
がんと闘い続け、闘病の様子を感動的な「近況報告」として投稿くださっている「へそ曲がり氏」の奥様より、今回の病院内での語る会の経緯についてのメールをいただきましたので感想とともに語る会での写真を紹介します。
へそ曲がりさんは、去年の7月よりこのブログに参加されましたが、登場早々の7月7日の「ミサイル騒動の情報操作が怖い」の投稿に27ものコメントが寄せられ激しいやりとりとなった事でまず驚かされました。それ以降「保守系さん」などとの熱のこもった論争で具体的な資料を提示する精密さに感心しました。
ところが、10月にはがんの宣告と手術で闘病生活に入られました。しかし、それ以降も小康状態となれば、戦争体験・戦争責任・病状の報告など次々と投稿していただきました。
本人が言われるように、進行がんとの苦しい戦いの中でいつもこのブログの事を忘れずに、病床にあって奥様がプリントアウトし届けられる記事を楽しみにしてみえました。そして一日も早く投稿の常連として復帰することを願ってみえました。
しかし、最近では発熱や食事が通らない事で体力の消耗も激しく気力も萎えがちだったそうですが、今回の投稿のように「戦争体験を語る」というチャンスに恵まれ、積極的に挑戦されました。
ベッドに持ち込んだノートパソコンを抱えて、看護士さんや奥さんが心配するほどの気力で原稿に取り組まれたそうです。
今回の語る会では20人をこえる病院関係者が参加されました。そして氏の1時間に及ぶ語りに聞き入ってみえたそうです。
そして最後に「私は、最低三年間は生き続けるつもりです。あの国民投票にNOを投票するまでは。」という言葉で結ばれたそうで、看護士さんには涙浮かべる方も見受けられたそうです。
そして、会の後は疲れは隠せなかったけれど、顔は晴れ晴れとした達成感と充実感に満ちた表情で、久しく見られなかった笑顔が素敵だったそうです。
今回のへそ曲がりさんの体験をお聞きして、深く考えさせられたことがあります。それは
特にがん治療に必要なものは、最新の医療技術以外に「生き甲斐」を保障するという治療だということです。
今回のことでも分かるように、本人の生きる強い意志を支えるようとする、奥さん(家族)の励まし、そして患者の「生き甲斐」を保障しようとする治療スタッフの理解と協力が何より必要です。
へそ曲がりさんは、とても幸せであると感じました。現在このように積極的に患者の「生き甲斐」まで保障しようとする医療機関は多くありません。
最後に、その「投稿」と「生き様」で我々のブログの投稿者、読者に感動を与えてくださった「へそ曲がり氏」及び奥様、医療スタッフの皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
へそ曲がりさんは、去年の7月よりこのブログに参加されましたが、登場早々の7月7日の「ミサイル騒動の情報操作が怖い」の投稿に27ものコメントが寄せられ激しいやりとりとなった事でまず驚かされました。それ以降「保守系さん」などとの熱のこもった論争で具体的な資料を提示する精密さに感心しました。
ところが、10月にはがんの宣告と手術で闘病生活に入られました。しかし、それ以降も小康状態となれば、戦争体験・戦争責任・病状の報告など次々と投稿していただきました。
本人が言われるように、進行がんとの苦しい戦いの中でいつもこのブログの事を忘れずに、病床にあって奥様がプリントアウトし届けられる記事を楽しみにしてみえました。そして一日も早く投稿の常連として復帰することを願ってみえました。
しかし、最近では発熱や食事が通らない事で体力の消耗も激しく気力も萎えがちだったそうですが、今回の投稿のように「戦争体験を語る」というチャンスに恵まれ、積極的に挑戦されました。
ベッドに持ち込んだノートパソコンを抱えて、看護士さんや奥さんが心配するほどの気力で原稿に取り組まれたそうです。
今回の語る会では20人をこえる病院関係者が参加されました。そして氏の1時間に及ぶ語りに聞き入ってみえたそうです。
そして最後に「私は、最低三年間は生き続けるつもりです。あの国民投票にNOを投票するまでは。」という言葉で結ばれたそうで、看護士さんには涙浮かべる方も見受けられたそうです。
そして、会の後は疲れは隠せなかったけれど、顔は晴れ晴れとした達成感と充実感に満ちた表情で、久しく見られなかった笑顔が素敵だったそうです。
今回のへそ曲がりさんの体験をお聞きして、深く考えさせられたことがあります。それは
特にがん治療に必要なものは、最新の医療技術以外に「生き甲斐」を保障するという治療だということです。
今回のことでも分かるように、本人の生きる強い意志を支えるようとする、奥さん(家族)の励まし、そして患者の「生き甲斐」を保障しようとする治療スタッフの理解と協力が何より必要です。
へそ曲がりさんは、とても幸せであると感じました。現在このように積極的に患者の「生き甲斐」まで保障しようとする医療機関は多くありません。
最後に、その「投稿」と「生き様」で我々のブログの投稿者、読者に感動を与えてくださった「へそ曲がり氏」及び奥様、医療スタッフの皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。


そのお力をお借りして 先日かけがえのない時間を与えられました。
かわいい封筒二通を枕元にそっと残して 手術室に入っていった日が遠く感じられます。
私は 癌ならば ガンセンターで現代医学の最高の恩恵を受けたく思っていましたが、主人は宣告を受けるや 「僕はここでー」と、”私たちは戦争には手を貸しません”と宣言しているこの病院に命を預けました。 そして 即 入院.手術となり つまのは自分の命を守り 今日の時間をむかえています。
日々の暖かく丁寧な治療だけでなく、現代医学の三大療法(手術・抗癌剤・放射線)だけでは守りきれない現場にあって、“身体と生命を全体として捕らえていこう”とする免疫療法へもの関心を向けてくださり、患者の希望に沿い暗中模索ながら かなりのお手数をお掛けする丸山ワクチンを術後すぐに始めていただきました。
また 新たな動きになっている統合医療(東西医学の統一)を志向している病院から取り寄せる漢方的な機能食品の使用も許可していただき 共に見守ってくださっているこの柔軟性が力になってきています。
家族も命がけですので セカンドオピニオンの申し出もいたしましたところ 「僕もしりたい!」と積極的に膨大な資料と詳しい経過報告を用意していただきました。現在の化学治療科の若い先進医師から その姿勢と技術に感心したコメントをいただき、その後 主治医と患者は より信頼と確信を強めました。
そして まもるさんが評価してくださった患者の生きがいに沿う治療に発展しました。医師と患者の共同作業としての治療の大切さを痛感しています。
体力と気力を充実させ、やはり抗癌剤の新薬TS-1にも掛けてみようと そのプロセスに入っています。まずは 国民投票への参加をめざし 幾つもの山を がんばらないけどあきらめない の自然体で 高額の治療費未払いをもかかえながら 地域医療発展のためにがんばるこの病院に依拠して 実はかなりお臍の位置は確かな主人と共に生き抜いていきます。
益々の闊達な論議を期待してやみません。
取り急ぎのお礼にて。
へそ曲がりさんが千里眼さんとともに現れて、このブログがいっそう楽しくかつ有意義になりました。そのころから僕は、昔から参加しているあるホームページを欠席し、このブログに専心という感じになったようです。
千里眼さんが書けなくなった現在、へそ曲がりさんが頑張っておられることが、どれだけ貴重なことか。身に染みて感じている昨今です。
「人がいなくなる」ということ、その本当の意味は、いなくなってしか分からない。そのことを(生者必滅会者定離は僕もおおいに実感してきたことですが)今、千里眼さんで痛感している真っ最中です。僕はこのブログの千里眼さんしか知らないからです。
へそ曲がりさんがここに書き続けていることはこうして、僕にとっても貴重な生き甲斐なのですね。細々とでもどうか長く続けられることを。心から希望します。