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随筆 「念願の曲がやっとモノになってきた」  文科系

2009年01月09日 16時00分04秒 | 文芸作品
今日はギターのレッスン日。月二回通っているうちの一方の日だ。そこに、一昨年の3月から弾いているある曲をも、久しぶりに練習して持って行った。フェルナンド・ソルという人のエチュード作品6の11番という。有名なギター演奏家セゴビアが数あるソルのエチュードから20曲を厳選して「セゴビア編によるソルの20の練習曲集」というのを刊行しているのだが、そこの「第17番目」と言った方が、愛好者には通りやすい。
アルペジオという分散和音ばかりを弾いていくその音の連なりの中から、狂想曲風の哀愁を帯びた旋律が切々と浮かび上がってくるという、そんな感じの曲である。この曲3ページ、一昨年の3月に習い始めて1ヶ月ほどで暗譜し、都合3ヶ月ほど1日2時間は弾き続けたが「これ以上は僕の腕ではもはや限界」と中断していたモノ。少しは腕も上がったかなと、久しぶりにやってみると1週間ぐらいで「今度はなんとか弾けそうだ」という気がしてきたものであった。

とにかく好きな曲なのである。僕は好きな曲は本当に粘る。さほどでもない曲では暗譜したらおしまいというのもあるが、気に入ったモノは場合によっては、1ページの曲でも半年弾いていることもある。この曲は特に好きで、既習曲の中で間違いなくベストスリーに入るどころか、ひょっとしたら1番目かも知れないというほどのもの、どうしても「限界」にしてはおけないと思い続けてきたのである。
「限界」の理由は分かっている。分散和音の中から旋律の音だけを強く浮かび上がらせることが難しいのだ。右手4本の指で弾く音の中の1音だけを目立たせていくということなのだから。ただこれは、習って2ヶ月ほどでなんとかできるようになった。しかしながら、左手押弦の難しさがあって上手く音が出てくれないというミスも多く、「旋律を意識して、それに乗りながら流れるように弾いていく」ということがどうしてもできなかったのである。旋律の流れに表情が付かないし、そうする余裕も全くなかったんだなと、今にしてちょっとは分かってきた。

さて、聞き終わって先生、第1声に曰く。「弾き込んでいらっしゃる」。この一言がどれだけ嬉しかったか。一昨年中断してからも相当弾いてきたんだなと認めてくれたということなのだから。と同時に、「(それなりに)曲になっている」という意味合いも入っていると受け取ることもできた。
最も好きかも知れないという1曲を、旋律も和音伴奏も、その兼ね合いの表情も、やっとかなり自由に弾き回せるようになったかなというこの嬉しさは、僕にとっては、他の何にも代え難いものだった。

コメント (5)
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キャノン・グループの美味しい話   落石

2009年01月09日 11時32分29秒 | Weblog
赤旗によれば大分にあるキャノン・グループは
県から多額の雇用対策のお金を貰いながら
大量の解雇をしているという。

キャノンといえば御手洗さん。
ネオ・リベラルのおじいさん。

こんな仕組みはオカシイ!
これでは、低開発国へのODAと同じ構造。
一番必要としている人たちに援助が充分に届かない。

日本は欲張りな搾取者のいる低開発国なのか?

   

昔なら今頃は大労働争議があちこちで起きていた。
それがネオリベのお陰で
のうのうとしていられる経営者。
税金で雇用対策をと、しらっと言っている。
さらに税金をぽっぽに入れるなんて、
経営者の国なのか日本は。

天皇陛下もお嘆きでしょう。

どうか、赤旗の記事は嘘でありますように。

   



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