九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「歴史的」という形容詞    らくせき

2011年10月13日 12時41分00秒 | Weblog
よくマスコミで使われる「歴史的円高」。
本当に「歴史的」なんでしょうか?
最初に使われた時から「?」と感じていましたが、
赤旗のコラムにも似たような疑問を呈する記事が。

しかし、こう言われ続けると、なんとなく
納得してしまう自分がなさけない・・・

マスコミで記事を書く人は、きっと何の疑問もなく
この大変な状況を伝えなくては・・・と、
思っているんでしょうね。

コメント (5)
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質問「ギリシャ・ユーロ危機に、『空売り』は?」   文科系

2011年10月13日 06時07分32秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 本日の中日新聞11面「ユーロ 問われる政治判断」は、時宜を得た良い記事だと思った。27面の「内部被ばく検査『なぜ進まない』」とともにチェックした。ただこのユーロ危機の記事だが、どうも肝心なことが書いてないという気がする。理論的にこんな疑問が湧いてくるのを、どうしても拭い切れないのである。

 このギリシャ・ユーロ危機だが、詳しい方にこんな質問をしたい。「ギリシャ国債超下落、欧州中央銀行による買い支え、イタリア、ポルトガル国債下落にも波及、などなどのユーロ金融恐慌危機」に、世界の投資銀行などによる空売り行動(もちろんレバレッジを含む)が、実際にどう絡んできたかということである。詳しい方がいらっしゃったら、是非教えてほしい。どうせ、アメリカや日本から、「このいつか来た道、売り抜け・買い抜け金儲け熟練者たち」による暗躍があるに決まっていると推定してのことだ。ユーロやIMF、格付け会社など「関係者」の「口先介入」を工作してまでのそれを、僕は想定している。

 そもそも、株とか国債とか、人の運命、命までを左右するようなモノの大幅値下げで、他人が大もうけできるという空売りのような仕組みが、人間にとってとうていナチュラルなものだとは僕には思えないのである。日本の住宅バブル、アメリカのサブプライムバブル・リーマンショックでも、そのことは証明されているはずなのだ。だけどこれへの規制は、一向に進んでいないはず。日本(政府)でさえもこのサボリの先頭に立っているはず。そう思うとこのうえなく悲しい気分になるのである。
 
 以上のこと、国際法が現実に追いついていない人間疎外の最たるモノであると思う。誰かが悪いというのではなく。もちろん、この規制のサボリ、ニグレクトを工作するヤツは悪いのだが、法律がない以上合法なのであって、合法な人を犯罪者のように語るつもりはないのだが。
コメント (6)
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紹介随筆 「なんだかなあ」   文科系

2011年10月13日 04時26分23秒 | 文芸作品
 先回と同じ、Y・Sさんの随筆を紹介します。月例冊子5月号に載った作品です。

【 なんだかなあ Y.S
 このところの一か月余り、気持ちが落ち込んでいる。
 もちろん東北大震災という災害が大きな理由でもあるのだが、個人的にはその震災の前日に怪我をして、いまだに不自由な生活を強いられていることもある。
 落馬による怪我だから、世間がこんな大変な時期にとても大きな声では言えない。が、とにかく今だに肩、腕が不自由で痛いのだから始末が悪い。一週間もすれば治るだろうとたかをくくっていただけに、一カ月経っても思うように日常生活ができないことがつくづく情けない。次第に体が硬くこわばってきて、このまま治らないのではと不安にかられる。
 主治医に「MRI検査で肩の腱の傷を確認をしてからリハビリを考えよう」と言われた。ええっ! 私は閉所恐怖症。あんな狭いカマドのような所へ入って三十分以上もじっとしているなんて、考えただけでも耐えられそうにない。
「しかたない。じゃ、関節に注射をして薬を流す方法で検査をしよう。だが、これはかなり痛いよ」医師はきっぱりと言い放った。困惑顔のまま主治医の顔を見つめている私に「痛いか、狭いか、さあどっち?」と迫る。そんなこと言われても選べない。
 なお黙っている私に主治医はMRI検査の手続きを始めた。やれるところまでやってみよう、そんな感じだ。
 後日、検査技師に時間短縮のうえに絶えず声掛けをしてもらって、汗びっしょりで検査を終えた。結果は鍵盤損傷がひどいのでしばらくは安静に動かさないことだそうだ。動かさないので肩凝りはひどくなるばかり。頭痛まで引き起こす。夜、寝ていても寝返りもできずに痛みで目が覚める。寝不足でボーとなり、苛立つことが増えた。必然的に家事もなおざりになる。
「体調が悪いときは無理しなくていいよ」家族は皆、優しくそう言ってくれる。
 それだけ? 違うだろう! そうじゃないだろう? その後に続く言葉は……
 夫や子どもたちは、あくまでも炊事、掃除、洗濯を、私に無理をしない程度にやらせる気だ。「家族みんな交替で家事を変わるよ」僅かでもそういうことを期待した私が患かだっ。主婦は死ぬか、寝たきりにでもならないと休ませてもらえないのか。ああ、無情。
 私にしたって、いい年をして趣味の乗馬で勝手にした怪我。あまり偉そうにはいえない。負い目がある。毎日、なおざりの掃除で汚れが目だつ部屋に、はかどらない家事。思うように動かない体にイライラがつのる。しかたない。この上は体がよくなるまで何事にも目をつぶろう。そう腹をくくった。
 休んでいるあいだの乗馬の月謝分、今日、そっくり日赤に寄付してきた。】
コメント (1)
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