九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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中央日報より   らくせき

2015年09月03日 19時04分37秒 | Weblog
南北が再び対話の局面に入り込んだ。2010年の離散家族対面から5年ぶりだ。久しぶりだからなのか、韓国では再び期待がふくらんでいる。数十年間、北朝鮮は対話の中に足の爪を隠していた。それでも韓国では「南北対話幻覚症」が相変わらずだ。国家の進路について幻想的な期待を持つのは危険だ。北朝鮮についての本質的な質問を投げかける必要がある。

金正恩(キム・ジョンウン)政権は安定を確保したのか。南北対話をまともに推進させるなら結果に責任を負うべき核心勢力がいなければならない。北朝鮮ナンバー2の3人衆は黄炳瑞(ファン・ビョンソ)北朝鮮軍総政治局長、金元弘(キム・ウォンホン)国家安全保衛部長、崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党秘書だ。黄は国防委副委員長でもあり、金は政権の警護室長であり、崔は習近平とプーチンに会う特使だ。それなら金正恩と黄-金-崔の4人の関係は平穏なのだろうか。

黄-金-崔の3人は、金正恩の叔母の夫・張成沢(チャン・ソンテク)とは長年よく知った関係だった。労働党または国防委を通じて絡んでいた。そんな彼らが張成沢粛清の際、どのように行動したのか、お互いはよく分かっている。3人は今、健在だったり出世したりした。3人はお互いを信じているのだろうか。そして金正恩は3人を本当に信頼しているのだろうか。今は自身の猟犬だが、ある日突然自身にかみつくかもしれないと疑わないのだろうか。3人とも金正恩を信じているのだろうか。自分たちも一日で張成沢や玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)のようになるかもしれないと思わないのだろうか。そんな彼らが自信を持って金正恩に政策を建議できるだろうか。

南北問題が平和的に解決されるには、金正恩が改革・開放を受け入れなければならない。ところでそれが可能だろうか。トウ小平は1978年に、ゴルバチョフとベトナム共産党政権は86年に改革・開放に成功した。彼らがそうしたのは個人崇拝と絶対腐敗がなかったからだ。個人崇拝と腐敗がある政権は改革・開放ができない。外部の風が入ってくれば人民は長年だまされていたということを知って蜂起を起こす。すると政権は崩れる。チャンスがあったのに金日成(キム・イルソン)と金正日(キム・ジョンイル)は改革・開放ができなかった。89~92年に東欧共産圏が崩れた時も、北朝鮮は門を閉ざした。権力が堅固だった金日成・金正日も改革・開放だけはできなかった。ところで権力が脆弱な金正恩が果たしてできるだろうか。


改革・開放をしない限り、北朝鮮政権の対話の目的はただ1つだ。韓国からドル・コメ・肥料を受け取ることだ。それでこそ政権を延命させ、核・ミサイルを開発できる。金日成もそうしたし、金正日もそうした。91年に非核化共同宣言があったが、2年後に金日成は核開発を宣言した。2000年に金正日は金大中(キム・デジュン)政権から4億5000万ドルを獲得した。薬効が落ちるとすぐに2002年、延坪(ヨンピョン)海戦挑発を敢行した。2007年金正日は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領から途方もない約束を勝ち取った。2008年李明博(イ・ミョンバク)政権になって合意文は空へと飛んで行った。金正日は2年後、韓国哨戒艦「天安」・延坪島(ヨンピョンド)を攻撃した。平和を望むなら金を出しておけという脅迫だった。

それなら息子の金正恩は何を望むだろうか。改革・開放であろうか。違う。それはやはりお金だ。31歳の不安な権力者・金正恩は今お金が必要だ。自身が優れた指導者だということを証明するには幹部にプレゼントを包まなければならず、人民にトウモロコシも与えなければならない。そしてスカッドミサイルに核弾頭を載せようとするなら仕上げ作業にお金をばらまかなければならない。ところで幸い南北対話という妖術がある。うまくやれば悩みを解決できる。金剛山(クムガンサン)観光が解決すれば年に3000万ドルが入ってくる。5・24措置が解除されれば韓国に鉱物や水産物を売って多量の金を得ることができる。海州(ヘジュ)近海と開城(ケソン)の泗川江(サチョンガン)の砂を売るだけでも年に1億ドルは稼げる。こうしたお金を与えながら、韓国は何を得るのだろうか。北朝鮮の人民の空腹が解決されるのか。夢のような話だ。

最後の質問は、韓国の姿勢に関することだ。韓国は本当に何のために南北対話をするということなのか。単純な平和なのか。ただ緊張さえなければ良いのか。男たちはゴルフをして、女たちはショッピングをするために北朝鮮の挑発さえなければ良いのか。平和は気楽なのだ。だが2500万人の北朝鮮同胞の苦痛はどうなるのか。良いだろう。知らないふりをするとしよう。それならば核はどうなのか。北朝鮮がある日スカッドミサイルに核を装着でもすればどうなるのか。韓国はそのまま頭にのせて息を殺して生きなければならないのか。核ミサイルがあるというのに果たして韓国が拡声器を開くことができるだろうか。

歴史上の改革・開放を拒否した共産政権の問題が、対話で解決された事例はない。金正恩政権も同じだ。それは彼らが悪いのではなく共産主義が悪いからだ。共産主義の本質はそういうものだ。もちろん対話は必要だ。しかし共産主義者と対話する時はテーブル上の手ではなく、テーブル下の足を見なければならない。本質的な問題に対する厳格な姿勢だけが韓国の幻覚症を止めてくれるだろう。

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ハリルジャパン(23)今日、カンボジア戦  文科系

2015年09月03日 17時47分09秒 | スポーツ
 今日WC杯予選の第2戦目がある。相手はカンボジア。アジア勢もどんどん強くなっているし、日本相手には引いて守るのはお馴染みのその上に、どこも新たに屈強な身体の選手を選んで肉体勝負を挑んでくる。こんな知恵をめぐらしてくるので、楽な戦いはどんどんなくなってきた。詰めて、当たり合うことがどんどん弱くなっているかの国内選手では、どうも対抗できなくなっているようだ。

 そこでさて、今回も岡崎への期待を書く。
 ハリル監督から、こう命じられて今夜のゲームに臨むようだ。
『日本FWでは、岡崎が一歩抜けている。彼には、ペナルティーエリアの中に居続けてよいと命じてある』

 さて、前回シンガポール戦の醜態は何であったか。それが修正されるだろうか。岡崎は、チームとしてここが拙かったと語っている。
『相手ゴール前に人数をかけるも、それによってスペースが消え、次第に攻撃が単調になってしまった。選手がエリアに殺到したことを岡崎は「渋滞」という言葉で表現した』
この分析を生かすならば、こういう闘い以外はあり得ない。岡崎がボックス内にいる。他の選手は先ず、この岡崎を見て、彼のヘッド得点を狙うべく彼に合わせなければならないだろう。これをおろそかにして、まず自分の得点を狙うならば、遅攻になって中央が渋滞を起こすだけである。これ以外にも4-3-3の前の選手が自分の得点を狙うドリブルなどに走るのではなく、球離れよくサイドチェンジを計ったり、スルーパスを狙ったりすべきなのだ。
アジア相手でも、繋ぎ尽くした得点だけなどの方向に走るならば敵味方入り乱れた渋滞が起こるだけである。そんなやり方は、ブラジル大会で懲りたはずだと思いたい。
 このチームには、日本FW史上最高の選手・岡崎慎司が居て、彼の特技ヘッドを生かすやり方が最上だということなのである。これをほとんどしない選手が出たとしたら、彼は先ずチーム第一ではないとさえ言えると思う。ハリルが岡崎に命じたことはそういう意味である。このゲームでこの戦略をおろそかにする選手が出たとしたら、今後干される可能性すらあると僕は観ているほどだ。選手をどんどん変えるハリルの癖など選手は先刻ご存知のはずだから、そんな選手はまずでないだろう。

 こうして、もし岡崎が先取得点を入れるならば、このゲームは大勝するだろう。それがハリルの狙いである。
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朝鮮日報より   らくせき

2015年09月03日 09時31分56秒 | Weblog
ワシントン・ベルリン発

世界各国のメディアは韓中首脳会談のニュースを速報で伝え、大きな関心を示した。中でも注目したのは朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と習近平中国国家主席の関係だった。


 米紙ワシントン・ポストは2日付の報道で「中国の軍事パレードには習近平主席の真の友人が隣に立つが、北朝鮮の指導者である金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記ではなく、韓国の朴槿恵大統領だった。こうした姿は北朝鮮と中国の関係がどれだけ冷ややかかを示す象徴的なものだ」と報じた。


 同紙はまた、中国の専門家の話として「中国と北朝鮮の間には張り詰めた緊張関係がある。中朝関係は最悪だと考えてもいい」とも書いた。CNNは韓中首脳会談に続いて中国が力を入れていた軍事パレードにも朴大統領が出席したことを報道、「朴大統領就任以降、韓国と中国は経済協力を強化、北朝鮮に対する懸念も共有しており、両国はいっそう接近している」と伝えた。


 欧州各国のメディアも韓中首脳会談に意味を持たせた。英ロイター通信は「北朝鮮に対する中国の失望感がますます膨らむ中で行われた韓中首脳会談は、強化されつつある両国間の結束をより一層際立たせた」と評した。独DPA通信は「朴大統領の今回の訪中は、金第1書記が2011年に最高指導者に就任してから習主席にまだ会っていないこととは対照的だ」と報じた。



東京発

日本の記者が「韓中接近が鮮明になったではないか」と質問すると、菅義偉官房長官は「以前からこのような傾向ではなかったか」と反論した。2日午後、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と習近平中国国家主席が韓国ドラマ『星から来たあなた』の主題歌を聞きながら昼食会をし、首脳会談を行ったというニュースが日本で伝えられたばかりだった。


 同日の定例記者会見で、菅官房長官は韓中関係について「第三国の話であり、政府の立場でコメントすることは控えたい」と述べた。そして、「地域の平和と安定を考え、日本としては韓中両国との関係を強くしていきたい。年内に日中韓サミット(首脳会談)を開くことで8月の日韓外相会談で合意していた」とも語った。


 日本の各メディアは、韓中が歴史認識で共同歩調を取るかどうかや、中国が北朝鮮にどのような態度を示すかに注目していた。NHKは中国国営メディアの報道を引用、「習国家主席は首脳会談で、歴史認識について日本をけん制するため韓国と連携する考えをうかがわせた」と伝えた。日本経済新聞は「朴大統領はこれまで北朝鮮の保護者役をしてきた中国と共に北朝鮮をけん制しようとしている」と分析した。


 一方、自衛隊は同日、米カリフォルニア州で米軍と合同訓練を実施した。今回の訓練には自衛隊員約1100人と米海兵隊約3000人が参加、自衛隊のイージス艦も投入された。

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連載随筆紹介 「免疫の話 その3 腸内環境」  文科系

2015年09月03日 07時40分52秒 | 文芸作品
 随筆 「免疫の話」  N.Sさんの作品

 免疫力の七〇%は、腸で生まれるといわれている。だから、腸内環境を整えることが大切である。

 すぐ思いつくのは、ヨーグルト。わたしもいろいろ試し、食べ過ぎて下痢気味になったことがある。いまは、二日おきに一カップ食べている。乳酸菌は胃酸に弱いので、食後に摂るのがおすすめ。
 つぎにかならず口にするのは、発酵食品である。納豆・キムチ・酒かす・味噌・漬物など、余談だが、酒は焼酎を愛用している。ウイスキーは飲まない。
 ビタミンDが多い食品、きのこは免疫強化成分の宝庫である。さらに、鮭・鯖・いわし、それにさんまなどは、風邪に負けない免疫力を高める食品として、順天堂大学院教授・白沢卓二がすすめる。
 生の野菜・さしみ・サラダなど生ものは、滅多に口にしない。

(2015・9・2) 
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