随筆 「免疫の話 その4 副交感神経」 N・Sさんの作品
腸は副交感神経に支配されている臓器である(ここで必要な注を、文科系が下に付けた)。副交感神経の働きをアップさせるには、一言でいえば、すべてにおいて「ゆっくり」を意識して生活することが大切。「ゆっくり生きること」と「腸内環境を整える」は、二つで一つ。この両者をワンセットで意識してこそ、初めて免疫力をアップすることができる、と順天堂大学医学部免疫学特任教授・小林弘幸はいう。
具体的に彼は、「ゆっくり生きる方法」として、一対二の呼吸法を説く。一呼吸で吸い、二呼吸で吐く。吸うときは交感神経が、吐くときは副交感神経が働く。
私はそんな呼吸をできない。そこで、夜床についたら、五つかぞえて吸い、三つかぞえてこらえ、二十かぞえて吐く。これを一回に一〇セット行う。
夜中に眼がさめたときは、たいてい我流の二十かぞえ法を行う。やがて睡魔におそわれる。
(二〇一五・八・一一)
(文科系の注 免疫力と腸との深い関係について、9月3日の第3話「腸内環境」で作者がこう述べていることを受けている。
『免疫力の七〇%は、腸で生まれるといわれている。だから、腸内環境を整えることが大切である』)
腸は副交感神経に支配されている臓器である(ここで必要な注を、文科系が下に付けた)。副交感神経の働きをアップさせるには、一言でいえば、すべてにおいて「ゆっくり」を意識して生活することが大切。「ゆっくり生きること」と「腸内環境を整える」は、二つで一つ。この両者をワンセットで意識してこそ、初めて免疫力をアップすることができる、と順天堂大学医学部免疫学特任教授・小林弘幸はいう。
具体的に彼は、「ゆっくり生きる方法」として、一対二の呼吸法を説く。一呼吸で吸い、二呼吸で吐く。吸うときは交感神経が、吐くときは副交感神経が働く。
私はそんな呼吸をできない。そこで、夜床についたら、五つかぞえて吸い、三つかぞえてこらえ、二十かぞえて吐く。これを一回に一〇セット行う。
夜中に眼がさめたときは、たいてい我流の二十かぞえ法を行う。やがて睡魔におそわれる。
(二〇一五・八・一一)
(文科系の注 免疫力と腸との深い関係について、9月3日の第3話「腸内環境」で作者がこう述べていることを受けている。
『免疫力の七〇%は、腸で生まれるといわれている。だから、腸内環境を整えることが大切である』)