがいないのである。後の浅野のスピードと急接近、ノイアーの体側を掠めて突き上げて行った強烈シュートもちょっとない見ものであった。

膀胱全摘ストーマ装着をやりとげた退院の後の原因も定かではない症状の再入院で滅入った気分がちょっと晴れた。
それにしても、あの前後半の日本組織的劇変って、一体何だったのだろう。



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批判が出ない不思議  文科系

2022年11月08日 09時07分43秒 | Weblog
 イーロン・マスクがツイッターを買って、約半分の人員削減をするのだそうだ。これって「株主利益最大化方針」の「株主資本主義」としては許されることなんだろうが、おかしくないか?
 人は職業がないと生きていけないのだから、人間社会の大多数の人が納得できる倫理に合わないことではないのか? というようなものは、いずれ正されていくべきではないか? ちょうど、資本主義発生の頃女子どもの長時間重労働も勝手次第だったが、やがてこれが制限される時代が来たように。

 株主利益最大化方針はこうして、悪いところがいっぱいある。自然発生してきたこんな物を人々がそのまま受け入れているべきではないということが無数にあるということだ。通貨への空売りとか? 他人の家に火災保険を掛ける自由とか? 金融損失に保険を掛け、それらが破綻しすぎて補填できなくなったとき国庫が補償してやるだとか・・・。そもそも「資本の自由、しかして破綻したときは国庫補填」という仕組みそのものがおかしい。資本の自由主義は、人間の自由主義ではない。つまり、株主資本主義は民主主義とは縁もゆかりもないものだと思う。
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「アメリカ外交」転換か?   文科系

2022年11月07日 15時56分43秒 | Weblog
 アメリカ現政権は、「ウクライナ戦争継続!」、「中国包囲」を叫び続けてきたのだが、そろそろ無理がたたって転換の時期に入ってきたようだ。というだけでなく僕は今、米共和党支持者と一緒になってこう叫びたい。
「アメリカは今、他国のことに出しゃばるよりも、自国の尻を拭け」。
 そもそもこういう声の音頭を取ってきた共和党に対して、「出しゃばり外交」民主党の人気ががた落ちなのである。例によって共和党側の、こんな声が説得力をどんどん強めているのである。
「他国のことに出しゃばって作った世界的インフレに『米利上げインフレ』が加わって、まともな職のないラストベルト労働者などは踏んだり蹴ったりである」
 この通りなのだが、日本人にはそんなアメリカの側面が全く見えていないようだ。アメリカ外交が作った負の側面は他にも無数なのに。そもそもアメリカは、その最大経営者団体が最近こんな重大反省を表明した国なのである。
「我々は株主利益最大化方針で行き過ぎてしまった。今後は、ステークホルダーの利益も考えるように誤りを正していきたい」

 例えば南米現在の左翼政権林立。これすべてアメリカが作り続けてきた民営化・搾取政権への反発なのである。さらには、アメリカの画策で生まれたブレグジットの英国政権は今や塗炭の苦しみにある。この英国売りについでかけられてきたのが今回の「日本売り」なのだが、これに対して日本人は恐ろしく鈍感だと思う。

 この11月インドネシアでG20が開かれる。ウクライナ・ゼレンスキーはテレビ出演するらしいが、プーチンはどうなるのだろう。もう一方の中国問題に関しては、アメリカの思う通りにはならぬようだ。ドイツ首相が中国を訪問したばかりだし、そもそも開催国インドネシアがアメリカの「中国関連の決議内容要求」を飲むことはないだろうから。

 日本マスコミはすべからく、「アメリカが嫌われる現状とその理由」をもう少し多く報道すべきではないか。日本の世界ニュースが偏っているのである。
・アメリカの決議は国連総会でどうして通らないのか。
・アメリカはなぜイスラムに嫌われるのか?
・南米はなぜ、反米左翼政権が絶えず生まれ、現在の絶対多数になったのか?
・ドイツはなぜいつもアメリカべったりではないのであるか?
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アメリカ一極世界が真っ平のわけ   文科系

2022年10月30日 16時35分25秒 | Weblog
 アメリカは今、中ロを滅ぼす方向で世界の軍事・経済二極ブロック化に取りかかり、邁進している。が、世界のアメリカ一極化とは何を指すのか、日本人も今よくよく考える必要があると思う。

 アメリカの中国観というときに近年真っ先に「中国に対するアメリカ自身について」重大な反省、言及がなされたのは、アメリカが斜陽国になり始めたその原因に関わるものである。二つの「根本的『反省』」があった。一つは、アメリカのラストベルト地帯の白人労働者の失業問題に関わって、フリードマンらの反省も含めて、このこと。
「アメリカの工業労働者たちがこんなに早く中国に職を奪われるなんて、予想外の驚きであった」
 そして今ひとつは、「中国に職を奪われた」というこの問題にも関わって、こういう重大「反省」もある。全米主要経営者団体であるビジネスラウンドテーブルが2019年8月にこんな重大な発表をしたのだ。
「アメリカ経済は、株主利益最大化方針が行き過ぎて、企業に関連するステークホルダーの利益をないがしろにしすぎていた」
 
 さて、今のアメリカをちょっと知っている人ならば以上二つの問題がアメリカでどれだけ大きなことであったかすぐに分かるはずだ。予想外のトランプ旋風が、ラストベルトの白人労働者たちによってもたらされ、彼らこそウオール街の大金融とその政治的代弁者としての民主党とを忌み嫌って来たという、そういう全米政治構図が存在するのである。

 さて、だから言いたい。大金融が労働者を切り捨て、路頭に迷わせ、今の大々的格差社会を作ったことをどう反省し、正そうとしているのか。「ステークホルダーの利益も考えていく」とは、口だけではない本気の証拠がどこにあるのか、と。これらの証拠が明確でないままなら、アメリカによる世界一極支配とは、「ロボットを使って、人間労働者を切り捨てていく世の中、世界」をさえ予想させるのである。そんな世界に比べれば、「権威主義であろうが何だろうが、人の職が存在し、広がっていく世界」の方がはるかに人の道に合ってどれだけ良いものか、と。

 アメリカ金融が世界に何をしてきたかも、今改めて考えてみるが良い。国連の猛反対を押し切って有志国で敢行したイラク戦争は、「石油支払い=世界通貨ドル」体制を死守するためだった。また、世界各国通貨への「売り浴びせ通貨戦争」を大小何百回起こしてきたことだろう。リーマンショックも含めて世界からこれだけ金を奪えば、21世紀世界の総需要、景気などが上向くはずなどないではないか。中国の一帯一路や、アフリカ援助が意外に進んでいくのも、こういうアメリカの悪行の穴埋めのようなものになっていたはずだ。韓国の対中接近も、タイバーツに始まったアジア通貨危機、ウオン暴落への恨みが絡んでいるに違いないのである。

 リーマンショックの後始末を観て来ても、アメリカに「米金融世界支配・株主利益最大化方針資本主義」への反省があるようには到底見えないのである。
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