9条とか戦争、軍隊、核兵器とか、こういう日本現在の進路の賛否をあちこちから歴史的・実証的なように話し合う場合に、より有益な話となるようにとの思いから、表記のことを指摘したいとよく思いました。全ての細々とした論議以前に、そう方向付けている対立する先入観念のようなものが双方に存在しているのではないかと。そして、案外そのことは表面に出てこないし、ご自分のそれを意識していない人も意外に多いのではないかということも。
今までにここで体験してきた例をいくつか上げてみます。
・他国は日本に必ず攻めてくる、あるいはその可能性は極めて高い。逆に、日本のような国には外交努力で止められる程度には、既に攻めるのは難しくなっている。
・上の攻めてくる可能性に関して、こんな哲学論争もあった。このことは、これまでこのブログでも何回も直面してきたものだ。人間も他の動物と全く同じで争うものだから、国同士も同じ事だ。いや、人間は他の動物とはちょっと違う。
・この「ちょっと違う」に関して、人間史は戦争を少なくしてきたと見るか、全く変わっていないと観るか。変わっていないと見れば当然、「9条改訂当たり前」となる理屈のはずだ。つまり、将来も変わらないということなのだから。
さて、細々とした世界現情勢話などもさりながら、こういう話こそ案外必要なのではないだろうかと僕は感じてきました。「人間の論理」として、こういう話にどういう立場を取るかによって、細々とした物の見方、ものを見る視点などは結論がすでに決まってくるようなもののはずだと考えるからです。
今までにここで体験してきた例をいくつか上げてみます。
・他国は日本に必ず攻めてくる、あるいはその可能性は極めて高い。逆に、日本のような国には外交努力で止められる程度には、既に攻めるのは難しくなっている。
・上の攻めてくる可能性に関して、こんな哲学論争もあった。このことは、これまでこのブログでも何回も直面してきたものだ。人間も他の動物と全く同じで争うものだから、国同士も同じ事だ。いや、人間は他の動物とはちょっと違う。
・この「ちょっと違う」に関して、人間史は戦争を少なくしてきたと見るか、全く変わっていないと観るか。変わっていないと見れば当然、「9条改訂当たり前」となる理屈のはずだ。つまり、将来も変わらないということなのだから。
さて、細々とした世界現情勢話などもさりながら、こういう話こそ案外必要なのではないだろうかと僕は感じてきました。「人間の論理」として、こういう話にどういう立場を取るかによって、細々とした物の見方、ものを見る視点などは結論がすでに決まってくるようなもののはずだと考えるからです。
ところからのモノ。
なぜ、そうなのか?
自分の背景を知ることは、ある意味、時代を知ること。
あまり若いと無理かも。
知っていて言うのは確信犯。
私は保守として、現憲法を擁護したい。
それはなぜ?なのか?
自明のこととしてではなく、考えたいと思います。
2、じゃあ、南莎諸島の問題は、どの国が悪いんですか?
3、田村耕太郎「政治家を無意味な多忙さから解放せよ!」なるほど。
南京大虐殺とか慰安婦問題とかをここでやり合ってきて、こう気づいたものでした。歴史に関わる実証的論争をしているようだが、相手の本質は実はどうも違うらしいと。相手は、こんな考えを暗黙の内に持っているようだ。いわく「日本を悪くいうのは反対である。いや、美しく語った方が教育上もよいはずだ」
「日本だけでなく、今までの大国はすべて基本、エゴだった」
「だから余計、日本を美しく語ってよいはずだ」
そしてまた、これに反対の側も、細かい史実知識がない場合には暗黙の前提のようにしかならないものがけっこうあったように思います。少し古い話だし、一様ではないにしても、こんなものが。「社会主義的勢力を見て分かるように、人類は反戦の方向へ進んできた」
「戦前の社会主義的勢力以外は全体として悪い側面を語った方がよい」
「だから余計、戦前日本も悪い側面の方を見た方がよいのだ」
ディベートを重ねてやっと分かったことでした。上のような先入観念について承知していないと、実証的な話などいくらやっても平行線のママなのだと。上を多少なりとも気づくと、こちらの語り口、論点も変わってこざるを得なかったのでした。
このように考えると大変無理な命題が強引に出てくる根拠も分かるような気がするのです。
「北が今すぐにも、攻めてくる」「日本のミサイルを撃ち込む」 フセインの末路をしっかり分析しているはずなのに?
「中国が尖閣列島問題ですぐにも攻めてくる」 世界大戦と同じことを、己の最大輸出国の一つを相手に仕掛けてどうするの?株価、経済がくちゃくちゃになるよ。中国だけでなく世界のそれも。
以上蛇足だったかも知れません。人間、自覚ということが最も重要で難しいことだと思うのです。「抽象的な強気」を感ずる話は、いつも眉唾なのでしょうね。昔の自分が恥ずかしいこと、よくありますよね。
沖合いの島の領有権を主張し、自国に都合のいい「歴史」を作り上げ‥
九条には、太刀打ちできない話ばかり。
九条には、太刀打ちできない話ばかり。
この2つの文章の間にある飛躍は?
なぜ?
相手と同じ論理を持てば太刀打ちできるの?
出来ないでしょう?
中国がなぜ、領土に拘るようになってきたのか?
そこを見極めて、交渉する。
そのためには、軍事力と9条とどちらが効果的か?
そんなに簡単に答えはでないよ。
《単なる商行為・性産業としてならいつの時代にもありえる》
身内を性奴隷にされていたはずの韓国人男性は、当時徴兵で武器の扱いを教えられ、武器を与えられていたが、反乱も起こさず、(憎んでいた日本人のために)戦場に出向いていた、なんてとんでもない話をあなたは信じますか?
(ちなみに、日韓併合に反対していた伊藤博文を暗殺した安は、日韓併合賛成派だったという説がありますね)
お言葉を結論だけ替えて、そっくりお返しする。
『背景について想像せず思考停止すると、従軍慰安婦などを信じないことになります』
貴方のは単なる論理、類推、それどころか空想であって、歴史的実証が何もない。それも《単なる商行為・性産業としてならいつの時代にもありえる》などと、下卑た男がよく思いつく類推だけだ。
こんな歴史的背景も見るべきと、反論をする。これは歴史的事実であるから、反論するなら類推、空想などではなく、歴史的事実で反論して欲しいと、あらかじめ言っておく。
1875年の江華島事件以降およそ40年かかって、日本は朝鮮を併合している。その間にいちいち上げないが、どれだけの反乱が起こったことか。台湾と違った独立王国を植民地化していったのだから、反乱が起こって当たり前なのだ。台湾と朝鮮との併合の歴史の違いを一度調べてみるがよい。それほどに朝鮮植民地化は困難であった。
その40年間で、1894年の東学教徒反乱事件に際した日本大兵力出兵から日清戦争も起こったほどに、日本の野望は大きく、彼我の矛盾は激しかったのである。かくて、この国は日本とのうち続く闘争からすっかり疲弊していたのだ。死んだ男は無数。一家離散も無数というように。日本でも「娘売ります」があった時代なのだから、こういう国はこれがあって当然。日本が大々的にこうさせたという側面も見ずに、よくこんなことを語るよなー!
「日本をなるべく美化するべき」
「日本の欠点はなるべく隠したい」
「どうせ他の大国もやりたいことやってたんだから、そうしなきゃそんそん」
「声の大きな者が勝つんだし・・・」