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ここまでのグラ(20) 対柏戦  文科系

2008年07月14日 10時37分13秒 | スポーツ
12日、柏に勝ったのは大きい。鹿島(6月29日に観戦記を投稿)、新潟(同7月7日)に負けて、新潟戦観戦記の文末にはこう書かせていただいたが、そういう意味があるゲームだったから。

【 さて、次は中6日で7月12日の柏戦だ。現在3位に上ってきた絶好調の相手。毎年夏場に弱いグランパスだけど、今年はそれがどう変わったか。今年の「変貌」が本物か否か、しっかりと確かめられる最高の試金石だろう。
「疲れていないグランパスに、絶好調の相手!」 】

こういうゲームに勝ったのは大きい。しかも1対0の大接戦だった。
双方ともに、シュートがバーやポストをたたき合って、手に汗握る心ひやひやの良いゲームだった。決定機は同じぐらい。シュート数が14対13だから。
得点はこんなふう。直前に、左小川、右マギヌン、正面右ヨンセンと横ジグザグにパスが渡った時はほれぼれした。ヨンセンのシュートは、それをそのまま右でシュート・フェイントを一瞬入れて、左に大きく置き換えた後のシュートだった。上手いもんだ。

バーやポストに当たることが多いゲームは、偶然もあるが、偶然のように見える必然もあろう。例えば「DFの最後の一歩、粘り」。相手シューターに体を寄せようとするだけでもシュートの余裕をなくせる。日本人はシュートで特に緊張するからなおさらだ。こうして、DFの最後の1歩によって、相手得点がバーやポストに変わることに。ドイツはこれが凄いから負けないんじゃないか。このことはオシムが凄く強調したこと。
こう強調し続けてきたチームで、相手のバーやポストが多ければ、接戦勝利は偶然じゃなくて必然ということだろう。
なお、ヨンセンの得点時は、シュート・フェイントで敵の腰が砕けて、誰も付いて行けなかった。彼は「敵DFの最後の一歩を避ける」ことをいつも考えているようだ。落ち着いてシュートを打てる冷静なシューターなのだろう。

先発メンバーに藤田と増川が入っていた。いつもはそれぞれマギヌン、バヤリッツァの場所に。そして、頑張った藤田は後半マギヌンに代わった。中村直志も後半に中谷に、玉田は杉本に代わった。味方を休ませながら勝っていくことは、例年弱い夏場に向けて、極めて大きな意味を持つことだと思う。

昨日鹿島が勝って、グラは3位。Jリーグ全体として僅差だが、グラを除いては常連のチームが、いよいよ上位に並んできた。中村直志のように「(酷暑時にも)DFの最後の一歩」に皆が努めれば、夏場のグラの見通しも明るいと思う。
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2 コメント

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ありがとう (文科系)
2008-07-15 23:16:28
小悪魔さん、ありがとう。確かに間違い、何で中谷っていったんだろうかと、自分でも分からないぐらい。

中谷ってもうドラにいなかったよね。ゲームも見ていたのに恥ずかしいことです。
また思い起こせば、山口と中谷って全く似ていないよね。一方はぽちゃっとした短い顔で、他方は骨っぽいやせ気味で、ちょっと長い。甚だしい勘違いで、歳と言うしかありませんね。

コメントをくださったこととともに、この訂正に重ねてお礼を言います。

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訂正を♪ (小悪魔☆)
2008-07-15 22:49:16
文科系さんこんばんは♪
ひとつ訂正をさせてください。

直志と交代したのは山口です。

磐田戦も『皆でスーパーハードワーク』で
勝ちきりましょう!

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