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「よたよたランナーの手記」(3)「走れて幸せ」の一話  文科系

2013年05月07日 06時01分32秒 | スポーツ

 4日の20時、息子が彼の彼女と初めての3人ご対面を設定してくれた。場所は近所のイタリアン。とても小さいけれど、近くの河合塾生たちなど知る人ぞ知る結構人気のあるトラットーリアだ。初対面の挨拶の後「お酒は飲めますか?」、と僕。以下「少しはいけます」「じゃ、ワインにします、それともスパークリングワイン?」「スパークリングワインがいいですね」。ということで、全く下戸の息子を尻目に二人でグラスを進めることとなった。そのなかで生まれた会話のひとつに、こんなとびきりの話がある。
「暇な時は何やってますか?」という僕に、「さー、何、やってるかなー?」と彼女。対して僕「僕はギターとかランニングやってますけど、何かしないと太りますよ」(因みに彼女、今は太っていない)。対して実に嬉しいお返事。「そー言えば、故郷以来の友達に誘われて名古屋シティーマラソンの10キロに出たことがあります」。「えーっつ! いつの話で、どれぐらいで走ったんですか?」「3年前に、1時間と15分くらいかな」。見事なものだと思った。とにかく1時間走れるというのだから、体を美しく引き締めうる第1の資格は十分! さて、ここから息子を脇に置いて二人でさらに盛り上がり、この後のメール交換も経てこんなデイトが成立した。
 5月11日土曜日15時から地下鉄吹上駅で待ち合わせて、吹上公園内の昭和スポーツセンターで一緒に走ることに。この土曜日も仕事が超忙しいはずの息子もにこにこしていたのが、今も目に浮かぶ。
 
 そんなわけで5日の僕のジムも、力が入ったこと。いつもの30分走で4.1キロと、心臓カテーテルアブレーション手術を挟んで3年ぶりほどのランニング再開以来、自己記録がほんのちょっぴりのことだが進んだ。いつものように時速7キロでウオームアップを始めてだんだん上げていき、最高9.5キロ時を5分ほど走ることができたか。このスピードでも心拍の低い時は150前後と、絶好調だったと言える。心臓の異常も相変わらず無い。ただいつものように、同じ速度で走りあっても心拍数が昔から人より20は多いのは良いことなのか悪いことなのか、これは僕には分からないことだ。

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1 コメント

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最近のこと (文科系)
2016-02-07 22:26:21
 こんな3年近く前のエントリーがベスト10に入った記念に、つい最近の二つのコメントを付け足しておきたい。いずれも、このエントリーに関連した最近の話だ。

『6キロ時30分 (文科系)2016-01-26 07:15:40 最近時間を見つけては、週2回程度はジムに通っているという43歳の息子が、昨日こんなことを告げてきた。
「時速6キロ程度だけど、30分は走れるようになったよ」
 これを聞いてどれだけ嬉しかったか。本当に、思わず拍手してしまった。この事柄の意味が十分すぎるほどに分かるからである。

 告げられた「走りの程度」は、ラン入門の最大関門を既に突破している。これは、時速9キロ辺りでも10分は走れないと言うよりも遙かに意味が大きい段階なのである。
 案の定、詳しく聞いてみたら体重が既に2キロ減ったということだし、これからはどんどん減っていくはずだ。どんなスピードでも30分走れれば、それをくり返しているとどんどんスピードが速くなり、30分が1時間へと時間もすぐに伸びていくもの。そして気付いてみたら、半年で時速8キロ1時間になっていたとか。つまり、脂肪が減っていく良循環が既に劇的に始まっている段階なのである。最近の体重2キロ減とか、何か「体温が上がって服が一枚減った」とかいうのは、「そんな春」を既に告げている段階である。

 こうして、こんなことを思ったもの。
 活動年齢が延びたね。風邪などへの抵抗力も増えたね。肩こり、腰痛などもなくなっていくだろう。なによりも、美容師としての格好が良くなる。などなど。
 息子が「同志」になったっていうのは、どうも特に嬉しいものだった。』

『仲間に話した (文科系)2016-01-27 01:58:37 同人誌例会が26日にあって、息子のラン現状をちょっと話してみた。ウオーキングとかジム通いとかに励んでいるご婦人たちに。皆さん大変興味があるらしく、乗ってきた事! そりゃそうだろう、普通の中高年女性にとっては、ご自分の活動年齢や健康、脂肪削減は重大事中の重大事である。これに興味がないような亭主たち、つまり中高年男よりもよほど健康な感覚、生活習慣を持っているという事である。

 そこで「片足爪先立ち、20回(両手が何かにつかまって良い。ただし、カカトを最も高く上げて、地面につかぬ程度に最も低くまで下げる)」の重要性とやり方を教えてみた。そしたら、ウオーキングをやっている人も含めて到底10回も出来ないのである。「フクラハギが攣る」という。みんながそんな自分自身に驚いていた。
 彼女らは明日から、「片足爪先立ち、20回」目指して、懸命に頑張っていくだろう。
(以下略)』
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