九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「平和百人一首と時事かるた展」のご案内   まもる

2009年01月10日 23時28分17秒 | Weblog
去年の12月2日に「百のうた、千の想い」という大竹桂子さん編集の平和百人一首の本を紹介しました。

 昭和区9条の会では、この短歌と添えられた原画の展覧会を開催します。

 「甦る平和百人一首と時事かるた展」です。

 ①日時・1月14日(水)から18日(日)jまで10時から5時まで最終日は4時
 ②会場・名古屋聖マタイ教会 (地下鉄御器所下車4番出口南300m  名古屋柳城短大北)
 ③入場無料
  ④主催・昭和区9条の会・名古屋学生青年センター・ピースナイン恵方町

 ⑤企画内容  
   ★平和百人一首展
   ★時事かるた展
   ★平和の年賀状展
   ★パレスチナ最新写真展
   
 ☆盛り沢山の企画から『平和百人一首展」について詳しくお知らせします。

 大竹さんは戦後の昭和二十三年に新憲法記念行事として行われた「平和百人一首」の企画を知り、全国23720人の応募から当選した百一の平和短歌を再び世に公表し、終戦を喜び輝く新しい国に希望をふくらます当時の日本人の生の声を知らせたいと、画家の稲田善樹さんと協力してこの本を出版しました。
どの短歌にも当時日本の様子が滲み出ており戦争の無い時代到来の安心と喜びが全篇に溢れ、心打たれる物ばかりです。

「水ぬるむ信濃の川をよぎる汽車 はなやぐ子らの 声をもりゆく」

「手まりうたのどかに子らと遊びいて 平和の春はありがたきかも」

「みどりよりみど利にくるるわが家は 草ぶきなれどこころ安けし」

「ゆめにさへ恋ひやまざりし青だたみ ただうれしくて足のばしけ利」

「さきわひはこたつにこそあれ ひとつ灯に 親子五人夕げたのしむ」

「山ずみの夏こそよけれ子とひたる 野風呂あまねく月夜となりぬ」

「春の野をわが恋ひくればみなし児のくろき片手にれんげ匂へり」

「地の上に永遠の平和を祈るかな戦に病みし生命きつつ」

「人類がたたかひの爐に投げ入れしさちの価はいくばくならむ」

「広島の焼け野にたちし棟長屋ゆふべ点く灯のあたたかく見ゆ」

 この百人一首を読んでみると、あの何にも無い時代に、人々はどういうことに
素朴な喜びを感じて生きていたかを、しみじみと知ることができ、あらためて憲法の大切さ、とりわけ九条の果たしてきた役割を再認識した次第です。

☆ぜひおいでいただき、ひと時平和についてお考えいただければ幸いです。
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憲法ってなに?   落石

2009年01月10日 13時47分00秒 | Weblog
このブログに参加して、もうかなりの時間が経ちます。
最近、ふっと思うのですが、自分は憲法のことを
考えているんだろうか?って。

あまり考えていなさそうな気がするのです。
9条といっても、会ったこともないし。

この違和感はなんだろうか?って。

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妻とパレスチナ空爆のパネルを作る。       まもる

2009年01月10日 11時04分57秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 このブログでネット虫氏が紹介してくれた、イスラエルのパレスチナ空爆と侵攻の写真のスライドショウを見た。
 「これが戦争だ!!」そんな思いを一枚一枚に感じた。
 妻も時々目をそむけながら見ている。

 ネットではこの現実を世界中に知らせようとメールが飛び交っている。
 このブログでも文科系氏をはじめ多くの読者が仲間に惨状を伝えようとしている。
 日本人が忘れかけている「戦争の悲惨」を現実のものとして伝える必要がある。

 世界の世論に押されて、さすがのアメリカも黙認しガザ停戦決議か採択された。

 自分に何ができるか? 妻と相談し九条の街頭宣伝で、このパレスチナの悲惨をパネルで伝えることにした。
 一人でも多くの人が写真パネルを見て戦争の酷さに気づいて欲しいと思う。
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今後の世界へのある不安と問題提起  文科系

2009年01月10日 08時45分45秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
今、当面の世界最大問題は、サブプライム・米証券会社がずたずたにした世界経済の先行き。倒産、失業、就職氷河期、超格差社会、公的財政赤字、税金不足、困窮からの犯罪問題、紛争と戦争の頻発、等々の諸悪の根元である。これを巡って今、僕が凄く不安に思っていることが一つあるので皆さんに伺ってみたい。

また証券会社が懲りもせず復活して、世界経済を握るのではないかという不安である。オバマの周辺は相変わらずモルガンとかゴールドマンとかと関係の深い連中によって固められていると聞く。アメリカの体制は金融会社そのものの反省にまではとうていなっていないとも聞いている。全く懲りていないということなのである。

サブプライムの反省として、あらゆる識者が証券会社、直接投資会社の規制を強調している。レバレッジの規制、クレジット・デフォルト・スワップの規制、経済思想としては「実体経済の尊重」「行き過ぎた株主資本主義の規制」などがこれに含まれるだろう。ところで、「レバレッジの規制」ならば今や、竹中平蔵やグリーンスパンでもこれを語るだろう。最大の問題はこれが、「実体経済の尊重」「マネーゲームの規制」「株主資本主義の規制」になっていくのかどうかということではないか。グローバリズム規制が、実体経済尊重や株主資本主義の反省に繋がっていかなければ、庶民にとっては何の意味もないどころか、またぞろいつか次の「サブプライム」が必ず起こると思われるのである。

そして、これにまつわって生ずるもう一つの重大問題があると思う。資本主義の中での実体経済派と株主資本主義派が深刻な対立問題になっている時に、左翼がこれに対してどういう立場を取るかということである。この二つともを退けて、またぞろ「不明な未来から今を断ずるような独善」に陥って国民の支持を失っていくのか。それとも、実体経済派の側について、未来にまたぞろ繰り返されるだろう大禍根を断とうとするのか。後者の側に立って、地球を守ろうとするのでなければ左翼の論調は人々の現実感覚に合わず、またぞろ国民の支持を失っていくだろうと思う。

「株主資本主義」、マネーゲームにとっては、株価、金融商品の自己増殖が全てだ。それも自分が関わる株価、金融商品さえあればよいのである。それらが食料に関わるものであろうと、石油であろうと、他の何に関わっていようと全く関係ない。しかしながら、庶民にとっては「実態生活」が全てである。食物や石油が高くなっては本当に困るのである。職がなければ困るのである。実体経済への社会資本になるべき金が、マネーゲームで自己増殖するだけでは職というものが少なくなる害悪にこそなれ、社会に何の役にも立たないのだ。つまり、同じ資本主義でも、庶民にとってはこの二つは全く違うということである。この二つの論議を超越して、ただ「大資本の規制」と語るだけでは、世の中とかみ合った政策、論議を起こしていくことはできないと思う。左翼がそうであれば、世界の改善は大幅に遅れ、悲劇がまたぞろ繰り返され、長引くのが必然となる。

アメリカの俊秀が昨日までゴールドマンやモルガンに集まったように、直接投資会社、証券会社が立ち直るならばまたぞろ世界の最高の頭脳たちを集めていくはずだ。敵が強大なのに、「味方」が割れては勝ち目はないと言いたい。

帝国主義的大資本が問題だった時には農業、自営業、中小資本は敵に回してはならなかったはずだ。現代の世界証券会社と闘う時には、実体経済派は味方にしなければならないのではないだろうか。
そしてもう一つ、こういう脈絡から、こんな不安もある。証券会社の中で、日本で断トツであり、世界でも比較的傷の少ないノムラの今後の動きが凄く不気味だと思うが、どうなのだろう? アメリカへの参入、世界進出、日本政界への影響力急拡大など、千載一遇とばかりに動きが極めて急になるのではないだろうか。

そして、もう一つ追加することがあった。国連、世銀、IMFなどが一定の民主的力を持たない限り、安易に「金融自由化」を拡大するべきではないのではないか。そして、マネーゲーム規制や実体経済重視の人々は、国連の民主化を急ぐべきではないか。実体経済が破綻しているアメリカが、今後も国連改革に反対し続けることは目に見えているのだから。

コメント (6)
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