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詐欺にも等しい安倍公約  文科系

2017年10月14日 10時06分46秒 | 国内政治・経済・社会問題
 12日の中日新聞夕刊に、作家の高村薫がこの選挙を語った長い文章があった。見出しは「風に流されず選択を」。小見出しなどにも「すぐ忘れる国民性」、「言動を見極めて」と、国民に対してかなり厳しい語り口が目立つ。当然僕もそうなるが、政党ではなく個人の文章なので、先ずは元気にやってみたい。

① まず、「北の核・ミサイルからの防衛」?
 まず、北からは絶対に撃てないもの。広島より後70年以上も、小型核もどんどん開発されているのに、世界のどの国も何故撃てなかったのか。この「世界政治史的総合判断」を思いついたこともないような議論だと言いたい。北が撃てば、金ご一統の心中も同然。チャウシェスク、ミロセビッチ、フセイン、カダフィの運命こそ、金ご一統最大の国際政治史研究課題だったはずである。
 こんな物が今にも日本原発に落ちてくるように語り、トランプとともに備えの軍備拡大どころか「攻めの軍事拡大」を訓練するのでは、火事場で人を騙す泥棒が行うような詐欺議論という他はない。

② 「アベノミクス目標の達成」?
 この20年、国民1人当たりGDPが世界3位から30位にまで落ちぶれてしまった、黄昏れた日本。この間の他国が辛うじて伸び続けてきたのに、失われた20年の前へと、GDP総額をやっと振り出しに戻したに過ぎぬ日本国だからである。子孫の幸せを願ったご先祖に顔向けできないようなこんな失政をしでかしたのが自民党、そして公明党。「アメリカに付いてどこまでも」という彼らの政策がこうさせたのである。それを「物価2%」? しかも、日銀の金や年金基金をどんどんつぎ込んで釣り上げているだけの株価なんて、やがては米金融の空売りに強奪されていく可能性大の「出口無し地獄」のようなものだ。

③ 「少子化対策」?
 長期的経済没落の上に、米と並んで世界有数のこんな国に落ちぶれている。相対的貧困家庭が特に多い超格差大国である上に、日本は特に結婚を諦めている若者が多い国。世界的に豊かであった90年代までの親の世代の生活を思えば、結婚に自信が無く、躊躇して当たり前とも言えるのである。
 おまけに、「貧富の世襲」が先進国中でもこれに輪を掛けている。教育予算が先進国中最低で、金もかかり、数少ない教員たちは過労死寸前も多いと報道されている。
「先進国で最も底辺階層から這い上がれない」国にまで落ちぶれて、歴史的な根深さを有した「社会的子育て力の欠如」に対して、借金返済から消費税の金を回すだけの「少子化対策」って、一体何ができるというのか?

④ 「原発はベース・エネルギー」?
 小池でさえ「2030年までに原発ゼロ」と、少なくとも口だけは叫んでいる。それを「ベース・エネルギー」って、連合も含めた「原発ムラ経済」によって狂わされた政治としか思えない。子ども甲状腺癌健康診査のその後の発表はどうなったのか? 福島在住以外は、調査もしていないはずだが、これは「福島に住まぬからだ」という報復であるのか?

 
 こうした正当な批判の要は、こういうこと。誰でも見える前後1、2年という目で過去未来を考えるるのではなく、前後20年ほどを見てこそ、初めて正しい判断が出来るということです。
コメント (13)
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サービスw 1970

2017年10月14日 07時07分01秒 | Weblog
後ろから敵陣深くにボールを入れ、ボールを保持した相手にプレスを掛けて奪うという所謂ゲーゲンプレス、前プレってやつは3年前に終わってるw
CLでレアルやアーセナルがそれ用の対策を成功させた時点で元祖考案者のクロップもこれを止めた。

対策として代表的なのは2つ。
①ボールを深く入れられたら相手SBの背後に蹴り返す。
要するに、ボールを繋がず中盤を省略する。これが前プレに有効なのは、前からプレスを掛けるということは相手中盤とDFも前に出てくるので、当然相手DFとGKの間にはかなり広いスペースが生まれる。そこにボールを入れサイドに起点を作れば一気にチャンスになるということ。
②中盤の選手をひとりDFの近くに下げパスの出し手を2人にする。
日本代表に例えると殆んどの場合DFからのパスの出し手は吉田になる。相手が日本に前プレを掛けるなら吉田にマークを付け他のDF目掛けて放り込む。そこにプレスを掛ければパスミスの確率が高い。しかし、吉田の居ないサイドに香川や乾を下げればどうなるだろう。ボールを持たされたDFは香川や乾にショートパスを繋げばそこからボールは散らせる。

ドルトムントの前プレはこうしてヨーロッパの舞台では骨抜きにされた。
①に関しては、ドイツ代表ではノイアーというスイーパーのようなGKがスペースを埋めてプレーするので問題は少ない。しかしこれはノイアーの超人的スキルの賜物で、日本にそんなGKはいないのは誰でも分かるだろう。
②に関しては、対策は無い。だからリバプールでクロップが始めたのは、前とか後ろに拘らず臨機応変にプレスを掛けて奪うやり方に切り替えた。しかし、従来のプレスと異なるのは前でも後ろでも人数を多く掛けるシステムなので運動量がハンパじゃなく、昨シーズンは怪我人続出になったw

結局ね、プレスはゲームの中で前からや中盤、後ろで使い分けるのが賢いやり方で、ヨーロッパのビッグクラブや代表チームはそれが当たり前になっている。
こんなことは、ブンデスやプレミア観ればすぐに分かる。
岡崎のレスターもラニエリはゲーゲンプレスを参考にしたのではなく(だってその前の年のCLでGプレスは潰されてるんだから)、カンテと岡崎が他のMFやFWよりも守備的な選手だったこと(裏返せばそれだけ攻撃は下手な選手)が上手く作用しただけ。
カンテひとりチェルシーに移籍したら崩壊したんだから。

というわけで、前プレやゲーゲンプレスというのは今は試合の中で必要な時に使われる戦術のひとつで、こんなのをベースにチーム作りをしようものならあっさり交わされ試合にならなくなるの。
まあ、ハリルは前プレやゲーゲンプレスをベースにチーム作りをやってるわけではないのは見れば分かるが。
ん?分からないか。
コメント (16)
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