友人に出したメールをそのまま転載します。
【 しっかり見てきました。
今のグラはやはり、平凡なチームですね。20節までで、得点12位、失点11位のチームでした。集団球技は監督が第1という意味では、今のピクシーは平凡な監督というしかありません。
そもそも、サントスとブルザノビッチ二人を一度に出すなんて、今までの攻防連携練習の積み上げは一体何をやらせていたんだと言いたいですね。それで何か余程の変化が起こったならともかく、あんな凡戦なんだから、二人を出したのはもう思いつきだけというしかありませんよ。サントスはともかく、ブルザノビッチも含めて全体にぴりっとした所がない。川崎が攻撃のチームだから、それが特に目につきました。
攻撃時に、ボールを受ける動きが少ない、もしくは遅い。パスは遅い。だから当然、敵ゴール方向へのタテパスはなかなか出せないから、横やバックへのパスばかり。よって、点取り手段はアバウトなクロスだけね。
こういう味方のパスで防御練習をしているせいか、守備も甘い。敵をフリーにするわー、球際は緩いわー。よってボランチが下がりすぎになるわー、その前の空間が使われるわーと、もう大変。
こうして、まずよく走って、球回しが上手くかつ敵の球回しには厳しいチームには弱いということじゃないでしょうか。川崎、東京、弱い所でも千葉ね。それが特にグラのDFに表れるようです。
今日の2得点はジュニーニョですが、彼はグラのDF陣をまるで馬鹿にしているようでした。「いつでも点が取れるよ!」という感じね。それも「グラの最終DFライン上に並んでいればいつか裏を取れるし、DFのパスをカットしてもよいし、どっちかでね!」と、そんなことばっかり狙っている感じ。まーあの弱いディフェンス組織でゾーンディフェンスだけというのも、良い点取り屋にはやられるなーとそんなことも、観ていてずーっと感じていましたよ。なんせジュニーニョがボールを持つと怖いんです。対応するDFが一人だと先ず抜かれる。
結論、強くなりたかったら、監督を換えることです。】
【 しっかり見てきました。
今のグラはやはり、平凡なチームですね。20節までで、得点12位、失点11位のチームでした。集団球技は監督が第1という意味では、今のピクシーは平凡な監督というしかありません。
そもそも、サントスとブルザノビッチ二人を一度に出すなんて、今までの攻防連携練習の積み上げは一体何をやらせていたんだと言いたいですね。それで何か余程の変化が起こったならともかく、あんな凡戦なんだから、二人を出したのはもう思いつきだけというしかありませんよ。サントスはともかく、ブルザノビッチも含めて全体にぴりっとした所がない。川崎が攻撃のチームだから、それが特に目につきました。
攻撃時に、ボールを受ける動きが少ない、もしくは遅い。パスは遅い。だから当然、敵ゴール方向へのタテパスはなかなか出せないから、横やバックへのパスばかり。よって、点取り手段はアバウトなクロスだけね。
こういう味方のパスで防御練習をしているせいか、守備も甘い。敵をフリーにするわー、球際は緩いわー。よってボランチが下がりすぎになるわー、その前の空間が使われるわーと、もう大変。
こうして、まずよく走って、球回しが上手くかつ敵の球回しには厳しいチームには弱いということじゃないでしょうか。川崎、東京、弱い所でも千葉ね。それが特にグラのDFに表れるようです。
今日の2得点はジュニーニョですが、彼はグラのDF陣をまるで馬鹿にしているようでした。「いつでも点が取れるよ!」という感じね。それも「グラの最終DFライン上に並んでいればいつか裏を取れるし、DFのパスをカットしてもよいし、どっちかでね!」と、そんなことばっかり狙っている感じ。まーあの弱いディフェンス組織でゾーンディフェンスだけというのも、良い点取り屋にはやられるなーとそんなことも、観ていてずーっと感じていましたよ。なんせジュニーニョがボールを持つと怖いんです。対応するDFが一人だと先ず抜かれる。
結論、強くなりたかったら、監督を換えることです。】
変わりましたね。
去年は良かったのです。左右のクロス戦術が猛威をふるったのも事実だし、成果も上げていた。ですが、ダビに対する態度を再三ここで批判してきたように、あそこから不信になりました。そして、自分の目で全部を見たこのゲームです。上の通りの批判を持ちました。
去年の好成績と今年の不振のギャップは、今思えばこういうことなのでしょう。
去年は小川が化けた。これは最近の投稿に書いたとおりです。小川がいなかったら、去年の成績はなかったと思います。この小川に、ピクシーの影響があることも事実でしょう。これはピクシーの功績です。
さて、今年は去年と違う方針であったことが今ははっきりと分かりました。日本流対策を立てられて、それに適応するのに原則がぶれてしまった。ダビの扱いで、陣形と戦い方が代わってしまったことを言っているのですが、ここに書いてきたとおりです。
原則を大事にすると言い続けてきた割に一体どういうことだと思いましたし、それもここに再三書いてきたとおりです。
去年の高い評価と今年の低評価の差は以上の通りです。
さて「原則」ですが、原則確立には、フロントと監督の関係が大いに注目されます。
巨人の場合は、よくも悪くも、正力とナベツネが!これに対して、グラは?
ピクシーを招ぶことについては、何やかやあったと思われ、いわゆる「責任問題」なるものの処理をどうするか!
以下の言葉、言い得て妙と唸りました。
「思わず、長島クンが監督になったばかりの頃と、四番バッターを揃えたジャイアンツを連想してしまいました」
そう、ピクシーの今は、長島が鳴り物入りで監督になって、失敗したときに似ていますね。「グラ、ピクシーの原則」にとって欠かせなかったはずのヨンセンを出して、「選手たちの監督不信」につながるだけであったダビの起用。そして今度は「点が取れるMF」というだけの理由に見えるブルザノビッチを連れてきたこと。サントスは、代わりがいないという意味で最大の鉄人・功労者・阿部の位置ですが、阿部のこんな役割はサントスに果たして、できるのでしょうかね。阿部のグラにおける最大の役割は、フィードが下手なD陣において唯一最高の「前線へのパスの出し手」だったのですがね。
グラのフロントは、昔から金だけ使って駄目ですが、金を出す奴らはもう黙っていた方がよい。金を使うなら、実績のある監督を呼べといいたい。今のグラに、シャムスカが来たらすぐに立て直しますよ。
しかし今監督を交代することが本当にグラの未来にとって良いことでしょうか?
ピクシーはやると決めたことは絶対に諦めずに実行してきた人で、その頑固さを持ったままグランパスに帰ってきてくれました。
そんなピクシーのことだから、現状の失敗などむしろ絶好の成長の糧として劇的に変わってくれることを期待してしまいます。
2年後3年後のグラを思うと、今優秀な監督を連れてくるより、後のピクシーに賭けたほうが希望が持てると僕には思えるのです。
大分は今年の成績不振から、未来ある監督を手放してしまいました。おそらく数年後、このことを大きく後悔するのではないでしょうか。
グランパスのいちファンとして、同じ道を歩んで欲しくはないです。
ご応答、ありがとうございます。それも、十分聞くべきお言葉とは思いました。シャムスカのことは特に。
ピクシーのことも、当然そういう考え方はあると思います。「監督として、育てる」という考えかたですね。でも、期間限定がいるのでは?
さて、限定期間を付けるとすると、成長の可能性論議になりますね。僕の見解は、これが少ないというものです。
ダビに言うことを聞かせられなかった。そこで、自ら重視した原則を崩してしまった。「DF-FW間の距離を短くして、良い守備から良い攻撃を」「よく走って、パスを通すポゼッションサッカー」などがその中心です。この原則崩しによって選手からの信頼を損なってもいるとも思います。そう考えているから、上のことは書きました。
でも短期間でこれらを直してしまう可能性はありますね。だから、ご意見は分かります。かれが「大事な失敗からはすぐに学べる人」であることを、僕も期待したいです。