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日本国憲法の初心   落石

2009年01月28日 17時17分53秒 | Weblog
戦後の日本支配層の最重要課題は、
天皇制を守る(国体の護持)こと。
それを実現するために、戦争の放棄が付け加わった。

これは敗戦当時、天皇の戦争責任を問う国際世論のなかで
つくられた憲法だから。


さて、これをどう見るのか?
60年以上経ったから、変えようという考え方が生まれるのは
ある意味で当然。

一方、戦争はゴメン。9条を守ろうという立場も理解できる。

しかし両者ともに、なぜ、こういう順番になっているのか?
についての議論や認識が弱い気がします。

変えようという側は、戦争できるようにしたい。天皇制は護持。
9条派は、戦争はしない、しかし天皇制には反対。共和制のほうが良い。
と、それぞれ考えている。

60年前の初心は、どうだったのか?
やはり、その誕生について、充分な理解が必要では?
この初心は達成されたから改定?

憲法は天皇制を護持、戦争は放棄、と言っている。
現在、この考えに一番忠実なのは、平成天皇ではないでしょうか?

それぞれに自分に都合のよい部分を強調、都合の悪いところに
頬かむりの議論では、憲法が泣いているような気も。

それぞれの立場の人たちは、天皇のオオミゴコロを
どう考えているのでしょうかね?



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拉致問題はどうなった?

2009年01月28日 00時37分54秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
右も左も百年に一度と言うのが「枕ことば」
 総理からがそいつを隠れ蓑に何事もごまかし続けている。

 誤魔化し続け忘れたふりをしていると言えば「拉致問題」いや基本的には「日朝国交正常化交渉」の事である。国会で総理も青いリボンは付けていたが?

 政府も、政治家も、マスコミも、国民もすっかり「百年に一度に」しょげかえつてそんなことは忘却の彼方にあるようだ。

 そんな時、私のメール箱にmotoeiさんから下記のようなメールが届いた。拉致問題についていろいろ考えさせられる情報であり是非紹介したい。 (ネット虫)

****************************************************************** 

2009.1.24
  「 蓮池透さんのお話し」
                                         文京区民センター 午後6時45分より 主催アジア記者クラブ

<現状の打開の向けて>
1.麻生総理と中山恭子氏は金正日総書記に会うべきである。
2.横田夫妻はお孫さんに会うべきで、会うにあたって、横田夫妻はしっかりしているから心配する必要はない。
3.米国は米国民のことをやるのだから、米国に期待はできない。米国のように海兵隊を送ることなど、局地戦はできない。
4.経済制裁は1国だけでは効果が上がらない、効果が上がる方法を国が考えるべきである。
5.ピョンヤン宣言に反した行動については感情から行き過ぎがあったことを日本は認め謝り、話し合いを持つことである。
6.拉致問題の再討議、国交正常化、戦後補償問題をいっしょにやることは賛成である。

7.早く国交が正常化されていれば拉致問題が起こらなかった、とは言える。
8.遺骨の件で日本は偽物と断定したが、なぜ遺骨を返却しないのかはわかない。
9.被害者家族の意見・感情を理解することは大切だが、絶対ではない。大局的に見て政治的判断、前進する見解が出されることが望ましい。
10.拉致問題が解決しないことで今でも私は解放されていない。

女たちの戦争と平和資料館 文責 石垣

☆参考ネット
2004年1月共同通信企画「蓮池透・石丸次郎対談」http://nyt.trycomp.com/modules/news/print.php?storyid=1796

2007年「蓮池透講演」http://jnetmore.blog50.fc2.com/blog-entry-192.html

http://jnetmore.blog50.fc2.com/blog-entry-194.html

太田昌国氏による「蓮池透氏の各方面での発言の整理」2007年

http://www.jca.apc.org/gendai/20-21/2008/6nen.html

コメント (6)
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