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野村克也が語る「原WBC」への内幕  文科系

2009年01月07日 12時13分45秒 | スポーツ
新聞広告の「サンデー毎日」記事が目を引いて、買ってきた。非常に面白い。決定会議での1人1人の発言まで、野村克也氏が報告しているのだから。プロ野球への大功労者にして、今や失う物は何もないという野村でなければ、とうていできない「内部告発」と言えよう。
僕の持論を、野村が証明してくれた形だが、僕流に言う結論はこういうこと。
日本の野球は、プロがアマ・学生を引き回してきた。日本のプロ野球は、読売新聞が牛耳ってきた。よって、日本の野球界全体を、読売新聞が引き回していると言える。大相撲もこのままでは滅びるだろうが、「プロ野球もこのままではだめだ」と思わせてくれる記事だった。孫には絶対に野球をやらせたくないなとも。
皆さん。その将来性を考えて、子どもにスポーツを選ばせましょう。サッカーの将来性は前途洋々!!

まず初めに彼の当日への心境。
「第1回監督の王さんや星野が辞退して他に誰がいるのかと考えた時、うぬぼれかもしれないけど、『ああ私だな』と。でも、会議で野村の『の』の字も出てこない。テレビ局なんかの世論調査では圧倒的に私が支持されていたのに、ですよ。これは何かあるなと勘繰りたくもなりますよ」

大事な発言を拾っていこう。まず、落合が消えた理由。
「中日・落合博満監督が取りざたされなかったことにも疑問を感じた。会議でも落合監督を推薦した」 ところが
「間髪を入れずに王さんが『ダメだ』と。王さんにしてははっきり言うなとびっくりしたんだ。理由を尋ねると、『落合は自分のチームの選手がホームランを打ってもベンチでじっとしている。WBCの監督があれでは困る』という」

途中経過には加藤コミッショナーのこんな発言もあったらしい。
「加藤さんが監督の資質として経験や実績が必要と説いた後、『もうプロ野球もぼちぼち世代交代の時期』と話し始めた。その瞬間、ああ、私は邪魔なんだなと」

これは記者の文章である、「結局、会議で星野氏が放った『原でいいんじゃないか』で話は収束したという」

さて、コミッショナー、王らが初めから原と決めていたとしか、野村には思えないのだろう。アジアラウンド(アジア予選)は読売の主催と聞くし。中日選手全員が降りたことも、気に掛かる。野村の最後のこの言葉こそ、僕も同じ意見だ。
「こんなことをしていたら球界はダメになりますよ」

アマもプロも学生も子供も、読売も中日も、野球を愛するみんなが平等にその発展を願い、できることで貢献しあっていく。サッカーはそういう組織になっているぞ。プロだけが、読売だけがなんていう野球界は、前時代的も甚だしい世界だ。
コメント (10)
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