この実現を望む。今この停戦は、これしかない。アメリカからウクライナへの兵器提供がなければこの戦争は継続できない事態になっているからだ。国連がなんとか、この仲介をしてくれないかな。
『ドラギ伊首相、米ロ首脳の会談促す ウクライナ戦争終結に向け 5/12(木)
イタリアのドラギ首相は11日、ウクライナの戦争終結に向けた道を模索するため、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領が交渉を行う必要があるという見解を示した。10日撮影(2022年 ロイター/Leah Millis)
[ワシントン 11日 ロイター] - イタリアのドラギ首相は11日、ウクライナの戦争終結に向けた道を模索するため、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領が交渉を行う必要があるという見解を示した。 ドラギ首相は、10日にホワイトハウスで行ったバイデン大統領との会談では、平和への道は非常に複雑であるものの、戦争の終結に向けた方策を見いだすために、誰もが尽力する必要があるという見解で一致したと明らかにした。 ドラギ首相は「多くの可能性があるが、そこに至るまでには全ての同盟国が努力する必要がある。とりわけロシアと米国が交渉の席に付くことが必要だ」と語った。 また、ロシアが天然ガスの代金をルーブルで支払うよう求めていることについて、ルーブル支払いが欧州連合(EU)の対ロシア制裁に違反するかどうかは「グレーゾーン」と指摘。さらに欧州のガス輸入業者の大半がすでにロシア国営ガス会社ガスプロムにルーブル口座を開設しているとし、ガス供給の混乱を招くことはないという認識を示した。』
イタリア首相は、アメリカが世界各国に求めて来た「ロシアの、その資源による『戦争資金策』」を体よくダメになったよと告げつつ、この提案をしたのだ。バイデンも困っただろうな。最終的には、ゼレンスキーを加えて、国連とアメリカが仲介する形がなんとかできないだろうか。
〝忍者〟はいないのか。
戦争作戦解説ばかりでイタリア首相の動きが取り上げられない現状は政治の放棄でしかありません。
そうでなければ、アメリカが今なりふり構わずやっている自国物貿易の保護主義、ブロック経済圏形成などが全く理解できなくなります。これは、なんとしても中国に対して金融制覇国が巻き返しをはかろうという、その時間稼ぎと考えています。
このすべてに石油=ドル体制維持が結びついているのだ。