保守系の人は何故アメリカの原爆投下について、抗議の活動をしないのでしょうね。
ロバート・ジョセフ核不拡散担当特使(前国務次官)が7月3日、米国とロシアの核エネルギー利用と核軍縮における協力についての共同記者会見で述べた言葉だ。「原爆投下で20万人が死亡した。技術の非常に無責任な利用だったと思うか?」と問われ、
「原爆の使用は、連合国側の数十万の生命だけでなく、文字通り何百万もの日本人の命がさらに犠牲になるかもしれなかった戦争に終わりをもたらしたということに、ほとんどの歴史家は同意すると思う」と述べた。久間前防衛相の発言問題と直接の関連がある訳ではないが、従来の米国の原爆投下についてのスタンスが改めて示された形で、日本国内に波紋を広げた。
ところが政府は閣議で原爆問題について下記のような見解を示したそうだ。日刊スポーツによれば。
「政府は10日の閣議で、広島、長崎への原爆投下について「米国に謝罪を求めるよりも核兵器のない平和で安全な世界を目指して現実的かつ着実な核軍縮努力を積み重ねていくことが重要である」と、今後も米国に抗議しないとする趣旨の答弁書を決定した。
日本政府がこれまで米政府に抗議したことがあるかどうかに関しては「先の大戦後に直接抗議を行ったことは確認されていない」とした。原爆投下そのものは「極めて広い範囲にその害が及ぶ人道上極めて遺憾な事態を生じさせた」と批判した。
久間章生前防衛相が原爆投下を「しょうがない」と発言したことに絡み、社民党の保坂展人氏や辻元清美氏らが提出した質問主意書に答えた。久間氏発言に関しては「原爆投下を是認するとの趣旨で発言されたものでない」と釈明した。」
さてこの経過を考えると、
ハッキリと言えば、この国に原爆を落とした側が、大ウソをついて、これほどの大量虐殺を正当化するような発言をした時に、すぐに対応して謝罪と発言撤回の要求もできないような総理大臣など、この国のリーダーとしての資格があるとは思えない。
ロバート・ジョセフ核不拡散担当特使(前国務次官)が7月3日、米国とロシアの核エネルギー利用と核軍縮における協力についての共同記者会見で述べた言葉だ。「原爆投下で20万人が死亡した。技術の非常に無責任な利用だったと思うか?」と問われ、
「原爆の使用は、連合国側の数十万の生命だけでなく、文字通り何百万もの日本人の命がさらに犠牲になるかもしれなかった戦争に終わりをもたらしたということに、ほとんどの歴史家は同意すると思う」と述べた。久間前防衛相の発言問題と直接の関連がある訳ではないが、従来の米国の原爆投下についてのスタンスが改めて示された形で、日本国内に波紋を広げた。
ところが政府は閣議で原爆問題について下記のような見解を示したそうだ。日刊スポーツによれば。
「政府は10日の閣議で、広島、長崎への原爆投下について「米国に謝罪を求めるよりも核兵器のない平和で安全な世界を目指して現実的かつ着実な核軍縮努力を積み重ねていくことが重要である」と、今後も米国に抗議しないとする趣旨の答弁書を決定した。
日本政府がこれまで米政府に抗議したことがあるかどうかに関しては「先の大戦後に直接抗議を行ったことは確認されていない」とした。原爆投下そのものは「極めて広い範囲にその害が及ぶ人道上極めて遺憾な事態を生じさせた」と批判した。
久間章生前防衛相が原爆投下を「しょうがない」と発言したことに絡み、社民党の保坂展人氏や辻元清美氏らが提出した質問主意書に答えた。久間氏発言に関しては「原爆投下を是認するとの趣旨で発言されたものでない」と釈明した。」
さてこの経過を考えると、
ハッキリと言えば、この国に原爆を落とした側が、大ウソをついて、これほどの大量虐殺を正当化するような発言をした時に、すぐに対応して謝罪と発言撤回の要求もできないような総理大臣など、この国のリーダーとしての資格があるとは思えない。
それは是認を意味するものではないのでしょう。
恐らく日本人固有の言い方です。
朝鮮人やシナ人みたいに恨みがましい事は言わないのを美徳としているのでしょう。
今更・・なあという感じなんでしょう。
負けは負けというある意味では潔いのでしょう。
武士道に関係してくるのでしょうか。
大陸国家と異なって、日本は、戦争慣れしていなかったのでしょう。
従軍?安婦問題でもそうでしょう。日本人の娼婦も居たでしょうが、訴える事はしないのです。
アメリカに占領された時の慰安婦で、アメリカを訴えた人を聞いた事がありません。やはり慰安婦は恥だという精神があるからです。でも当時、アメリカ兵の慰安婦なったにはそれなりの理由があったからでしょう。だから守るさん、今度は、落とされる側になってはいけないのです。あのシナの核弾頭に負けないよう、ましてや北朝鮮ごときに負けないように、例の核兵器準備完了宣言となるわけです。
いつまでも北朝鮮ごときに恫喝されていてはいけないのでしょう。
せめて守るさん、とにかく憲法九条の改正を急ぐべきです。いわゆる普通の国家にする事です。
守るさんも色眼鏡をつけずに、是非「あの大東亜戦争への道」をお考え下さい。何故、昭和のあの一時期だけを捉えて、日本を裁くのか、私には、わかりません。せめて明治前後に東アジアに起きていた歴史を紐解いて下さい。
また今、周恩来秘録も出版されています。文藝春秋社から・・。目下読んでいますが、記憶力がなくて往生しています。ついでに「中国はいかにチベットを侵略したか」(講談社インターナショナル)を読んでいます。中国共産党は、中華思想に固まった国という、そういう歴史の頚城から離れる事が出来ないのだと、私は思います。日本・朝鮮・ベトナム・インド・ロシアなどに負けないというか、優位であろうという意欲が強いと思います。いわゆる世界の覇権国家であろうと・・。
そういう国がすぐ隣にいるのです。日本は、朝鮮と異なり、中華文明圏から早く脱皮した国です。だからこういう立派な倫理性を持った国になったのです。
日本という国に誇りを取り戻して欲しいのです。
守るさんも・・・。では。
近藤様 さとうです。
日本政府は一応、抗議文は出しています。
この段階では、大日本帝国政府ではありますが。
「人類文化に対する新たなる罪悪」という点に立っている点で、評価できます。
ーー
米国の新型爆弾による攻撃に対する抗議文
前略
広島市は何ら特殊の軍事的防衛乃至施設を施し居らざる普通の一地方都市にして同市全体として一つの軍事目標たるの性質を有するものに非ず、本件爆撃に関する声明において米国大統領「トルーマン」はわれらは船渠(せんきょ)工場および交通施設を破壊すべしと言ひをるも、本件爆弾は落下傘を付して投下せられ空中において炸裂し極めて広き範囲に破壊的効力を及
ぼすものなるを以つてこれによる攻撃の効果を右の如き特定目標に限定することは物理的に全然不可能なこと明瞭にして右の如き本件爆弾の性能については米国側においてもすでに承知しをるところなり。
また実際の被害状況に徴するも被害地域は広範囲にわたり右地域内にあるものは交戦者、非交戦者の別なく、また男女老幼を問わず、すべて爆風および幅射熱により無差別に殺傷せられその被害範囲の一般的にして、かつ甚大なるのみならず、個々の傷害状況より見るも未だ見ざる惨憺なるものと言ふべきなり
。
中略
米国政府は今次世界の戦乱勃発以来再三にわたり毒ガス乃至その他の非人道的戦争方法の使用は文明社会の輿論により不法とせられをれりとし、相手国側において、まづこれを使用せざる限り、これを使用することなかるべき旨声明したるが、米国が今回使用したる本件爆弾は、その性能の無差別かつ惨虐性に
おいて従来かゝる性能を有するが故に使用を禁止せられをる毒ガスその他の兵器を遥かに凌駕しをれり、米国は国際法および人道の根本原則を無視して、すでに広範囲にわたり帝国の諸都市に対して無差別爆撃を実施し来り多数の老幼婦女子を殺傷し神社仏閣学校病院一般民衆などを倒壊または焼失せしめたり。
而していまや新奇にして、かつ従来のいかなる兵器、投射物にも比し得ざる無差別性惨虐性を有する本件爆弾を使用せるは人類文化に対する新たなる罪悪なり。帝国政府はここに自からの名において、かつまた全人類および文明の名において米国政府を糾弾すると共に即時かゝる非人道的兵器の使用を放棄すべきことを厳重に要求す。
朝日新聞』昭和20年8月11日
政府は新聞紙上で抗議をしていました。
言葉もありません。
江藤淳でしかた、何も広島や長崎二発も落とす事は、無かったと、落とすなら、無人島あたりに落とせば良かったと・・言っていました。
広島型より長崎型の方が違う原料で作られたより強力なものだと言われています。
日本も原爆の破壊力への知識もあった訳ですし、更に全国への空爆もありましたからから・・。私も同感です。
それにポツダム宣言の発表後の二か月後ですし・・。
講和の意思は、スイスやソ連に働きかけていたわけですから・・。
その意味で、アメリカは、原爆投下による、人体における原爆の威力を見てみたいという欲求があったのでしょう。以前、この所でもお話したかもわかりませんが、万歳突撃を日本兵がしたと言われていますが、白旗を掲げて出ていっても、射殺されたと言われています。結果、万歳突撃になったとも・・。
ですからこれらが事実とするなら、本来アメリカは、大量虐殺や捕虜殺害の戦時裁判で裁かれるべきでした。ただそれにしても「二度とあやまちは繰り返しません」という広島の碑はいただけません。この主語は本来アメリカです。
守るさん、所で極東軍事裁判については、どう思われていますか?その所見を伺いたいのですが・・。