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安倍首相「令和は国書典拠」自慢の間抜け!   文科系

2019年04月05日 00時44分21秒 | 国内政治・経済・社会問題
 阿修羅掲示板にこんな笑える記事があったから、転載する。安倍(周辺)の間抜け振りが示されていて、大笑いしたものだ。
 以下の主内容はこういうもの。
 令和は、漢籍からではなく初めて国書、万葉集から取ったと安倍が大いばりで解説したが、実はその万葉集の歌がさらにその前の中国後漢の文献をこの様に真似たというもの。
『「令月」は「仲春令月、時和し気清らかなり」(後漢・張衡「帰田賦・文選巻十五」)とある。』
 ちなみに、万葉集は、こう。
『初春の令月、気淑しく風和らぐ』


【 安倍首相「令和は国書典拠」自慢の間抜け! 大元は中国古典で作者の張衡は安倍政権そっくりの忖度政治を批判2019.04.03 「令和」大元は中国古典で作者は安倍政権そっくりの腐敗を告発 リテラ

 新元号発表の“政治パフォーマンス”が成功したとみたか、意気揚々の安倍首相。とりわけ「令和」の出典が『万葉集』だと強調し、「初めて国書を典拠とした」と触れ回っている姿は、この宰相の中身がどれほど阿呆かを満天下に知らしめている。発表当日の1日に生出演した『ニュースウオッチ9』(NHK)ではこう宣った。

「『令和』というのは、いままで中国の漢籍を典拠としたものと違ってですね、自然のひとつの情景が目に浮かびますね。厳しい寒さを越えて花を咲かせた梅の花の状況。それがいままでと違う。そして、その花がそれぞれ咲き誇っていくという印象を受けまして、私としては大変、新鮮で何か明るい時代につながるようなそういう印象を受けました」

「中国の漢籍を典拠としたものと違って情景が目に浮かぶ」って……コレ、ヘイトじみた“日本すごい”言説という批判以前に、めちゃくちゃ頭が悪い発言だろう。そもそも「令和」の二文字の並びだけ見れば情景もクソもないし、政府の説明によれば「令和」は『万葉集』の梅花の歌の序文を典拠としたというが、それだって中国由来の漢文調で書かれたものだ。

 しかも、すでに各専門家や多くのメディアも指摘しているように、「令和」にはより古い中国古典からの影響が見てとれる。たとえば岩波書店文庫編集部のTwitterアカウントは1日、その“大元ネタ”についてこう投稿していた。
〈新元号「令和」の出典、万葉集「初春の令月、気淑しく風和らぐ」ですが、『文選』の句を踏まえていることが、新日本古典文学大系『萬葉集(一)』の補注に指摘されています。 「「令月」は「仲春令月、時和し気清らかなり」(後漢・張衡「帰田賦・文選巻十五」)とある。」〉
 張衡(78〜139)は後漢の役人・学者だ。本サイトも確認したが、その張衡が残した「帰田賦」(きでんのふ)は6世紀の『文選』に収録されており、そこにはたしかに「於是仲春令月、時和気清」とある。万葉集の成立は8世紀とされるが、当時は漢文・漢詩の教養が当たり前であり、「帰田賦」を参考にしたのは確定的だろう。

 “新元号の大元”である「帰田賦」はこのあと「原隰鬱茂。百草滋榮。王雎鼓翼、倉庚哀鳴…」と続いてゆく。『新釈漢文大系』(81巻、「文選(賦篇)下」明治書院)がつけている通釈はこうだ。
〈さて、仲春の佳い時節ともなれば、気候は穏やか、大気は清々しい。野原や湿原に植物は生い茂り、多くの草が一面に花をつける。ミサゴは羽ばたき、コウライウグイスは悲しげに鳴く…〉
 なんのことはない。大元になっている漢籍そのものが、自然の情景を描いているのだ。それを「中国の漢籍を典拠としたものと違って情景が目に浮かぶ」などとのたまうとは……。漢文の教養なんてなにもないくせに、知ったかぶりをして恥をさらす。まったくこの総理大臣は救い難い。】
コメント (8)
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世界最高峰サッカーゲームを観た  文科系

2019年04月05日 00時38分13秒 | スポーツ
 リバプール・トットナム戦を観た。これは現在の世界最高峰ゲームとも言える。なんせ、進行中のヨーロッパ・チャンピオンズリーグ・ベスト8にこの2チームを含めてイングランド勢4チームすべてが勝ち残って居るのだ。このリーグの現在2,3位の闘いになるのだが、リバプールの勝ち点は首位シティと1点しか違わないという、2強ダントツの首位争いを演じている。

 さて、凄まじいゲームである。繋ぎパスも猛烈に速いのに、敵ゴール前などでは特に上手く繋げる。それ以上に、両チームとも潰しが強烈で、特に中盤の攻守切り替え時の球際の攻防が見物だった。ただ流石にゲーゲンプレスの元祖クロップ、そのリバプールの潰しが少々勝っていて、それが2対1と勝敗を分けたと観た。また、リバプールのこのゲームもう一つの長所が、長く正確なサイドチェンジの多用で、これも白熱の攻防の勝負を分けたと思う。

 リバプール前半16分の1得点目は、フェルミーノのヘッド。左サイドからロバートソンがアーリークロス気味に上げた長いボールが、抜け出したフェルミーノの前方にぴたりとあって、ほとんどフリーで打ったようなヘッドだった。
 トットナムの同点弾は後半24分。入れ替わりで入ったばかりの韓国の英雄ソン・フンミンも絡んでいる。左後方からの長いフリーキックが右ウイングに届いて、折り返したボールを正面でルーカスが決めた。この時ソンフンミンがリバプールDF陣2人を引き付けてルーカスより前にいたから楽に打てたというシュートだった。
そして、リバプールの後半45分の2点目は、左ライン際からファーのゴール近くに上げた長いクロスを、サラーのヘッドから、オウンゴール。

 さて、シュート数もほぼ同じほど、コーナーキックはリバプールがちょっと多かったと思うが、リバプールの潰し組織がやや勝ったゲームだったと思う。この文中先頭でも述べた攻守の切替時の激しいつぶし合いこそ今のサッカーの最要点なのだろうが、その時のリバプールのポジション取りが勝っていたと述べても良いだろう。今流行している重要サッカー用語、ポジショナルプレーで優位に立ったということだ。だからこそ、激しいつぶし合いに勝てたのだと。これも先頭で述べたリバプールの長く正確なサイドチェンジが、トットナム選手のポジションを難しくして、疲労を誘っていたということも含めて。

 それにしても、グァルディオラ・シティーとクロップ・リバプールがダントツで抜け出した首位争いは、どう決着するのだろう。長く首位に立っていたリバプールが、今は1点差でシティーを追っている。最終戦の5月12日まで、直接対決はなく、トットナムとマンUに当たるシティーに対して、リバプールが当たる強豪はチェルシーだけだ。日本のプレミア雀はシティを押すのだろうが、ドイツからクロップを追いかけてきた僕は断然リバプールファン! モウリーニョの力が落ちた今、クロップがグアルディオラに並んで来なければ、世界サッカーが面白くない。そもそも、古豪リバプールの完全復活という方が遙かに大きな、世界サッカー大ニュースになる。

 そして、世界クラブカップでも、川崎が最も模範としているやのリバプールとどう闘うか、そんなゲームがまた、観てみたい。
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