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サッカーを監督で観る   文科系

2019年04月17日 08時35分04秒 | スポーツ
 サッカーの強さは、というよりも野球などのように攻守が機械的に入れ替わらない集団球技では、強さの保証は何よりも監督。もちろん、相手比較である程度カネがあることもそれに継ぐ条件になるが、その理由はこういうことだ。

 何よりもまずこれ。世界的水準でカネがあるチームならば、メッシかクリロナがそこに行くよりも、グァルディオラかクロップが行く方が、世界一になる可能性が遙かに高いということである。
 次いでこの事。1980年代後半に登場したミランはアリゴ・サッキ監督とか、今のクロップとかのように、突然世界的強豪を生み出すような監督が出て来ることがある。

 ちなみに、この2人とも名選手ではなかったから、選手経験は関係ない。もっとも、名選手から名監督になる人もいる。クライフとか、グァルディオラがこれに当たるが、名選手が名監督になれるというわけでは全くない。

 そして、ここに来てやっと日本も世界水準の監督が育ってきたかと思う。その理由はこういうことだ。
 ヨーロッパで名を上げた監督や世界的名選手を呼んでいる中国チームを、日本が「改めて」負かすようになったことだ。鬼木、大岩、城福、長谷川、風間に、日本で育ったチェキジュ、ユンジョンファンの朝鮮人監督も、この水準に入るだろう。まだまだそれぞれ、偏りというか、アジアという地方性があるのは仕方がないことだが、彼らはヨーロッパに行っても一定観察、分析、対策の時を与えられれば立派にやれるはずだ。それだけの総合的チーム分析力と、対策練習方法を身につけていると確信するのである。

 ちなみに、日本のサッカーファンはJ派と西欧・南米派とに分かれるようだが、これはアホらしいことだと、僕は観てきた。前者は我がチームだけ、後者は「高度なサッカーが観たいから、日本など・・・?」。

 先のロシアW杯ベルギー戦に見えたように、日本は10年もしないうちに西欧に追いつく。選手でこれを示しているのが、このような方々である。
 はじまりがヒデと小野で、最近では、長谷部、長友、内田、岡崎、香川、吉田、中島、酒井宏樹・・・・。ヒデを見習った日本得意の攻撃的中盤、俊輔、遠藤、小笠原、本田、憲剛もこの水準に入るはずだが、それぞれ時と場に恵まれなかった。

 日本選手の世界水準化に、日本人監督の世界水準化がやっと追いついてきたということだろう。
 
コメント (3)
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