11月28日にここに「天にも昇る気持ち」と書いた。その26日に2ヶ月ぶりに走ることができたその喜びを。怖々と60分で 7.3キロに過ぎなかったが。なお、「その3」と「その4」は12月5日と13日に書いた。
不整脈で長年通ってきた医者の命令だから仕方がなかった。それでも諦めきれずに大病院で半日かけて精密検査を受けたら、「走ってよし」との許可。その末の7.3キロなのである。ウォームアップを以前の3倍ほど行うと脈の異常も出ないと発見できた。こんな実験、発見もなかったら、それ以降のこんな結果はなかったろうと思うと、またラッキー!と思う。それからのランニング日記は、こうなっている。もちろん、ハートレートモニターを着けて、脈拍数を常時把握しながらのランニングであることには、かわりはない。
11/30日ー階段昇降140往復、 12/4日ー65分8キロ、 8日ー70往復、 10日ー65分 8.3キロ、 12日ー65分8.5キロ、 (旅行で中断)19日ー70分9キロ、 25日ー60分 7.8キロ、 28日ー65分8.6キロ、1月3日ー65分8.2キロ、 6日ー65分9キロ、 10日ー65分9.2キロ
さて、昨日などは60分では(クールダウン歩行を抜いてということ)ウオームアップ歩行も含み8.6キロ、再開後最速である。常用スピードも時速9.6キロほどで、30分は続けられるまでになってきた。とても冷たい夜風の中を、満月を観ながらご機嫌でジムから帰ってきたものだった。この分ではまた時速10キロまではいくのではないか。もちろん、2年近く前の最後のレース10キロ54分に戻ることはもうできないだろうが、いったん諦めたものが戻ってきたのは、なんと言っても格別に嬉しいのである。
なお、この連載は今回で終わりとする。また思い出したようにランニングを続けている限りこれをご報告することはあろうが。読んでくださった方、有り難うございました。同好の士がいらっしゃったら、何かそういう反応があれば嬉しいのだけれど。